カテゴリー:季節
2008年09月25日
【 かぼちゃの入ったパウンドケーキ -かぼちゃの花-】
SELVAから歩いて数分のところにあるサロンで
友人にフェイシャルマッサージをしてもらった。
彼女は、大学を卒業してから高校で教壇に立ち、
その後 ブライダルプランナーとして転職、結婚を
機に退職して、現在は 事務の仕事を週に数日、
あとは顧客のスケジュールと相談しながら 自然派
化粧品のサロンでも働いている。
3歳下の彼女とは、彼女が高校で働いているときに
知り合って以来の仲良し。
しょっちゅう会うことはできないけれど、何かあると
当時の仲良しで集まって食事をしたり旅行をしたり。
さすがに32歳にもなると、至近距離で すっぴんを
晒すというのは、いくら相手が友人であっても抵抗が
あるものだ。やや緊張してサロンのドアを開けた。
夏にランチを共にして以来だったから、それほど
長い期間 会っていないわけではなかったのだけれど
彼女は 華やかなローズ色のメイクで、美しいという
形容が ぴったりなたたずまいだった。
彼女が入籍してから約7ヶ月、結婚披露宴を来月に
控えているからというのも その理由のひとつだろう
けれど、それを差し引いても 彼女は明らかに美しく
なっていた。
「‘先生’だった頃とも、プランナーだった頃とも、
違うね。すごく綺麗になった。」
と、素直に感想を述べると、彼女は微笑んで答えた。
「 やっぱり この仕事を始めて、 人にアドバイスをする
立場なんだ、って自覚する分 気をつけるようには
なったかな。私の肌は一生 私のモノなんだ、って
思って大事にするようになった。」
丁寧に肌の汚れを落として、肌の奥にまで届くように
化粧水をしみ込ませるだけで、日頃 ろくに手入れを
していない私の肌も ワントーン明るくなった。
ヒーリング音楽の中 スクワランオイルでマッサージを
してもらったら、開ききっていた毛穴も 目立たなくなった。
忙しいからと、自分で自分をいたわってケアする時間まで
惜しんでいた私は、その分 大切にしたくなるような自分を
どこかに置いてきてしまったんだろうな。
今日を境に 少しは 女としての自分を大切にいたわって
ケアできる余裕を作らなきゃ。
マッサージの後 彼女が淹れてくれたコーヒーに添えて
あったのが、パウンドケーキ。
小さな ひとくち半サイズのパウンドケーキだけれど、
ずっしりとかぼちゃが詰まっていて食べ応えがある。
コーヒーとも よく合っていた。
「これ おいしい。どこで買ったの?」
「かぼちゃの、花。」
「すごくおいしい。帰りに買って行こうっと。」
それで 今 ここにあるのが、このパウンドケーキ。
小さな ひとくち半サイズのパウンドケーキだけれど、
ひとくちで食べるなんてことは、しない。
大切に 噛みしめるようにして頬張ると秋の味がする。
秋の夜長は 自分のために使っていいよ、という
応援歌にも似た 滋味深い味がする。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 かぼちゃの花 》 1階
パウンドケーキ 150円
かぼちゃがぎっしり詰まっています。
緑茶にも紅茶にもコーヒーにも合うおいしさ!
個包装されているので、ちょっとした差し入れにも良さそう♪
2008年09月13日
【BAEタンブラー ゴールド -スターバックスコーヒー-】
BAE、というのは『ブラックエプロン エクスクルーシブ』の
略で、スタバで不定期に販売される希少なコーヒー豆だという。
このタンブラーは、そのBAEのパッケージをデザインしたもの
だそうで、黒い模様の下から ちらっと見えるゴールドが、なんとも
ゴージャス。
ハロウィンやクリスマスを控えた これからの季節にぴったりな
色合いのタンブラーは、うんと大きく感じるグランデサイズ。
笑顔の可愛らしい店員さんにホワイトチョコレートモカを入れて
もらったのだけれど、さすがグランデサイズ!家に着くまでの間に
飲み終えることは できなかった。
敬老の日を最終日に控えた この三連休。
特別養護老人ホームでのボランティア演奏会の予定が入っている。
今日は その初日。
私の‘語り’と、友人のフルートの演奏のコラボレーション。
いわゆる‘老人ホーム’を訪ねたのは 初めてだったのだが、
清潔なフローリングの床や 窓のたくさんある明るい室内、若い
介護スタッフの明朗さなど、もともと持っていた‘老人ホーム’の
イメージを 良い意味で裏切られた1日だった。
演奏会では、『花さき山』(斉藤隆介 作・滝平二郎・絵)の絵本を
そのまま映像にしたものを大きなスクリーンに映し出したりもして
目でも耳でも楽しめるように考えたので、目の見えづらくなった
お年寄りや、耳の遠くなったお年寄りにも喜んで頂けたと、施設の
方から聞いた。
基本的に、声を使う時には 飲み物を必ず持参するのだけれど、
ゴミが出るのは申し訳ないので、必ず タンブラーに入れていく。
今日の この演奏会には、さっそく このタンブラーを持って行った。
ふわっとしたオフホワイトのシフォンブラウスと、黒のパンツという
服装にも しっくり馴染むデザインで、素敵な買い物ができたと
心から思った。
さて、今日 演奏(語り)をした『花さき山』、私が初めて出会ったのは
小学生低学年の頃。 担任の先生が読んでくださったのを憶えている。

― この花は ふもとの村の にんげんが やさしいことを ひとつすると
ひとつ さく。― (本文より)
わりと ませた子どもだったから、ほんとうに‘花さき山’があるとは
思わなかったけれど、とても胸を打たれた物語だ。
この頃は 書店でも、どこか洋風な絵本が幅を利かせている。
いかにも‘和’な感じの、黒地に鮮やかな色の切り絵は、きっと今ドキの
子どもには、ウケないんだろうけれど、ほんとうにこれは名作だと思う。
私が子どもを育てるようなことがあったら、絶対に この絵本は私自身で
読み聞かせてあげたいと思う。
そして、‘花さき山’に限らず 多くの山や川や、街が ゴミであふれる
事のないように、極力 ゴミを出さないという意識を持ちたいと思う。
仙台市でも、10月から ゴミを出すのが 事実上 有料になるわけだし。
地球に ‘やさしいこと’、積極的に 取り組んでいきたい。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《スターバックスコーヒー》 2階
BAEタンブラーゴールド ¥1,500
16oz(470ml)
黒い模様の下からゴールド色が透けて
ゴージャスに見えます。
2008年08月31日
【 32歳の誕生日 -TIME&TIDE-】
今日で8月も終わり。
2008年の3分の2が終わってしまった。
SELVAでは、エスカレーターに乗って ふと
壁を見ると『今月は休まず営業します』の文字。
1月1日まで、SELVAは ずっとお休みナシ
なのは、とてもありがたい。
8月20日、SELVAのお休みの日は 私の32歳の
誕生日だった。
ハッピーバースデイの歌を歌ってくれるような彼氏も
なく、普通に働いた普通の1日で せいぜい職場の仲間が
「プレゼント!」とか言いながら、頂き物のお菓子を
回してきたり 使いかけの(!)消しゴムをくれたりした
くらいだったけど。
でも、その週末。
ゴハンを食べに行こう、と誘われて 職場の仲良し
5人で裁判所近くのイタリアンのお店に行ったら、
それは なんとサプライズのバースデイパーティーだった。
私は マナーモードにした携帯電話の振動が他の人に
伝わるのが申し訳なくて嫌で、デスクの上には必ず
タオルハンカチを畳んで敷いて携帯電話を置いていて、
その隣にはコースターを敷いてスタバの2008年版
SAKURAタンブラーを置いている。
これは私なりの、仕事をしやすい配置なのだけれど、
誰にも話したことは ないのに、皆は それに気づいて
いたようで、「おめでとう!」の声とともに 可愛く
ラッピングされたタオルハンカチとコースターと
タンブラーのセットをくれた。私の大好きなピンク色で
統一してあるそれは、いかにも私の好みそのもので、
とても感動した。
「私の好み、なんで知ってるのー!?」と思わず叫ぶと
まだあるんだよ、と差し出してくれたのはピンクの薔薇と
かすみ草の花束。
今の職場に異動してから4ヶ月しか
経たないのに、こんなにも
良くしてくれる仲間に恵まれたことに
深く感謝した。
驚きと喜びが強すぎて涙も出ないし、
ありがとうの言葉もしばらくは声に
ならなかった。
働くっていうことは‘傍を楽にすること’
なんて言うけれど 私は皆に こんなに
嬉しい気持ちを貰っているんだと
身体の芯まで 感動が染み込んだ。私は初めて行ったレストランだったのだ
けれど、オーナーシェフからも小さな花束を頂いて、23時に閉店した後も
しばらく貸切にして頂いて、楽しい夜は あっという間に過ぎていった。
さんざんスパークリングワインを飲んだというのに
二日酔いなんて全くなく 爽やかな朝を迎えた。
「こんなに嬉しい気持ち、どうやって お礼をしよう・・・」
と呟いた時、じゃぁ 次は1月に また このレストランで
バースデイパーティーをしよう、だから余計な気は遣わないで
って言われたのだけれど、そんなことじゃ 私の気持ちは
収まらない。さっそくSELVAに向かった。
さんざん悩んだのだけれど、お礼のプチプレゼントは、
「はらぺこあおむし」のメモ帳に、決定。
乾杯の時に「貪欲に上を目指して働く よるみちには
いつも学ばせてもらってる」と言ってもらったことを
受けてのセレクト。
私は あおむしみたいに、ほんのちょっとずつしか
前に進めないけど 皆から貰う元気が いつも お腹と気持ちを
いっぱいに満たしてくれているんだよ、という気持ちを込めて。
週明け。
デジカメで撮った写真を現像して、お手紙と一緒に この
プチプレゼントを 皆のデスクに置いてまわった。
出勤してきた皆が、こんなに可愛いメモ帳、いったい どこで
売ってるの?と訊いてきたけれど、内緒。
職場の いろんな人のデスクに‘○○さんからtelあり’とか
‘××の書類 不備でした’とか‘今日のランチは食堂ね’
っていう はらぺこあおむしのメモが置いてあるのを見ると
楽しかった夜を思い出して くすっと笑っちゃいたくなる。
彼氏との甘いバースデイも良いけど、あんなふうに過ごすのも
全然 悪くないと思っている。
もちろん、素敵な彼氏は募集継続中だけどね。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 TIME&TIDE 》 4階
はらぺこあおむし のメモパッド 399円
こんなに小さく安いものなのに、店員さんが
嫌な顔ひとつせずに可愛くラッピングしてくれました。
2008年08月18日
【 ためして あたしンち -八文字屋-】
短いお盆休み。
8月14日から8月16日まで、実家に泊まった。
実家の すぐ近くにアパートを借りているから、
夜は自分のアパートに帰るのがほとんどで、この
5年間のうち、実家に泊まったのは ごくわずか、
片手で数えて足りるくらい。
ひとり暮らしを始めてからは、「せっかくの夏休みを
大好きな彼氏と過ごしたい!」と思っていたから、
実家に帰ったりお墓参りに行ったりしても、
アパートに帰って彼氏を待つことばかり考えていた。
今年は、一緒に過ごす彼氏なんて いないから、
ただひたすら、実家で両親と妹と過ごした。
妹は、ここ数年 特定の恋人は いなかったのだけれど
帰省する数週間前に知り合った彼と つきあい始めた。
「一般的な、ラブラブのカップルとは 違うの。」
なんて言っていたけれど、ひっきりなしにメールを
受信している携帯電話が、2人の関係を物語る。
お墓参りをしたり、郊外の ちょっとお洒落な
ログハウス風のレストランに連れて行ってもらったり、
蓮のたくさん浮かんだ沼を舟で渡ったり、父にパソコンの
使い方を教えたりという ありふれた日常や、好物ばかりが
並ぶ食卓を うんと満喫して、17日の夜に、私はアパートに
帰ってきた。
部屋を片付けないまま実家に帰ってしまったので、
乱雑な部屋を眺めて途方に暮れながら、買っておいた
漫画本をパラパラと捲った。
けらえいこ氏の『あたしンち』は、読売新聞の日曜版に
掲載されている漫画で、父 ・ 母 ・ 長女の「みかん」 ・
長男の「ユズヒコ」の4人家族について、主に描かれている。
登場人物の「母」が、うちの母に そっくりだとか、
主人公の弟の「ユズ」が笑えるとか、主人公「みかん」の
要領の悪さが私に似ているとか、毎週日曜日、実家に
いる頃は 母と よく笑ったものだ。
父は、“漫画なんて、くだらない”と苦々しい顔で
私たちを見ていたっけ。
この『ためして あたしンち』には、これまでの作品の
中から選りすぐりのものが載っている。
爆笑、とまでは いかないが、ちょっとくすっと笑える
作品ばかり。
ひとりでベッドに寝転びながら にやにやして読んでいた。
でも、「No.19」のお話は ちょっと違った。
高校生の「みかん」は友達と過ごす、父は仕事、ということで
クリスマスを家で過ごすのは母と「ユズ」だけ。
「ユズ」は、虚しく感じるから派手なクリスマスは嫌だと
言うのだが、夕飯の買い物に出かけた母は、賑やかな
商店街を歩いているうちに、家族皆でワイワイ過ごした
クリスマスが脳裏をよぎり、つい派手な いつものクリスマスと
同じように準備してしまったというお話。
母は子供たちが幼かった頃のクリスマスを振り返りながら
家族皆が揃わなくなり、派手なクリスマスの必要はないと
言われた今年のクリスマスを思い、「それだけ子供たちが
大きくなったってことかな」と呟く。
思わず泣いてしまった。
もしかしたら、今までのお盆も クリスマスも、うちの
両親は同じように感じていたのだろうか。
大人になって、すこしずつ親離れをする過程で、私は一度も、
両親のほうを振り返ることなく歩いてきてしまったのか。
“親離れ”は、あたりまえのことなのだろうけれど、
もうすこしゆっくり離れてきても良かったかなと思う。
今度は、もうすこし頻繁に 両親の元に帰ろうかな。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》 5階
ためして あたしンち 399円
2008年08月04日
【 朝顔の手拭い -八文字屋-】
和服の柄は、古典柄が好きだ。
最近では 薔薇や百合なんかの柄の浴衣が多く出回っていて
もう それは定番化しているけれど、和モノといったら、
私は やはり昔ながらの柄に惹かれる。
好き嫌いに理由なんか ないので、それを説明するのは
難しいことなのだが。
手拭いも、ついつい古い感じの柄ばかり手に取ってしまう。
色も、柄も、渋~い感じの この朝顔柄の手拭いは、ちょっと
昔の、たとえば まだエアコンなんて無くて、扇風機でさえも
贅沢な時代の夏を思わせる風情があって、素敵。
蝉の声、風鈴の音色、陽炎でゆらぐ景色、皆で囲む食卓に素麺。
ふと庭を見ると、萎んだ朝顔。
確かに、夏の鬱陶しさを満喫していた時代が ほんのすこし
以前には ここにあったのだ。今は、もう 記録の中にしか
見つけることのできない夏の景色を、掌に取り出して眺める
きっかけが、古典柄には、ある気がする。
職場では、『COOL BIZ』の水色のステッカーが
堂々と貼られているのに 冷房の効きが良すぎるようで、
今夏は 頭痛や肩こりのほかに 手足の冷えに悩まされている。
せめて自宅では、と、冷房を弱めに設定するのだが 冷たい
空気は下に溜まってしまうから、足は冷たくなってゆくのに
上半身は汗で べたべたする。
いっそのことエアコンは停めて窓を全開に、と思って
試してみたら 足の冷えは何とか治まっても、暑くて何を
する気にもならない。
この手拭いは、暑さ対策のために買った。
ケーキなんかを買うと お店で貰える保冷剤を包んで、首の
後ろあたりを冷やすと、いくぶん 暑さが和らぐ。
(ネッククーラーのお手製版、という感じ。)
冷房の電源をOFFにして、窓を全開にしても、それほど
苦痛に感じない。
保冷剤は直に当てると冷たすぎて痛いし、フェイスタオルでは
布地が厚い分 冷たさを感じにくいし、顎の下あたりで結ぼうと
しても、ちょっと ごわごわして結びづらい。
その点 日本手拭いは、ちょうどよく首のあたりが ひんやり
するし、布地が薄い分 顎の下で結んで固定しやすい。
保冷剤のせいで 手拭いが濡れてしまっても、日本手拭いの
布地の特性上 乾きやすいから蒸れにくいし。
首に手拭いを結びつけているさまは さすがにオフィシャルな
場面では どうかと思うので、職場では 控えるけれど、
この ひんやり感、かなり病みつきになる。
機会があったら、どうぞ おためしください。
ちなみに私、日本手拭いは この夏 4本 買いました~
(この保冷剤式ネッククーラーのために!)
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》 5階
朝顔柄の手拭い 840円
かまわぬ
※ 濃い色は 濡れると色移りしやすいので 薄い色の
お洋服を着ているときは ご注意ください!
2008年05月11日
【 今日は、母の日 -MINiPLA-】

5月7日より 母が入院している。
入院当日は仕事の合間を縫って東京から無理矢理
帰省した妹が付き添った。
私も無理矢理に仕事を切り上げて、母の病院に
駆けつけた。 当初、長くても入院は1ヶ月程度だと
聞いていたのに、看護師長さんに「入院は2ヶ月ぐらい」
と告げられ がっかりしていた母も、翌日には「上げ膳
据え膳っていいわねぇ」なんて言って笑っている。
父も仕事の後は 必ず母の病室に寄っているようで
電話をすると逐一 経過を報告してくれる。
私も可能な限り 病室に足を運んでいるから、母から
その日にあったことなどを聞いているのだけれど、
父の説明を さも初めて聞くことのように頷きながら聞く。
父も、一人になって寂しいのだ。
入院の前々日、飼い犬の注射のために動物病院へ
父と母と私の3人で出かけた。
その時に母がつけていた口紅の色があまりに綺麗で
母に似合っていたので訊くと、「あら 憶えてないの?
よるみちが 何年か前の母の日に くれたものよ」と。
そういえば、私は 母の日には口紅などの化粧品を、
誕生日には ケーキと、洋服などをプレゼントしていた。
それが ここのところは 化粧品以外の実用的なものを
贈るようになっていたんだっけ。
母は「自分で買うと似たような色ばっかり選ぶし、
無難にオバサンぽいものを買ってしまうから、また
いつか素敵なの買ってきて」と言っていた。
母は いわゆる高級ブランドの口紅のように香りの
きついものは好まない。
仕方ないし当然のことだけれど、年齢を重ねるとともに
肌のくすみが目立ってきている母。
ツヤのあるタイプの口紅で 顔の中心に光を置くと
華やかに見えるだけでなく くすみも目立たなくなる。
この条件を満たすものを、と 日本のメーカーの色々な
ラインを見てみたけれど、なかなかコレ というものが
見つからない。
よく口紅をプレゼントしていた あの頃よりは
自由になるお金も増えたから、ちょっと高価なものを
と思ったのだが。 ・・・・・・・・・・
数年前、母にプレゼントしたメイベリンは 物価高の今も
高校生が手に取るほどにリーズナブルだ。だから59歳の
母にはちょっと・・・と敬遠していたのだが、このあいだ
母がつけていて とても綺麗だったことを思い出し、また
メイベリンのコーナーへ。
試しに手の甲につけて光に当ててみたり もう片方の
手で陰を作ってみたりを繰り返し、選んだのは
“ウォーターシャイニーピュアダイアモンド”の2色。
きつめに見える色だけれど、きらきらの成分が
入っているから 発色は それほどきつくない。
変な見栄を張って「安いから」なんていう理由で この
口紅を却下するなんて もったいない。
この きらきらが、母の顔色を素敵に見せてくれるなら
値段が高くたって安くたって かまわない。
昨日、母の病室を 父と訪ねたときは、痛み止めの点滴の
管を右腕に刺したまま横になっていたが 私たちの顔を見ると、
とても嬉しそうな顔をした。その病院に勤めている父の知人が
良くしてくれて、検査も待ち時間が全くないこと等を明るい声で
話してくれていた。
入院生活は、気が滅入ることだってあるかもしれないけれど
母の持ち前の明るさで乗り切ってほしい。
そして退院したら また綺麗な色の口紅で 一緒に出かけようね。
初めて病院で迎える母の日。
2本の口紅を新緑色の袋で包んでもらって、今から私は
母のところに「ありがとう」を届けに行ってきます。
世界中の“お母さん”が、素敵な1日を過ごせますように。
皆が せめて今日だけは 素直に 照れずに「ありがとう」を
言えますように。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 MINiPLA 》 4階
メイベリン
ウォーターシャイニーピュアダイアモンド
804 シャンパーニュオレンジ 1260円
823 ヴィンテージレッド 1260円
2008年04月28日
【 両親の、結婚記念日 -FLO PRESTIGE-】
この4月、異動になったのは私だけでなく 弟も、である。
東京から仙台への異動。
3月末に「仙台に異動になった」と実家の母に連絡があって
それから待てど暮らせど 連絡がこない。
住宅手当の関係から、実家には戻らず ひとり暮らしを
継続するという旨の話をしていたというから、引越は
済んでいるんだろうけど どこで何しているんだろうねぇと
母は ずいぶん心配していた。 4月も下旬に入っていた。
そんなある日。
夜中に携帯電話が鳴った。 東京在住の妹から、である。
妹のところに弟から電話があって「背骨の中に腫瘍が見つかり、
4月28日にお母さんが入院するらしい」と言っていたというのだ。
私と妹は、母が 弟に会いたい一心で そう嘘をついたのだと
思って、笑いながら電話を切った。
「明日の朝、電話して、‘そんなに会いたいんだったら、
バレた時に後味が悪くないような、もう少しマシな嘘を
つくように’って言わなきゃね」と。
翌日の出勤時、車の中から電話をすると 父が出て、
「お母さんの入院の話、聞いたか?」と言う。
その時に初めて、それは嘘でも何でもなかったのだと
いうことを知った。
父は「心配いらない。気にせず きちんと仕事をしなさい。」と
電話を切った。 あまりに衝撃的な話だった。
職場に着くと、もう 動揺なんて していられなかった。
目の前に堆く積み上げられている仕事を 無心に 一つ一つ
片付けていくしか なかった。
昼前に ようやく一段落ついた時、携帯電話を掴んで 私は
車の中から電話をかけた。とにかく母と話をしなければと
思ったのだ。
数回のコール音の後、いつもどおりの母の声が聞こえた。
「ごめんねぇ、心配 要らないから。」
母の話によると、4月に入ってから 腰痛と下半身の痺れが
ひどくなり、普段飲んでいる血圧を下げる薬を貰いに病院に
行った時に相談してみると 念のため整形外科を受診したほうが
良いとアドバイスされ、紹介状を持って、父の知人がいる病院に
行ったのだそうだ。問診とレントゲンでは原因が見つからず
MRIで脊髄に腫瘍があることが判ったのだという。
腰痛と痺れは 腫瘍が神経を圧迫しているからだろう、と
言われたそうだ。
4月28日に検査入院するよう言われて予約をしてきたが
よく考えたらGWを控えており、どうせその間は、検査も治療も
できないだろうから、電話をして 入院の日を5月7日に
ずらしてもらったのよ、と淡々と母は話していた。
今日、4月28日は 父と母の結婚記念日である。
母が入院の日をずらした理由の中に それが含まれているのか
どうかは判らないけれど、娘としては、少なくとも、 新しく
綺麗とは とても言えない病院のベッドに括り付けられて
結婚記念日を迎えて欲しくは なかったから、これで良かったと思う。
GWの後、母は入院して、腫瘍が良性なのか悪性なのか調べ、
摘出手術を受ける。神経が集中しているところにある腫瘍だから
リスクも大きいらしいけれど、良い結果だけを信じて、母を
応援するつもりだ。
FLOで、タルトを買った。
父の誕生日に買ったのと、同じものだ。
母が「すごく美味しかったわぁ」と喜んでいたのを思い出して
選んだのである。
「祝」とピンクでプリントされたプレートに「結婚33周年」と
描いて貰って、そのまま実家の冷蔵庫に入れてきた。
今日は、父と母 2人で結婚記念日の夜を過ごしている。
どんな話をしているのか、或いは 何も話さず黙々と食事をし、
タルトを食べているのか。
「結婚33周年」の2人にとっても、その子らにとっても 大きな
試練の夜が始まる。明けない夜は ない、という言葉を胸に。
飛び石ではあるが、GWが始まった。
ずっと良いお天気が続き、行楽日和となるでしょう、と
愛らしい笑顔で天気予報を読み上げるアナウンサーに、つい
毒づきたくなる 春である。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 FLOプレステージュ 》1階
フレッシュフルーツカスタードタルト 1890円
2008年04月23日
【 チェリーブロッサムのオードトワレ -L’OCCITANE- 】
昨年の5月に発売されたREAL SIMPLE JAPANで、
フレグランスの特集記事が掲載された。
いろいろなテーマごとに部門を決めて、多くのフレグランスを
ランキングしていたのだが、そこで一番人気として挙げられていた
フレグランスが、L’OCCITANEの チェリーブロッサムのトワレ。
薄いピンクの液体がきれい。そう、桜、という名のとおりのピンク。
絶対に、欲しい。
仕事の合間を縫ってSELVAのL’OCCITANEに駆けつけ、
試しに手首の内側にシュッと吹きかけて香りの変化を確かめ、
SELVAの店内を一周して戻ったら、わずか1時間ほどのあいだに
それはすべて売り切れてしまっていて、相当 がっかりした。
1年後、今年こそ買うぞ!と思っていた矢先。
sharemonoさんが、お母様のお誕生日にプレゼントとして購入したという
記事をupされ、あああ! きっと大人気で売り切れてしまう!
読んだ人にも 良さがバレて(?) 買われてしまう! 今年も私は
買えないのか!と ショックを受け、さらなるショックを受けないようにと
できるだけL’OCCITANEの傍を通らないように、売り切れた様子を
見ないようにと暮らしてきた。
そして、泉区内の桜もそろそろ満開を通り越して葉桜になりそう、と
いう ある日。 ふと寄ってみたL’OCCITANEで、発見してしまった。
すごくすごく欲しかったチェリーブロッサムのオードトワレ。
昨年すごく大人気だったから、今年は いっぱい仕入れたのかな。
迷わず掴んで、支払を済ませて外にでる。
日中は暖かい日も多いけれど、夜は ひんやりとした空気が清々しい。
「ランチがてら、満開の桜を探しに行きませんか」
控えめなメールを携帯電話に受信してから すぐ 約束をするも、突然の
来客予約があったりして、なかなか実現できず、ようやく桜探しに
出かけたのは、泉区内のソメイヨシノが花散らしの雨に 殆どやられた
翌日の日曜日、久しぶりの休日、だった。
「どこか行きたいところは、ありますか」と訊かれても すぐには
思いつかなくて、中途半端に微笑んで やり過ごす。
美しい桜の見えそうなところを考えても、思い出すのは どこも
元・恋人との思い出がたくさんある場所ばかり。 そんなところに
新しい人間関係を持ち込むのは、元・恋人にも、今 ステアリングを
握っている彼にも 申し訳ない気がした。
着いたところは 前日までの雨をすべてかき集めたような、大量の水を
落としている秋保大滝。
車を停めて、急な階段を降りた後には 滝のしぶきを浴びて滑る岩場を歩く。
こんなところに来るはずじゃなかったのに、と おろしたてのパテントの
カッターシューズが悲鳴をあげる。舌打ちしたくなる気持ちを抑えて
慎重に歩いていくと、目の前を行く人が手を差し出す。一瞬 躊躇って
でも覚悟を決めて その手を取ると、ぎゅっと握り返された。
なんとなく違和感を憶えた 繋いだ手を離すタイミングを図りながら、
轟音を立てて落ちる滝を見ていると、なんとなく どうでもいいような
気になってくるから、不思議だ。 たかが、手、ぐらい・・・。
それでも、大きく前に一歩 踏み出すふりをして手を離すと 相手の体温で
変に温められた指先が ひんやりとした風にふれて 自由を感じる。
うんと遠回りをして、秋保から私のアパートの近くまで戻ってくる道すがら、
うっすらと霞む空に向かって 薄紅色をたたえる桜の木をずいぶん 見た。
もうそろそろ葉桜の時季かと、半分 あきらめていたのに、思ったより
たくさんの桜が見られて、少なからず ほっとする。
去年の今頃は、もっと盛りの桜を、大好きな人と眺めていたんだと、思い返す。
他人事だと思っていた短歌の世界が、ぐっと近づいていたことに気づく。
さくらさくら 去年誰かと見たさくら知らんぷりしてまた見るさくら
佐藤真由美
車を降りて手を振る私に 満開の笑みで応える この人と、私は また
会うことになるかもしれない。
会いたいとか、会いたくないとか、そういうことを考えるような
余裕もなく きっとまた 誘われるはずだ。
見えなくなるまで車を見送ってから、踵をかえしてアパートの階段へと
歩き始めると、ポケットの中の 携帯電話が 小刻みに震える。
「また食事に行きましょう。 帰ったら、電話します。」
ほら、ね。 私の想像どおりになったことが なんとなく可笑しい。
ふと見ると、はらはらと舞う桜吹雪。
散るという飛翔のかたち 花びらはふと微笑んで枝を離れる
俵万智
散ってゆく花びらは、「花が終わる」ということではなく、新しい世界への
飛翔なのだという短歌を ふと思い出す。
明日は、チェリーブロッサムのトワレを纏って仕事に行こう、と
機嫌良くドアを開けて部屋に入った。
新しい人の、新しい世界を 知る努力をするのも、悪くない。
まだ、新しい恋は できそうにないけれど。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 L’OCCITANE 》 2階
ロクシタン チェリーブロッサム 100mL 6300円
オードトワレ
横から見ると桜の形のレリーフが綺麗。
2008年04月13日
【 日灼け止めクリーム -ORBIS-】
それも夏だけでなく、1年じゅう。
母が自分で「色が黒い」というのを気にしていたせいだと
思う。私が客観的にみても母の肌色は普通だと思うのだが
無神経な父が、結婚当初「色黒だな」と言ったらしく、それを
ずっと気にしているのだと母は言う。
私が子どもの頃は、「日灼け」イコール「健康的」という
図式が常識だったから、子どもに日灼け止めを塗らせる母の
思想は、ずいぶん異端だったのでは ないだろうか。
でも、それから十数年後には オゾン層破壊などで 紫外線の
肌への悪影響が取り沙汰されるわけだから、ある意味
先見の明、かな。
ずっと白肌で暮らしてきた私だが、ふと 日灼け肌に
憧れるようになるのが、社会人1年目の夏。
ゴージャスに日灼けしたイタリアンマダムを雑誌で見て
その格好よさに、一目惚れ。
さっそく 日灼け止めを塗るのをやめて、ちょっと日灼けして
みては、可哀想なくらい肌を真っ赤に腫らしていた。
日灼け後の あの状態は、かなり痛くて横になることも
できないほど辛いというのに、喉元過ぎれば・・・という感じで
学習能力が欠落している私は これまで夏が来るたびに
日灼けにチャレンジしてきたのだ。
その結果、肌は乾燥気味になり、シミ予備軍が 肌の奥で
虎視眈々と オモテに出る瞬間を狙っている。
4月・5月は1年のうちでも 紫外線の量が ぐぐぐっと
多くなる時季。今年こそは、30代のオトナの女らしく、
ちゃんとUVケアをしよう、と 決めて日灼け止めを購入。
とりあえず 化粧下地にもなるもので、白浮きしにくく
乾燥を防ぎ 尚かつ お値段も可愛いもの、という条件で、
ORBISに辿りついた。
SPF34で、PA++。
クリーム状で、しっとりした仕上がりが期待できそう。
さらっとした仕上がりを希望する人には、ローション系も
あるので、そちらを どうぞ。
ORBISの化粧品は、数年前 友人に誘われて、通販で
買ったことがあるのだが、印象は いまいち。
可もなく不可もなし、というイメージだった。
簡易包装だとか 無香料だとか オイルフリーなんかを
謳っていて機能面では頑張っているけれど、なんとなく
容器のデザインが いまいち垢抜けないようなイメージ
(というか私の一方的な先入観)で、手に取ることも なかった。
でも、SELVAのORBISをのぞくと、当時より わりと
イメージが変わって、持ち歩いても「ダサっ!」と思われる
ような雰囲気は なくなった。
女子は、見た目も重視するっていうことをORBISも解って
ちょっと成長したのかもしれない。
そして、無謀な日灼けを避けようという私も、あの頃より
ずいぶん成長したものだなぁ。はぁ。(感慨深い 長いため息)
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《ORBIS》 2階
新サンスクリーン オンフェイス 945円
* 7月1日より通常価格の1008円になるとか。
2008年04月05日
【 春のストール -Panash-】
たいへん長らく ご無沙汰しておりましたが、今日から
よるみちセルバ復活いたします。
細々と、では ございますが、どうぞよろしくお願いします。
*******************************************
3月中旬頃から 少しずつ 新年度の人事に関する噂が職場で
流れ始めたけれど、私に関することが 直截 私に告示される
ことは ついになく、3月の24日を過ぎてから 人づてに
聞いて、微妙な気持ちのまま 3月28日の発令を迎え、
4月1日に異動。
こんどの職場は桜で有名な公園の近く。
通勤距離は倍になって、通勤時間も 増えた。
しばらくは大きな道路を通ってゆくのだけれど、職場に近く
なったあたりで、細い道に入る。私の新しい職場は、坂の
うんと上にあって、そこまでの上り坂は車1台が ようやく
通れるくらいの狭い道だから、辿りつくまでが とにかく大変。
まぁ、勤め人というのは、自分の意思とは関係なしに あちこち
動かされる駒みたいなものでもあるから仕方ないのだと
自分に言い聞かせる。
今年度は、例えるなら 36人のチームの先頭に立って、
36人それぞれの個性だとか夢だとかを尊重しながら、
道を逸れないように リードしていく‘羊飼い’みたいな
仕事を担った。
私は女子高・女子大育ちで男性は苦手なのに 36人のうち
殆どが男子。同性のメンバーは たった9人。
どんな日々を過ごすことになるのか、不安しか ない。
新年度を迎えてからは、雨こそ それほど降らないけれど
風が強い日が多くて、毎日 コーディネイトを考えるのが大変。
こんどの職場は敷地内に4つの建物があって、いちいち外を
通らないとほかの建物に行けないので 室内で仕事をするからと
言っても、屋外の気温なんかも想定して服装を決めなければ
ならないのが面倒だ。 薄着では まだ寒い季節だし。
でも、冬モノは できれば着たくないし。
だって、街は すっかり春色のお洋服が溢れているのに、
私ひとり厚着で過ごすというのも、取り残された感があって
寂しいもの。
こういうときに活躍するのが、‘巻きモノ’=‘ストール’。
高級素材やブランド物じゃなくていいから、いろいろな色を
揃えておきたい。
仕事帰り、自宅を通り越して閉店前のSELVAに到着した時は
既に 人は まばら。うら寂しい気もするが、自分のペースで買い物を
するには 有り難い感じ。
青と灰色の ちょうど中間くらいの渋めの色みと、白の縞が
なんとも爽やかなストールは、Panashで購入。
やわらかい素材で長いので、首に 一巻きして両端を前に垂らしても、
ぐるぐる首に巻き付けて端を折り込んでも、素敵。
買った時点でコーディネートが思い浮かんだので 翌日 大ぶりの
同系色のネックレスと合わせて 職場に着けて行ったら、褒められた。
私は まだ異動して日も浅いし職場内の会話も仕事に関すること
中心になりがちで、少ない女性陣とも それほどコミュニケーションが
取れていないから こういう 些細なことも会話のきっかけになると
すごく嬉しい。 仕事に関係ない話も どんどんできるくらいに
親しくなると、仕事も やりやすいだろうし。
ただ ひとつ難点なのは、このストール、あまりにも好評すぎて
インパクトが強かったから、当分のあいだは お休みして
もらわないと「また同じの着けてる」って思われそうなこと。
okaimonoさんが、MADUでストール買ったって 先日 書いて
いらしたから、MADUに行って見てみようかな。
仙台は春のうららかさは わりと短くて、すぐ 梅雨寒に
突入しちゃうから、今の この感じ、満喫したいと思う。
もちろん、梅雨寒にもストールは大活躍な はずだけれど。
・・・その頃には、職場の皆と仲良くなれているかしら。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《Panash》 3階
ストール 1995円
*レーヨン 60% ・ アクリル 35% ・ ナイロン 5%
2008年03月19日
【 桜模様の便箋と封筒 -八文字屋-】
高校生の頃、授業中に よく手紙を書いた。
教科によって、手紙を書ける時間と そうでない時間があって
古典・現国・英語・数学・政経・音楽は、先生が怖すぎて
絶対に無理。 逆に生物や保健はOKだった。
(先生ごめんなさい・・・)
高校時代が、これまでの人生の中で いちばん手紙を
たくさん書いた期間だったと思う。
授業中に書いた手紙は、同じクラスの友達のところまで
廻すというより、他クラスの友達宛てに書いて 休み時間に
渡していた。ルーズリーフとかノートの切れ端なんかに
長い長い文章を書いていた。恋愛のことや 将来のことなど
悩んでいたことは全て親友に打ち明けていたっけ。
今になってみると、あの時に悩んでいたことなんて すごく
他愛のないことなのに、どうしてあんなに真剣になれたのだろう。
あれから十数年 経って、手紙を書くことは めっきり少なくなった。
出会う人に住所を訊くことは全くなくなって、代わりに携帯電話の
番号やメールアドレスを交換するようになった。
そして、当時よりもPCが普及して、多くのオフィスで
紙媒体による連絡は減り、メールで連絡を取ることも多くなった。
手書きの文字を目にする機会も減った。
でも、春になると私は いつも手紙を書きたくなるのだ。
手書きの文字には、いつものメールと較べたら それより
すこし温度の高い濃い気持ちが込められている気がする。
うんと心を込めて、誰かに手紙を書きたくなるのだ。
誰に宛てて書こうかということは全く考えずに買ったのは、
桜模様の便箋と封筒。桜前線北上のニュースも もうじき
聞こえてくる頃だろうか。
仙台で桜が咲くのは もうすこし先のことだと思うから
桜が咲く すこし前に届くように、手紙を書こう。
そう 桜の開花を よけいに待ち遠しく感じてもらえるように。
誰に宛てて書こうかと思案してみるけれど、思い浮かばない。
高校時代にせっせと手紙を書いていた大親友は、もう空の上にいて
むこうから私たちを見守ってくれている。
ポストに投函しても、きっと届かない。
あなたなら、桜の花びらにのせて 誰に手紙を書きますか。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》 5階
紙司撰「エアメイルSAKURA」
便箋 504円
2柄24枚入り
封筒 336円
8枚入り
* 高級伊予和紙使用
ペン・毛筆・インクジェットプリンタ・
レーザープリンタ・リボン使用ワープロ対応
2008年03月12日
【 しあわせの言の葉 -八文字屋-】
先日、宮城県岩出山高等学校の歌集を見せて頂く機会があった。
「よるみちさん、こういうの好きでしょう?」と 知人が 同校から頂いて
持ってきてくれたのだ。
ピンクのような赤紫のような色の無地の表紙に、『岩高短歌』と
銘打ってあったように記憶している。
先日 卒業した3年生を含む 全校生徒と教職員が、1年間かけて
詠んだ短歌がびっしり載っていた。
きちんと製本され、載っている短歌の秀逸さもあって、そのまま
書店で販売しても構わないくらいのクォリティの高さ。
4月から 毎月「お題」を決めて 全校生徒が詠んだ短歌は
きっと膨大な数だったろうと予想され、それを一首 一首 丁寧に
根気強く指導された先生方の熱意や愛情を思うと 頭が下がる。
しかし それ以上に、高校生のもつ みずみずしい感性には、
嫉妬さえ覚えてしまったほどで、時間がない時だったので
斜め読みしようと思ったのに、一首 一首、ひとこと ひとことが
心地よい刺激をくれて、涙が溢れそうになった。。
その みずみずしい感性は、彼らが今まさに いきいきと生きて
いるからこそ なのだろう。
いきいきと生きている人の発する言葉は、短歌に限らず 人の胸に
しっかりと刻み込まれ、その胸で しっかりと生きて 作用するのだと
私は思う。
時間の上にわれわれはすべて平等 住井すゑ

『しあわせの言の葉』で、著者 山下景子氏は 多くの先人の名言を挙げている。
そう、時間という概念のなか、私たちは皆 平等で、みずみずしい感性をもつ
高校生と、仕事や生き方に悩む31歳の私は、今 ここで同じ時代、同じ1日、
同じ1時間、同じ1分、同じ1秒を
生きている。
その感じ方や 生かし方は心の持ちようによって異なるわけで、私と同じ年齢であっても もっと年齢が上であっても
きっと 高校生のようにみずみずしい
感性を持っていきいきと生きている人はいるのだ。
春、植物が芽吹き 動物も目を覚ます季節が やって来た。
もういちど、自分の毎日を振り返って、4月からの毎日が
いきいきと生きる新年度でありたいと思う。
そして その準備を丁寧に しっかりと行いたいと思う。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》5階
しあわせの言の葉 1260円
山下景子・著
2008年03月03日
【 ウメ・ヴェール -LUPICIA-】

春の花といったら たくさんあるけれど、果実とともに
楽しめるのは、梅・桃・桜。
「白桃烏龍 極品」「SAKURAタンブラー」と来て
今回は「UME VERT」。
ルピシアのフレーバード ティー。 梅の香りが漂う緑茶。
これは、「白桃烏龍 極品」を買ったときに、試飲させて
頂いて、よし次こそは!と心に決めていたもの。
その名の通り、‘ロッテの梅ガムそっくりな香り’の
ヴェールが ふんわりと包んでくれる。
母は、私が幼い頃 よく梅ガムを食べていた。
「ちょうだい」と手を出すと、「虫歯になるから、だめ」
と言って ガムをどこかに隠すのだけれど、機嫌が良い時
だったのか、ちょっとした気まぐれだったのか、何度も
懇願する娘が愛らしく見えたのか或いは可哀想に見えたのか
未だに判らないが、半分 ちぎって くれることがあった。
「噛んだら、紙に出すのよ」と言う母だが、噛み終わった
梅ガムを口から出すところは見たことがない。
そのまま飲み込んでいたのか、それとも慎ましくひっそりと
紙に包んで捨てていたのか。
いずれにせよ、母がガムを捨てるところを見たことが
ないので、私は そのガムを飲み込んでいた。
否、梅ガムに関しては、なぜだか 今も、噛んでいるうちに
口の中で溶けてなくなってしまうのだ。
だから、私は今も 口から梅ガムを出したことは ない。
友達に話すと 「お腹こわすよ」と心配されるけれど。
学生の頃、暑い盛りに 水戸の偕楽園に電車で行ったことがある。
「青春18きっぷを貰ったから、どこかに行こうよ」と
夏休み、当時の彼氏に誘われて、「どこに行ったら良いか
わからないけど、とにかく南下してみよう」と答えたら
着いたのは偕楽園だった。
当然 梅の花は散り、ひたすら暑い陽射しに灼かれながら
偕楽園を歩いた。「今度は、ちゃんと梅の季節に来ようね」と
指切りをしたのに、約束は反故になったまま、私と彼は
別々の人生を歩んでいる。
偕楽園に行くこと以外にも、ずいぶん たくさんの約束を
したのに、守れなかったことのほうが多い。
私の一方的な我が儘でさようならをすることになった時
「あの時の約束は嘘だったのか?約束は 守るためにするんじゃ
ないのか?」と、つきあい始めの頃に言った「結婚しようね」を
引き合いに出した彼に、「約束は守るためにあるんじゃなくて、
その時 その瞬間の絆を確認したくて するものなの。」と
言い放った自分の傲慢な言葉を、もし できるなら あの頃に
戻って消しゴムで消してしまいたい。
そして、「約束を守れなくてごめんなさい」に換えてしまいたい。
甘酸っぱい梅の香りは、時々なんだかとてもせつなくなる。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 LUPICIA 》 1階
UME VERT 810円
50g 缶入り

今日は桃の節句。
ちらし寿司や雛あられで雛祭りを
楽しみたかったのですが、
諸般の事情により断念。(仕事が・・・)
でも春の気分だけは味わいたくて、
菜の花のクリームスパゲッティを。
子どもの頃は美味しいとか不味いとか感じることもなかった菜の花ですが、
大人になった今は春の香だけで舌鼓。
吐息をもういちど吸い直して味わいたくなるほどの良い香。
コーンの黄色が菜の花やミモザの花っぽくて、春になると多用しています。
2008年03月02日
【 SAKURAタンブラー -スターバックスコーヒー- 】
いよいよ SAKURAタンブラーの季節がやって来た。
春が待ち遠しくなる ちょうどこの頃に毎年 発売される
SAKURAタンブラー。
今年は、予め2週間も前にスタバのホームページで
調べておいて、昨日(3月1日)が発売日だということを
知っていたので、発売日に 即 購入。
昨年は夜明けの桜がモチーフだったが、今年のデザインは
爽やかでクリアな感じ。
スタバのホームページによると、桜の花びらが舞い散り、
水の上に漂うようなデザインで「透明感」や「春らしい
やさしい色合い」 (スタバHPより) を 表現したのだとか。
ピンクの蓋・うっすら桜色のクリアなデザインに 桜が
舞うタンブラーは、スタバらしくなく 一見ラブリー!
でも、よく見ると桜のモチーフには英字プリントがあったり
ちょっとビターな雰囲気もあって、なるほどスタバ!
ピンクがかったそれが ずらっと並ぶ棚は、ほんとうに
そこだけ春爛漫といった風情。
もともと自分用に買うことを決めて行ったのだけれど
あまりの可愛さに、職場の女の子にもヴァレンタイン・
チョコレートのお返しとしても購入。
ホワイトデイにはちょっと気が早いけれど、きっと
喜んでくれるはず。
昨年度の3月。
職場に たくさん届いた花を見て(3月・4月は私の職場には
花がたくさん届く) 、 私が 「 いちばん好きな花は
チューリップ」と言ったら、尊敬している上司が 「 俺は
桜だなぁ。儚さと可憐さが隣り合わせでさ。日本人の
ココロこれにありって感じだろう 」 と答えた。
もちろん、私だって桜は大好きだ が、ブーケにして欲しい
花という前提でチューリップと言ったのだ。
なんだか口惜しくなって、「桜も いちばん好きな花なの!」
と声高らかに宣言したのを覚えている。
何ということはない、ささいな日常の一コマ。
結局 異動で その上司も私も今は別の場所で働いている。
大きく花の写真を載せ、正月にちなんだ俳句か短歌を添える
という年賀状を毎年 デザインして送っているのだが、
今年は種田山頭火の 「 一りん咲けばまた一りんのお正月 」 と
いう俳句を添えた。
彼からは 「 よっ!野に咲く一輪の花よるみち ちゃん。また一緒に
働ける日まで大きく成長して 大輪の花を咲かせているように!」
というコメントの年賀状が届いた。
ガサツを装っているのに、繊細さや心配りが一流で、
天才肌の、粋な上司だった。
「冷たいものでも食いたいなぁ。夏らしいアイスキャンディー
全員分 買ってこい!」
と、ポンと投げた財布を うまくキャッチして あけてみたら
100万円の現金が入っているような豪傑な人だった。
言葉の使い方ひとつ取っても、「おめぇ こんな書き方したら
傷つくヤツがいるだろうよ。俺ぁ、傷つくね、きっと」
「10000人に ‘良い文章だ ’ って思われたって、傷つく人が
1人でも いるんだったら、それぁ意味がねぇんだ」 ・・・・・
ガサツのベールに包んで きっちりと教えてくれる人だった。
年度末の お別れの時に、たくさん受け取った花束から
可愛い小さな花を1輪 取り出して、髪に挿してみせる
おちゃめな50代。「今生の別れってわけじゃねぇんだ。泣くな。
また いつか一緒に働けるさ。まぁ、そん時は、おまえの方が
偉くなっちゃって、そんでもって 俺が顎で使われたりしてな。(笑)」
もしかしたら、4月から 初挑戦のポジションを得るかも
しれない私の不安を、記憶のなかで 励ましてくれる存在。
もし私が「すごく不安です」なんて言おうものなら、きっと
大声で笑い飛ばした後に、肩をぽんと叩いてくれるだろう。
でも、大きな花を咲かせるために、一人で頑張らなきゃ
いけない時が、ある。 たぶんそれが、今。
何とか頑張って、桜の咲く頃に、手紙でも書いて報告しようかと
思っている。「私は元気です」って。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《スターバックスコーヒー》 2階
SAKURA2008タンブラー 1350円
12oz (350ml)
2008年02月11日
【 炊飯器で作る しっとりチョコケーキ 】
「すみません よるみちさん。三連休、オーブン貸してください」
今まで、お金を貸してとか傘を貸してとか本を貸してとか 何かを
貸して欲しいと頼まれたことは多々あったけれど、オーブンを
貸してと頼まれたのは初めて。
4月に仙台に出てきた職場の女の子(24歳)。
ヴァレンタイン・デイが「勝負」らしい。
すっごく美味しいチョコレートで、彼のハートをがっちり掴み、
‘友達’から‘彼女’に昇格したいのだとか。
ひとり暮らしは お金がかかる。
欲しいものを優先順位順に揃えてきたけれど、オーブンは すっかり
後まわしになってしまったのだと言う。いやぁ それにしても・・・・・。
オーブンは重いから、家から持ち出してハイどうぞというわけにも
いくまい。 でも、三連休のうち2日間は予定が入っているから
家に呼んでキッチンを貸すというのも ちょっと。 考えたあげく
チョコレートだったら 湯煎で溶かすわけだからオーブンは要らない
でしょうと言うと「ガトーショコラを作るんです。チョコレートを
溶かして固めるだけなんて、今どき高校生だって しませんよ」なんて、
根拠のないことを言って口を尖らせる。
ちょっと生意気な若い彼女の恋に、何とか手助けをしてあげたいけれど
どうしたものかしら。
そこで提案したのが、「炊飯器で作るチョコレートケーキ」。
炊飯器で作るお菓子やお料理が話題になったころ、見よう見まねで
よく作ったものだ。
***********************************
●材料● ※3合炊きの炊飯器用
ホットケーキミックス 100g
ココアパウダー 50g
生クリーム 50cc
砂糖 25g
無塩バター 40g
卵 2個
板チョコ 1枚
粉砂糖 適宜
●作り方●
① 板チョコを手でパキパキ砕き、無塩バターとともに
耐熱容器に入れて電子レンジで溶かす。
溶けたら よく混ぜる。
② ボールに卵と砂糖を入れて、かるく泡立つ程度に
混ぜる。
③ ②の中に①を入れて全体をよく混ぜる。
よく混ざったら、ホットケーキミックスと
ココアパウダーを 入れて、だまがなくなるまで
混ぜ、生地を作る。
④ 炊飯器の内釜に分量外のバターかサラダオイルを塗り
生地を入れる。 トントンとテーブルの上などに 内釜を
軽く落とすようにして余分な空気を抜き、 炊飯器に入れて
炊飯のスイッチを押す。
⑤ 通常の炊飯と同じようにしてみて出来上がり(炊き上がり)の
状態になったら、蓋をあけて竹串をさしてみる。
このときに、生地が くっついてくるようなら再度 炊飯の
スイッチを入れる。中に火が通るまで何度も繰り返す。
⑥ 中に火が通ったら、内釜を皿の上などで逆さまにして
取り出す。粗熱がとれたら粉砂糖をふりかけるなどして
できあがり。
← 中まで火が通った状態。
これに粉砂糖をさらさらっとかける。
ふちが少し高くなっているので、
これをフレームのように いかして
デザインするとgood★
********************************
久しぶりに自分でも作ってみたが、火が通るまでスイッチを4回も
入れた。実は昨年秋口に 炊飯器が壊れて、買い換えたので 以前の
炊飯器とは だいぶ使い勝手が違っていた。
この分量で、以前の炊飯器なら1回で ばっちり!だったのだが。
ちなみに、生クリームの代わりに牛乳を入れると、さっくりした
感じになるようだ。
このレシピを三連休前に紙に書いて渡すと、「え~ 超カンタンですね」
と 笑っていた。「明日 作ってみて、どんな感じかメールしますね」と
ひらひら 手を降って別れたのだが、昨日になってもメールがこない。
どうしたかなぁと思って携帯電話でメールを送ったら、「すみません。
土曜日からインフルエンザに罹ってしまって寝ています。」と返信が!
宮城県内でも流行っているとはニュースで知っていたが、こんなに
タイミングよく罹患するとは。
「おだいじに」 と 返信すると、「食欲がないし何も作れないので、
材料用に買っていたチョコレートで食いつないでます」と。
まぁ、これで良かったのだろう。
皆様も、風邪やインフルエンザには どうぞ お気をつけください。
okaimonoさんのご主人は、大丈夫かしら。
2008年02月06日
【 白桃烏龍 極品 -LUPICIA-】
働いていると、色んなことがある。
嬉しいことや楽しいことばかりでは ない。
嬉しいことや楽しいことと、そうでないことを較べたら
嬉しくないことや楽しくないことのほうが多いかもしれない。
特に、最近は年度末ということもあって 仕事で‘楽しい’と
感じることは皆無だったり。
私が就いている職種は 男女 問わず活躍の機会があって、
女性だから とか 男性だからということでお給料や昇進に
差がつくということは ない。
ただ、やはり女が定年まで働くには やっぱり ある程度の
犠牲は覚悟しなければならないのが、今の日本の社会。
そして、働いていると一度は セルフプロデュースについて
考えるのでは ないだろうか。
※ もちろん、同じことが男性にもあるのかもしれないけれど、
私は解らないから ここでは自分(=女性)のこととして書く。
たとえば、卒業後 就職して すぐの、二十歳代の頃は それほど
頑張らなくても周りが何とかしてくれたり、若いとか可愛いとか
言われて ちやほやされる。可愛いキャラ、温和なキャラでいれば
敵を作らずに済む。
でも、だんだん年齢を重ねていくうちに そのポジションは
新しく入ってきた女の子に持って行かれ、やらなければならない
仕事も増えるし、当然のこととして 期待される仕事のレベルも
上がる。だから それに合わせて努力するうちに 仕事を覚えていく。
そして若くて可愛い まだ仕事に慣れない女の子達のフォローに
回ったりしているうちに問題点に気づくことも多くなり、ちょっと
やんわり指摘しようと思っても、相手にどう受け取られるか に
思いを廻らして、神経をすり減らす。
ちょっと きついことを言ったりすると、‘可愛い女の子’は えーん と
泣き出したり、男性に「先輩にいじめられました」的に言ったりして、
こちらの本意が伝わらず歯がゆい思いをするのだ。
その結果 問題点は解決しないまま、「可愛い女の子をいびる
意地悪なおツボネ」としての自分が出来上がっていく。
そういう過程を経ていくうちに、極端に言うと 「 従来の女性像
そのままの温和で控えめなポジション」に 自分を置くべきなのか、
「男性っぽくバリバリと仕事をこなしていくポジション」に自分を
置くべきなのか 選択に悩むのだ。
昨年は、私自身 そういうことにちょっと悩んだ時期でもあった。
昨年の職場では私が一番下で、先輩方に教えて頂くことばかり
だったが、社会的にいうと30歳という年齢は、もっと 自分が
イニシアチブを執り、もっとバリバリと道を切り拓いていくべき
時期のように思えて、職場で可愛がられキャラを演じる自分が、
嫌だったのだ。
職場の雰囲気のためにと 先輩方(おもに男性)気を遣って
お茶を淹れたり お菓子を出したり笑顔を振りまいたりするよりも、
もっとアグレッシヴに仕事をしたいのに。
もっともっと 前に出たいのに。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな時、隣の席の女性上司が 私が何かに悩んでいることに
気づいて 時おり 仕事での体験談や女性としての生き方についての
考えなどを話してくれた。
彼女は、もうそろそろ50歳に手が届くというところ。
いつも おしゃれな上質のスーツにニットやブラウスを合わせていた。
ジャケットを着ているのに シャープな感じではなく、あたたかく
やわらかい女性という印象。それなのに仕事ができて、いわゆる
女性らしい気配りも できる人だった。
眉間に皺を寄せて必死になって考えている私に、「実は北海道の
お土産のチョコレートがあるのよ」 とか 「ちょっと お茶を点てるから、
ひと息入れない?」 などと よく 声をかけてくれた。
昨年の ちょうど今頃、2月の初めに うんと雪が降った。
朝いちばんで取りかからないといけない仕事があったのに
出勤途中に 雪で止まり切れなかった後ろの車に追突され、
怪我は なかったが、加害者の 悪びれない態度にむっとしたのと、
仕事に遅れが生じて多くの人に迷惑をかけたのと、ちょうど
元・恋人の浮気に気づいた時期で、気持ちが沈んでいた。
だいぶ遅れて職場に着いて 上司や同僚に ひととおり 事情を
説明して廻り、席に戻った時、彼女が「今日は 良い香りのお茶を
持ってきたから 今から淹れるんだけれど、どう?」と、声をかけてくれた。
ピンクのマグカップを差し出すと、「今日は こっちで頂きましょうね」と
戸棚から来客用の湯呑みと茶托を出して にっこり笑った。
丁寧に湯呑みを温めて、ゆっくりと淹れて頂いたお茶からは、
馥郁とした桃の香り。
張りつめていた気持ちが ふっと緩んで、啜りながら涙が零れた。
***********************************************************
忘れていたのに、どうして 1年も前の記憶が甦ってきたのかは
わからない。 なぜだか 無性にあのお茶を飲みたくなった。
記憶の隅に残っているのは、桃の甘い香りと、口の部分が
折り畳まれたルピシアのお茶の銀色の袋。
お茶の名前も解らないまま、ルピシアに行って、店員さんに訊く。
去年の今頃、桃の香りのお茶を飲んだのですが。
桃の香りのお茶、といって指された お茶は2種類。
でも、2種類のうちの どちらなのか判らない。
困っている私に、店員さんからの助け船。
「こちらは烏龍茶なのですが、淹れると淡い緑茶のような色です」
香りの湯気のヴェールで包まれて 見えなかった記憶の中のお茶の
姿が 瞬時に現れた。やわらかな淡い黄緑色の、桃の香りの お茶が。


帰宅して、お湯を沸かし 急須と耐熱性のグラスを温めた。
彼女が していたように、丁寧に お茶を淹れる。
急須の中の最後の一滴まで じっくりと淹れて、目を閉じると
あの時の、桃の香り。
あれから一年が経った。
一年 経って、私は、少しは成長しただろうか。
今年の職場では年下の 大学を出たての女の子が たくさんいる。
彼女ら に とって、仕事に関してだけでなく、良くても悪くても
何かのプラスになるようなことを 示せているのだろうか。
仕事の先輩として。
働く女性として。
あの頃から、私の理想とする 働く女性像は 彼女である。
刺々しさのない、やわらかくおだやかな、まろやかな気配りの
できる女性。やるべき仕事を きっちりやって、必要な時には
後輩に的確なアドバイスをする余裕のある女性。
彼女が 発言すると、殺伐としていた雰囲気が一瞬にして和み
若いといわれる年齢は とっくに過ぎたベテランなのに、
可愛らしさを持った それでいて仕事は完璧な女性。
そういえば、古来より 桃には、邪気を祓う力があると
考えられている。
『古事記』には、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が 桃を
投げつけることによって、鬼女 黄泉醜女(よもつしこめ)を
退散させたという話が あったっけ。
年度末で 心が殺伐としている。
目標となる先輩を心に描きつつ、思い出のお茶の香りに
身をゆだねて、すこしリフレッシュしなきゃ。
心に潜む邪気や鬼を、桃の香りで追い払ってしまおう。
節分も終わったことだし、ね。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 LUPICIA》 1階
白桃烏龍 極品 1260円
50g 限定ラベル缶入り
2008年01月23日
【 カフェモカ+マシュマロ -スターバックスコーヒー-】
ヴァレンタイン・デイの準備をせかすようなディスプレイが
目に鮮やかな季節だ。
街にはハート型や赤やピンクが溢れ、チョコレートが色々な
形に姿を変えて並んでいる。
昨年の今頃は、恋人の浮気に気づいて、ひとりで ずいぶん
苦しんだんだっけ。
それも今は、思い出。
スターバックスコーヒーといえば、季節ごとに発売される
タンブラーやマグが気になるところ。
今年も、ヴァレンタインのためのデザインが 勢揃い。
でも、ヴァレンタイン・デイを過ぎても普段使いにできるような
シンプルなものと言ったら、やっぱり 今 私が使っている
デザインを越えるものは ないなぁ、なんて思ったりして。
先日の‘めざましテレビ’で、スタバを観た。
スタバでは、自分好みに調えることを‘カスタマイズ’と
定義していて、無料でできるものや 有料のもの、注文時に
スタッフの方にお願いするものや 商品を受け取ってから自分で
できるものなど、組み合わせていったら 数 限りない種類の
カスタマイズの種類があるという。
実は、証券会社時代の同期の友人が、会社を辞めてスタバに
転職したのだ。仙台市内のスタバで勤務し、何店舗かの店長の
仕事を経た後、県外に異動して行った。
彼女が転職したばかりの頃、必死でコーヒーについての勉強を
していたのを知っているから、スタバに行くと お店のスタッフの
背中に‘努力’という文字が見える気がして、つい応援したくなる。
友人は、いつも「色々な組み合わせができるから、絶対に 好みの
ドリンクがあるはずだから 試してみて」と言っていたっけ。
めざましテレビで観たのは‘カフェモカにマシュマロを載せる’
というカスタマイズ。
私のカスタマイズ初体験は、これに決まり。
マシュマロはコーヒー風味なのでカフェモカのクリーミーさにコーヒーの香りがプラスされ、苦みはなくて 甘さがコクを付け加える感じ。
蓋の小さな穴から すこし溶けたマシュマロが ちゅるん!と口の中に流れてきて 口当たりが
おもしろい。
市販されているマシュマロより小さく、平たい
円形なので、表面積が大きい分 とろけていくスピードは わりと早く、半分くらい飲んだ頃には 原型を殆ど留めていない。
寒い寒い冬は、こんな温かい飲み物で身体と心を温めて 元気を
出したい。 こんなに温かくて甘い恋を、早く見つけたいものだ。
だって、来月はヴァレンタイン・デイ だもの。
※ 画像は 蓋を外して撮影しており、実際は受け取りの際に
蓋をした状態で渡されます。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 スターバックスコーヒー 》 2階
カフェモカ(トールサイズ) 410円
コーヒーマシュマロ* 50円
*トッピング用
2008年01月10日
【 梅の花 -花のフラワード-】
松が明けて、お正月気分から脱却しつつある今日この頃。
今朝 ふと見たら、年末に買った‘お正月アレンジ’の枝に
梅の花が咲いていた。
買った時は、蕾さえも ついていなくて、ただのアレンジ用の
枝ぐらいにしか思っていなかったから、びっくり。
節を生かして、花瓶のように用いられている竹の内側、
つまり花の根元にはオアシスが仕込まれてある。
スポンジ状のそれに、時々 気が向くと水をかけていたのは
花持ちを よくするためであって、花を咲かせるためでは
なかった。予想外の出来事は、すごく嬉しい気分にさせる。
職場では、妊娠中で4月まで勤務する予定だった人が
体調が思わしくなく、年始めから休むことになった。
それが決まったのは年の瀬も押し迫った12月28日のこと。
お母さんのためにも、赤ちゃんのためにも、その選択は
最適で、他に選択肢なんてないと思うのだが、彼女の至近の
皆が、彼女がやっていた仕事を押しつけ合う状況で、全てに
おいて歯車が噛み合わず、全く遠いところにいる私たちの
仕事までが、うまくいかなくなってしまった。
微力ながら、また 僭越ながら、私もできる限りで手伝っては
いるのだが、まだまだ 円滑に業務が行われていない。
自己中心的な考えのせいで、お互いを助け合える職場環境を
築けていないことが その原因であり、休んだ彼女のせいでは
決してないのに、同性で、しかも出産経験のある人までが
「迷惑な休み方をされたわね」なんて言っていて、新年早々
腹立たしく、殺伐とした気分で いたから、今朝の梅の花は、
ほんとうに 私の硬くなっていた気持ちをほぐしてくれた。
花って、ほんとうに素敵で不思議な力を持っている。
2008年01月03日
【 麻平織 ランチョンマット -無印良品-】
新年が明けて、2日には初売りが、そして昨日からは
SELVAでもバーゲンが始まった。
しかし、私は 初売りにも行かなかったし、初日からの
バーゲン参戦は、見送った。
もともと、幼い頃から 初売りやバーゲンのために
行列に並ぶという習慣は ない。
両親が「風邪のウィルスが蔓延している時期に、子どもを
人混みに連れて行くなんて!早朝から行列に並ぶなんて!」
という考えの持ち主なのだ。
そう、はっきり言って 過保護。
だから、今も いったん体調を崩すと、なかなか治らない。
30歳を過ぎて 年齢のせいにもしたくなるが、これは
子どもの頃からなので、そうも言っていられない。
お正月、実家に帰り、食卓を両親と囲むと、真っ先に
父の口からは「お父さんは、君の考えていることが全く
わからないよ」というセリフをきっかけに、いつまでも
結婚もせず、休みなく働かなければならない 現在の
境遇(大げさな言いまわしだが) を案じる言葉が次々に
出てきた。 今年の年末年始は、東京在住の弟と妹が
帰省できなかったので、私ひとりで そういった両親の
小言を含む一切を引き受けねばならず、少なからず息が
詰まった。 まぁ、気持ちは解らないでもないが。
実家からアパートに戻ってくると、ありがたく、身に余る
重さの両親からの愛から解放されたようで すっと身軽に
感じた。感謝すべきことなのかもしれないが、おそらく
30を過ぎた独身女の約7割は、同じような経験をして
いるのでは、ないだろうか。(※ 数値に根拠なし!)
ひんやりとした自宅の空気は、いわゆる一般的な正月の
それとは ちょっとだけ違っている。
新年を迎えたはずなのに、そこにあるものは ほとんど
昨年のままで、いまひとつ‘新年の新品さ’みたいな
ものが感じられないのだ。
だから、正月らしく、まっさらな気持ちで まっさらな
ものを使いたい。それが、たとえ高価なものでなくても。
それが、特別な日に使うべきものでなくても。
2008年 1月3日。 まず、私が使った‘まっさらな
もの’は、赤いランチョンマットだ。
年末に寄った無印良品で、500円で購入。
「お買い得品」というシールが貼ってあって、そーっと
剥がしたら「700円」の文字が。
ほんのちょっとの値下げだけれど、なんとなく嬉しい。
ちなみに、秋に買った赤いコースターと同素材のお揃い。
2008年 大活躍しそうなランチョンマット&コースターの
セットが、出来上がった。
今年も、素敵なお買い物がたくさんできますように。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 無印良品 》 5階
麻平織 ランチョンマット 500円
※‘季節の品のお買い得’価格
2008年01月01日
【 あけましておめでとうございます 】

一りん咲けばまた一りんのお正月 種田山頭火
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あけましておめでとうございます。
昨年はSELVAblogのコーナーが「セルバひろば」として
リニューアルし、blog仲間が一気に増えました。
遅筆で、ついつい かたくなりがちな私の文章とは対照的な
他の4名の方々の文章を拝読し、ほんとうに勉強になっています。
このblogも二度目のお正月を迎えることができ、これも
読んでくださる皆さまのおかげと 心より感謝しております。
今年も、どうぞ宜しくお願い致します。
個人的には、今年は、満32歳になる「本厄」でもあるので、
「飛躍」なんて期待せず、一歩一歩 堅実に歩んでゆきたいです。
今まで以上に、シゴトには丁寧に取り組みたいと思います。
私にとって、シゴトは私そのもの、だから。
恋を失って傷ついたとき、私を抱きしめ支えてくれたものの
ひとつがシゴトでした。
そのときの恩返しのため、自己実現の手段として、そして
社会との結びつきのために、大事にしていきたいです。
よるみち
2007年12月31日
【 今年一年、ありがとうございました -花のフラワード-】

なんだかんだ言っても、今日は大晦日。
明日が来年だなんて、カレンダーのマジックには
毎年のことだけれど ほんとうに驚かされる。
昨年 あまりに格安で素敵で驚いたお正月用の
アレンジメントを、先日 購入した。
橙色の花が飛翔する鳳凰のように見えて、すごく
おめでたい感じ。
水引もあしらってあって、お正月らしいおめでたい
植物が美しい。
千両、松、菊? それから・・・
植物って「見たことあるけど名前がわからない」ものが
多くて、何ていう花だろう?と疑問に思っても、図鑑で
調べる前に 日常のなかに疑問符が紛れ込んでしまって。
結局、忘れてしまう。
あとで また「何ていう花だろう?」「あの時に調べておけば
よかったなぁ」って、同じように考えてしまうというのに。
人間関係についても、同じ。
「大好き」「一緒にいたい」「大切」って思っていても、
なかなか それを表現できなくて、「伝えなきゃ」と思っても
日常のいろいろなことに紛れて機会を逃してしまう。
そして、それができない関係に陥ってしまってから、
「あの時に 伝えておけば」「もっと優しくしていれば」と
思い悩む。
もちろん、私だけじゃなく、多かれ少なかれ、皆が経験して
いることなのかもしれないけれど。
実は、別れた『元・恋人』と、今年も 大晦日と元旦を、
一緒に過ごすことになった。
「よるみちは俺の手のひらの上で踊ってるんだと
ずっと思っていたけれど、俺が よるみちの手のひらで
転がってただけなんだって、気づいた。」
彼の言葉を電話越しに聞いたとき、たまらなく
会いたくなって、 気づいたら ハンドルを握っていた。
正直、今の私たちの置かれている立場が、恋人同士なのか
それとも それ以外なのか解らない。
それを言葉で いちいち確認するのは陳腐な気がして、否、
すごく怖くて、まだ お互いに確かめ合えずにいる。
でも、今は それでいいと思っている。
目の前にある ぬくもりだけを信じたい。
年が明けて、新年の浮かれ気分が落ちついた頃に、
お互いの関係や、‘これから’を、二人で見つめ直したいと思う。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 花のフラワード 》 1階
お正月アレンジメント 1575円
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今年1年、私の拙い文章に おつき合い頂きまして、
ほんとうに ありがとうございました。
心より 御礼申し上げます。
ぜひ また来年も、宜しくお願い致します。
2007年12月30日
【 新年の下着 -大内屋-】
いつもより早めに冬休みに入って、今年の年末は
ゆとりがあるなぁなんて思っていたら、あっという間に
12月30日になっていた。 明日は大晦日。
買い物で忙しくて、部屋の大掃除なんて もう手抜き。
これで いいのか??? と、疑問符に追いかけ回されて
ひたすら走っている感じ。
年末のぎりぎりになると恒例の、下着の大量買い。
一日で買いきれず、何回かに分けて買う。
店員さんに「この人、昨日も一昨日も来たわ」なんて
思われているかもしれない。

新年からは 新しい下着を身につけるため、この半年
下着を買うのは控えていた。
ボロいのを、ひたすら我慢して着けていたのだが
それもあと1日で終わる。
昨年は ちょっと遠慮がちに『大内屋』の、
オレンジピンク×白の縞模様の紙袋の画像を載せて
いたけれど、今年は ちょっと はっちゃけて、下着の
一部を載せてしまおう。
それにしても、お店で陳列されているときは ちっとも
恥ずかしくなくて、オープンに持ち歩いているのに、
お金を払って買って、家に持ち帰ると、急に下着が どこか
「ハズカシイモノ」に なるのが不思議。
おおっぴらに人前で広げて見せるなんて できなくなる。
自分の物になる、というのは こういうことなんだろうなぁ。
今年は、いわゆる『勝負下着』も数セット 購入。
2008年は、この『勝負下着』が活躍する1年に
なりますように。
・・・え?
だぁれ? イヤラシイなんて言っているのは。
『勝負下着』は、仕事で ここ一番というときに
身につけるものなのでゴザイマスわよ。
(本当かなぁ???)
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 大内屋 》 2階
毎年恒例の、‘大内屋インナーバザール’は
1月10日~16日にセンターコートで行われる
ようですね。
(SELVAからハガキが来ていました)
私は そのときに もういちど、‘大量買い’します。
下着は、いくつあっても困らないものですから。
2007年12月26日
【 クリスマス終了。 -八文字屋-】
昨日でクリスマスも終わり。
今日からは年末年始に向けての日常が始まる。
冒頭で、「昨日で」と書いたのは、クリスマスまでの
1ヶ月間は、まさに街中が‘プレ・クリスマス’という
感じだからである。
今年は、生まれて初めて「ひとりきりのクリスマス」を
経験した。実家にいたときは、家族が一緒に いたし、
実家を出てからは 常に その時の彼氏が一緒だった。
クリスマス前の喧噪が大好きだったし、その日を一人で
過ごす人が この世に大勢 存在するということすら、
想像できないくらい、おめでたい人間だった。
恋人のいない友人たちは 男女ともに異口同音に言う。
「クリスマスだからって、誰かと一緒に過ごさなきゃ
いけないっていう法はないし、一人でも、二人でも、
何も変わらないよ」
・・・確かに、そうなんだけど。
クリスマスは、誰かと一緒に過ごすものだと思い込んで
生きてきたから、どうにも引っかかった 今年のクリスマス。
特に今年は、22日が土曜日、23日が日曜日、24日は
天皇誕生日の振休で休日だったから、世間の浮かれぶりが
刺すように、寂しい身に凍みた。
ちなみに、私は22日はブライダルのお仕事。
23日には一人きりで過ごす初めてのクリスマスを迎える私を
ひどく心配した妹が東京から帰省したので一緒にランチを食べて
夜は実家で食事。
24日のイヴは山の上(丘の上?)の邸宅を借り切っての
クリスマスパーティーを 司会として仕切った。
昼と夜、2回に分けて行われたパーティーは、会費が4万円、
必ずカップル(恋人同士でも夫婦でも可)で参加が条件。
ウェルカムドリンクから始まり、イタリアンとフレンチを融合したような
フルコースのお料理。 略式ではなく、メインに魚と肉の料理が
両方出て、デザートのスウィーツもお皿が2度 出てくるような、
ちゃんとしたものだった。(皆 お腹いっぱいで完食していなかったが)
サックスの生演奏を聞きながらの食事のあとは聖歌隊の歌と、
ハンドベルのコンサート。
ゲームの景品だって、最低単価が2万円!
とんでもなくゴージャスなパーティーだったのだが、昼・夜 合わせて
120組くらいが参加しただろうか。
仕事とは言っても、ドレスアップした幸せそうな二人組を
何組も前にすると、笑顔の仮面の下には惨めさが張りつく。
仕事の後は、近所のスーパーに寄ってお総菜を買い込み、
22時半過ぎに帰宅すると文字通りベッドに転がり込んだ。
疲れきっていて、買ってきたものを口にする余裕すらなかった。
思えば その日は朝 プリンを1つ食べただけで、あとは水しか
飲んでいない。
そして、昨日。 クリスマス当日。
昨日から、私は早めの冬休みだ。
今年は ほとんど休みなく働いたので、これくらい早めに休むのも
OKだろうと思っている。
世間ではクリスマス一色だろうと思ったし、疲れが残っていたから
1日じゅうベッドで過ごした。
ベッドで横になったまま 本を読んで、ベッドで横になったまま
電話に出て、メールを返信した。 このうえない贅沢。
昨日 読んだ本は、これ。


昨年 単行本が発売された時に 雑誌の書評を読んで、ぜひ読みたい!
と思って、単行本を買っていたのだが、読む時間がとれず、たまたま
入ったカフェに置き忘れてしまって、そのままになっていた。
ふらりと立ち寄った八文字屋で、平積みされていた この文庫本の
「20周年記念特別定価500円(税込)」の文字を見た時、
まだ読んでもいないのに置き忘れた単行本の値段が頭をよぎった。
上下2冊合わせて買っても1000円!
値段につられて即買い、だった。
もともと読書は好きだが、それが映像化されるとなると、とたんに
興味が失せる。
文字そのものや行間から溢れ出る魅力が、映像になった瞬間に
音を立ててしぼんでいくのが わかる。
読書好きな人なら、おそらく誰でも そうだろう。
『SAYURI』も、『博士の愛した数式』も、そうだった。
でも、きっとこの作品は、おそらく映像化されたほうが 一般の
人にはウケるんだろうな、というものだった。病院を舞台にした
『白い巨塔』『医龍』が、好視聴率をマークしたように。
もちろん、この『チーム・バチスタ』は、小説として読んでも
充分におもしろかったが。
本についていたオビには「2008年2月9日(土)全国東宝系公開」
と、映画化について 載っていた。 機会があったら、観に行こうか。
そういえば、忙しさがピークに達する直前、麻酔科医の彼と、
改めて仕切り直して、二人で食事をした。
その時に聞いた仕事の様子が、あまりにも この小説の
麻酔科医、氷室貢一郎が上巻で言ったことと 同じだったので、驚いた。
いくつも手術を掛け持ちしたり、当直のあと そのまま勤務だったり。
産婦人科医が減少して、分娩できる施設が激減しているという
ニュースは、よく聞くし、現に母が私を出産した‘仙台社会保険病院’では
産婦人科は開設されているが 今は もう 分娩は扱っていないらしい。
背景には、時間をコントロールすることのできない分娩のために、
確保できる医師がいないことがあるらしい。
一人・二人 そういった医師がいたとしても、その医師に おんぶに抱っこでは
医師自身が破綻してしまう。医師である前に、人としての労働環境を
確保することが困難なのであれば、それも致し方ない。
患者(医療を受ける側)の視点に立てば「そんなこと言わないで何とかして!」
と言いたくなるのだが、医師も労働力であることを考えると、人の命を
助けるために、自分の命を削ることになってしまうというのでは、あまりにも
皮肉である。
都市部と地方との医療サービス格差が よく 問題になるが、こういうことを
すべてクリアにしなければ、何も解決には至らないのだろう。
医師だって、聖人では ない。
人の命を助けることが仕事だからといって、100% 自分の生活を犠牲にしろと
いう権利は、患者である私たちには、ないのだから。
減少しているのは産婦人科医だけでなく、麻酔科医や優秀な外科医も
慢性的な不足傾向にあると、新聞で読んだ。
もちろん、首都圏は その限りでもないようだが。
この作品、医療用語ばかりで初めは戸惑うかもしれないが、
読み進めていくと、組織の光と闇、ヒトの光と闇が うまく
描かれていて、下巻の最後のページを読み終えると かすかに
爽快感が漂う。 医者も*働きマン、そして結局のところ
‘ ヒト’なのだと、共感さえ覚える。
崇高ささえ漂う桐生(登場人物の外科医)でさえも、悩み、
苦しみもがく*働きマンだ。
これを読み終えた後には、クリスマス・イヴに カップルを前に笑顔で
居続けることなんて、普段の仕事に較べれば、全然 たいしたこと
なかったじゃないかとさえ思えるから、不思議だ。
これぞ、作品の力なのだろう。
本を1冊(今回は2冊だが)読み終え、活字が全身に行き渡ると、
次の瞬間に また飢餓状態になり次の本を読みたくなる。
今日は 掃除のあと また本を物色しに行こうと思う。
年末年始は 実家にちょっと顔を出すくらいしか予定を入れて
いないから、時間を持て余す気がするのだ。
デートの予定は、あえてクリスマスと大晦日と元旦を外して入れた。
彼らがそれを どう捉えているのかは判らない。
恋愛に発展するのかどうかも定まらない相手ばかりだ。
でも、本を読んで全身を満たすだけでなく、「ヒト」と濃密な
時間を共有することで 全身が満ちてゆくのが「人間」なのだと思う。
今年の冬、特定の彼氏は いないけれど、色んな人と会って
色んな話をして、自分を成長させられたら良いと思う。
「孤独な時間」も、大切にしようと思う。
最近 やっと そう思えるようになってきた。
「孤独」だって、きっと人を成長させるのだと思うし。
「孤独な時間」は、やはり本を読もう。
いろいろな人生を疑似体験して、今の薄っぺらな人間を卒業しなきゃ。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》 5階
チーム・バチスタの栄光 各500円
上・下
海堂尊
..........................................................
*働きマン ; 安野モヨコ作のマンガの主人公
松方弘子の異名。
2007年12月19日
【 おまけ大好き! -八文字屋-】
私、大のオトナ 31歳にして、大の おまけ好き。
冷静に考えれば 絶対に使わないと判るはずなのに
おまけを見ると集めたくなる。
今年の春先には、ほっかほっか弁当のおまけの
ドラえもん欲しさに、毎日 子ども向けのお弁当を
食べていた。職場の人々にも協力を求め(強制し)、
職場の約半分の人たちがドラえもん弁当を食べていた
という日も。
結局、ドラえもんと仲間達が勢揃いすると 飽きて
ドラえもん達は、こっそり処分してしまった。
時々 協力要請した人に「ドラえもんたち どうしてる?」
なんて訊かれると胸が痛い。
たとえ冗談でも「22世紀に旅立ちました」とは言えない。
それから ミネラルウォーターなんて普段 飲まないのに
エヴィアンのおまけに「ムーミン入りミニ エヴィアン」が
付いた時は、コンビニのエヴィアンを列買い(陳列されて
いる列 全てを一気に購入)した。 重かった・・・
あのミニ エヴィアンも、今は どこかに消えた。
そんな私が、たぶん唯一 大事にしている おまけ。
というか、一昨年・昨年と買い続けた おまけ。
InRed付録のフリースブランケット。

左が一昨年の、右が昨年のもので、どちらも
ほぼ同じ大きさ。
一昨年のは紺地×紫の太ボーダー柄で
周囲は茶色のパイピング。 昨年のは
レオパード柄で、周囲がロックミシンで
縢ってある。
そして今年のが、これ。

グレイッシュブルーの地に黒(濃緑?)の細ストライプ。
周囲は紺のパイピング。
フリースブランケットとは言っても、やはり あくまでも
付録(おまけ)なので、素材自体は、ちゃちな感じが否めない。
小さいし、薄っぺらだし。
でも、だからこそ、気に入っているのだ。
普段は車に積んでいて、普通に膝掛けとして使用。
エンジンをかけて すぐの、暖房が効いていないときに さっと
広げて使える大きさで、薄いながらもフリースだから暖かい。
いちいち丁寧に畳まなくてもOKな素材。皺になっても
気にせずにいられるのは、所詮 おまけ だから。
そして、すごく薄手なので くるくるとまるめてバッグに入る。
バッグに入れて持ち運んだら、外で 腰掛けなければ
ならないときに敷物代わりに使う。
外で腰掛ける機会なんて そう あるわけではないと
思いがちだけれど、案外 活躍の場は あって、たとえば
スポーツ観戦。 スタジアムの椅子って、冷たいのだ。
公園でお子さんを遊ばせる時なんかに、ちょっとベンチに
座ったりするときに使ってもいいかもしれない。
男の子には、幼い頃から「女の子をベンチに座らせる時には
ハンカチを敷いてあげるのよ」と、レディーファーストと
淑女の扱いを叩き込むことができ、女の子には「簡単に
地べたに座るような女の子になっちゃだめよ」と
‘いい女’教育を仕込むのに良さそう。
・・・なんて、男女平等の時代に、こんなこと言ってちゃ
ダメですかね。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》 5階

InRed 630円
1月号
2007年11月10日
【 捨てる!技術 -八文字屋-】*訂正あり
*11月10日am11時に書いた記事を、同日14時30分
一部 訂正いたしました。
日経WOMAN12月号で 年賀状の図案特集が組まれて
いないと思って、記事を書き、upしましたが、何度も
くまなく全てのページを熟読したら・・・載っていました!

先月から待ちに待っていた日経WOMAN12月号の発売。
まずチェックしたのは、年賀状の図案特集があるかどうか。
昨年の、大々的な特集と較べたら、うんと小さかったけれど、
年賀状の図案が小さく載っていた。
よく吟味して、使うかどうかを考えたいと思う。
今号の特集は「捨てる!技術」。
捨てるべき対象を「モノ」 「仕事」 「恋愛」の3つに分類して、
いかにしてスッキリ暮らすかということが特集されている。
どの項目を読んでも、耳が痛い。
普段 いろいろなものに囲まれて暮らしていて、自分では
判っていなくても、それが自分を がんじがらめにしてしまって
いるということに、改めて気づく。
自分に鎖のようにまとわりついている多くのものを断ち切って
次に進むというのは 勇気が要ることだけれど、痛みを伴わないと
人は 停滞してしまうものなのかもしれないな。
そういえば、元・恋人とサヨウナラをした時にクローゼットの
中のチェストから、彼のものは全て出して持ち帰って貰った
と思っていた。
あれから2週間ちかく経った今日、彼専用にしていた引き出しを
開け、そろそろ そこに自分のものを入れようと思ったら、
彼のトランクスが1枚、残っていた。
震える手で 引き出しを開けて、震える手で彼の衣類を
出したので、奥まで よく見えていなかったのだろう。
たぶん、これは神様からの、ちょっとしたイタズラ。
もう私がほんとうに「大丈夫」なのかどうかを試したのかもしれない。
もし、これを発見するのが あと1日 遅かったら、私は
触れることもできずに 涙を流していたかもしれない。
だって「大丈夫」 「もう悲しくなんか、ない」と言っていても、
この2週間の日々のなかで、時々、何かの瞬間に思い出して
感傷に浸ることは 少なからず あったから。
だけど、彼との日々は、少しずつ私の中で形を変えてきている。
しっとりとした鮮やかな色の花が、ゆっくり水分を空気に還して
押し花になっていくように。
鮮やかな色を くすませても、本の頁の間なんかで その姿の
面影を ひっそりと残していくように。
楽しかった出来事が、朝 昼 晩を幾度も繰り返すなかで、
「思い出」のタグがついた引き出しの中に 静かに入ってゆく。
濃紺のチェックのトランクスは、もう誰も穿くことが ないから
くるくるとまるめて、外から見えないように包んで、ポイ、と
ごみ箱の中へ。
これで、いい。
何かを捨てなければ、何かを持つことは できないもの。
両手いっぱいに掴んでいたものを、ひとつひとつ捨てることで
余裕ができて、次の 欲しいものを手にすることができるんだと
思う。 今は ほんとうに そう思う。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》 5階
日経WOMAN 12月号 550円
2007年10月10日
【 栗だ!栗!】

母の実家は、登米市中田町にある。
祖父も亡くなり、叔父も叔母も東京で暮らしていて
今は もう誰も住んでいないので、時々 母が 行って
近所の人に日頃のお礼を言ったり、窓を開けて空気を
入れ替えたりしている。
庭には柿や栗の木があって、毎年 数百個の柿が実る。
これまでは柿を貰ったことはあっても、栗は、虫に
食われてしまうことが多くて、ご相伴に与る機会は
なかった。
それが、今年は どうしたことか、食べられる状態の栗が
ずいぶんと取れたらしく、「取りにおいで」と電話が。
いつものように実家に行くと、父も母も仕事で居なかったが
玄関先に ビニールに入った たくさんの栗が。
栗は もう茹でてあったので、包丁で真ん中を半分に切り、
スプーンで掬って食べた。
天津甘栗のような香ばしさや、甘さは 当然 ないけれど
素朴な、自然の味がする。 シンプルな、秋の味。
そういえば SELVAの「イモ・クリ・ナンキン フェア」は
まだ 続いているのだろうか。
明日は帰りが遅くなりそうだけれど、寄ってみようかな。
実りの秋を、いっぱい楽しまなきゃ。
2007年10月05日
【 パール風ピアス -BEAU ATOUT-】
秋になって、着る洋服の素材が厚くなってくると
アクセサリーも、夏に身につけていたような
軽めの雰囲気が似合わなくなってくる。
素材の厚みに負けないような色や素材が必要に
なってくる気がするのだ。
とりあえず、何にでも合うし、ソフトな印象があるから
ということで真珠のアクセサリーを買おうと思い立ち、
真珠関連の商品の、老舗といわれるようなお店を
何軒か見たけれど、ゼロの数ばかり数えて
気後れしてしまい、結局、何も買えずにいた。
でも、どうせ普段使いのアクセなわけだし、
高価な物が必要なのだろうか?と、ふと 立ち止まった。
30歳を過ぎてから、アクセサリーというと、つい
‘ジュエリー’にばかり気が向いてしまうけれど
仕事で髪を振り乱している自分の姿には、高価な
ジュエリーは相応しくないような気がする。
もうすこし余裕が出てから、高価な物を身につけて
いても、変に気にし過ぎずに居られるくらいに
なってから、でも良いんじゃないかな。
ダイヤなら硬質なものだから、傷が気になることも
ないかもしれないけれど、真珠は とてもデリケートな
ものだから、髪を振り乱しているうちに気づかないまま
傷つけてしまいそうだし。
そんなわけで、耳につけると ゆらゆら揺れるタイプの
イミテーションを購入。
ホンモノを買うためには、まず、仕事を頑張って、
しっかり稼がなきゃね。
冷や汗かいてばかりじゃなく、しっとりと落ち着いた
私になってから、ホンモノを買おうっと。
どうせ買うなら、つや と 巻きが しっかりした花珠だ。
何年後になることだろうか、わからないけれど。
冠婚葬祭で必要な時には、とりあえず、母に借りよう。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 BEAU ATOUT 》 3階
パール風ピアス 1260円
2007年10月01日
【 ちいさい秋みつけた -Milk Tea House-】
Milk Tea Houseで見つけた『小さい秋』は、この栞。
パッケージには‘Fabric BOOK MARK’とある。
厚紙か何かに布を貼ったような手ざわりの栞だ。
もちろん、栞は季節に関係なく、読書のお供として
活躍するのだけれど、これは色合いが何だか紅葉した
山の景色みたいだなぁ、と。
よく見ると、模様のひとつひとつは紅葉ではなく小花。
秋~冬は、我が家が 橙色のファブリックに模様替えの
時期なので、より いっそう、この色が私に『秋』な
気分を運んでくれるのかもしれないが。
そんなわけで、今夜はアラビアータのソースにスルメイカを
合わせた。トマトのソースは、夏に食べるのが いちばん
美味しいのかもしれないけれど、今日は、橙色の秋気分で。
イカの皮を剥くときの水が、指先に冷たい。
SELVA店内は、今、ハロウィンを控えて 鮮やかな
橙色が目立つ時期。
あと まる3ヶ月で2007年が終わってしまうのかと思うと
過ぎて行ってしまった時間が惜しく思えてきて、せつなくなる。
1日 1日を、もっと大事に生きなければ。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 Milk Tea House 》 4階
FABRIC BOOK MARK 189円
(TOCONUTS)
2007年09月30日
【 エリンギと油揚げの炊き込みごはん -八文字屋-】

発売日からは ちょっと時間が経ってしまったけれど、
REAL SIMPLE JAPAN11月号 掲載のレシピで
作った『エリンギと油揚げの炊き込みごはん』。
具はエリンギ2本と油揚げ1枚だけ。
あとはレシピを見ながら目分量で 調味料を仕込み、
ちょいちょいっと炊飯器にセットすれば、できあがり。
きのこ類は1年じゅう手に入る昨今。
でも、やっぱり秋になって食べる きのこは ちょっと
特別に美味しく感じる。気のせいなのかもしれないけれど。
ごはんが炊き上がる頃になると、台所いっぱいに秋の香り。
しばらく蒸らして、しゃもじで底からかき混ぜて、
お気に入りのお茶碗に盛りつける。
湯気がもぅもぅと立ち上る ごはんを、箸で思いきり
持ち上げて頬張る。
ごはんの合間に、シャクシャクとエリンギの歯応え。
口の中から鼻に向かって抜けてゆく香り。
簡素だけど、贅沢な秋の味だ。
そういえば、このあいだ遅めに出勤したとき、FMで
料理研究家が言っていた。
「炊き込みごはんは、薄目の味付けにね。」
ひと口 食べて、ちょうど良いと感じる味の濃さでは、
お茶碗の最後のほうで、飽きてしまうのだそうだ。
なるほど。
REAL SIMPLE JAPANに載っていたレシピも、
ずいぶんと薄味。
だから、ちょうどよく美味しく感じられるのかも。
今日で9月も終わり。明日は ‘衣替え’だ。
まだ始まったばかりの秋。
秋は実りの季節だから、高価ではなくても
贅沢な味覚が たくさん楽しめる季節だ。
ひと口 ひと口、じっくり味わって楽しみたい。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》 5階
REAL SIMPLE JAPAN 480円
11月号
※11月号は、付録に風呂敷がついてきます
2007年09月26日
【中秋の名月 -mister Donut-】
昨夜は “中秋の名月” お月見だった。
実家にいた頃は、母と月見団子を作ったり、
ススキを取ってきなさいと言われて弟や妹と
探しに行ったりしたものだ。
見つけたススキを手で取ろうとして、
細くて固い葉で手を切ってしまったりしたのも
今となっては良い思い出。
もともと里芋の収穫祭の性格を持つ仲秋の名月。
昨夜は我が家でも烏賊と里芋の煮ころがしを
食べた。それから、秋の味覚 秋刀魚も焼いて。
それから、ビールで乾杯。
月見団子を作る時間がなかったのと、食彩館を
歩いていたら、ミスドに『RICH DONUTS』の
文字を見つけて気持ちが団子からドーナツに
シフトされたせいで、昨夜は月見団子ならぬ
月見ドーナツを。
たくさんの種類のドーナツやマフィンやパイが
陳列されているけれど、基本的に、食べたい種類は
決まっている。
私が好きなのは、ココナツチョコレート。
もしゃもしゃしたココナツと、さっくりした
ココア生地が たまらなく好き。
恋人と初めてミスドのドーナツを食べた時、彼に
ひと口あげたら「うまい!」と騒ぎ出して その後
ひと口どころじゃなく全部 食べられてしまった。
あとは、適当に見つくろって、ポン・デ・リングと
ポン・デ・ショコラ。 それから、 おそらく今、
ミスドのイチ押しであろうRICH DONUTSを
ふたつ。ハニーディップと、チョコレートリング。
恋人が無類のチョコレート好きで、こういうときに
チョコレートが かかったものをチョイスから外すと
かなり がっかりするので、チョコレート物は 必須。

これでは何だか“お月見”という雰囲気は ずいぶん
少ない感じだけれど、昨夜の月は ほんとうにキレイで
数年ぶりの“中秋の名月のお月見”だった気がする。
ここのところ、秋雨前線やら台風やらで、旧暦の8月
15日のお月見って できなかったんじゃないかな。
そういえば、中秋の名月っていうのは、必ずしも満月
というわけではないということ、今年になって初めて
気づいた。
そうそう、旧暦8月15日の十五夜だけではなく、
旧暦9月13日の十三夜もお月見をするものとされていて、
どちらか片方だけを見るのは『片見月』と呼ばれ、
あまり良いことではないとの事。
ちなみに、旧暦9月13日は、来月(10月)の23日。
その日は、何を食べようかと、今から思案する 秋の夜長である。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 mister Donuts 》 1階
ココナツチョコレート ¥115
ポン・デ・リング ¥105
ポン・デ・ショコラ ¥105
RICH DONUTS
ハニーディップ ¥126
チョコレートリング ¥136
2007年08月31日
【 お気に入りCD -八文字屋-】
きょうで8月が終わる。
1年の3分の2が終わったことになる。
・・・時間が経つのって、ほんとうに速い。
そりゃ 年とるはずだわ。
今月は、夏休みがあったり誕生日がきたりと、
ほんとうに慌ただしく過ぎていった。
それなのに手元に残っているものは案外
少なくて、歳を重ねた割に成長もみられない。
誕生日に、どうしてもどうしても欲しかったiPodを
買ってもらった。
地下鉄に乗るときに音楽と一緒、というのは、高校への
通学時間を思い出させる。
ウォークマンを鞄に入れ忘れた日は、それだけで
憂鬱だったなぁなんて。
ご存じのとおり、MP3はインターネット上で音楽を
ダウンロードして購入することもできるのだけれど、
大好きなLOVE PSYCHEDELICOはiTunesに
無いので、今回はCDを購入。
初回限定でSPECIAL DVDがついているというのは
得した気分になれるから、いい。

そういえば、このあいだランチの時に、普段は どんな
音楽を聴いているか?という話題になった。
私が気に入っているアーティストを何人(組)か挙げてみたら
「 意外です!クラシックとか聴いてると思ってました!」
なんて言われて、びっくり。
もちろんクラシックも大好きだけれど、それしか聴かないと
いうわけでもないのに。
職場では私、どんなふうに見られているんだろう・・・と
ちょっとだけ気になったりして。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》 5階
GOLDEN GRAPEFRUIT 3330円
★初回限定盤★
LOVE PSYCHEDELICO
***************************************************
8/20 -誕生日-
恋人からのプレゼントの一部。
バースデイケーキは、泉区 将監のフレーズ。
泉市時代から在住の泉区民にとっては、やっぱり
ケーキと言ったらフレーズ!
泉中央からはちょっと遠くて、車がないと行けない
というのは、残念至極。
SELVAにカフェ付きでOPENしないかしらと切望。
iPodは、大好きな白。
イヤホンは、耳に入れるところがハート型をしていて
きらきらのラインストーンが埋め込まれています。
ここには写っていないけれど、ケースも白の革。
2007年08月23日
【 青のしずく -織部- 】
今日は夕方から雨が降るとの天気予報。
そのせいか、湿度は高いけれど やや暑さは
和らいだ感じ。
しかし。
今年は、猛暑を通り越して、酷暑、なのだとか。
そういえば証券会社に勤務していた時は、いつも
天気予報を気にしていた。
天候は、あまりに身近すぎるから、それほど気にしない
という人も多いけれど、案外 経済に関わる問題だ。
例えば株式投資初心者のお客様には、「暑い夏には
ビールが売れるでしょう?そうするとビール会社が
儲かって業績が良くなる。業績が良くなるであろう
会社を前もって見込んで株式を買っておくと・・・」
なんて例を挙げて説明していたりも。
(あまりにベタな説明なので、それほど使わない
セールストークだったけれど。)
暑い暑い夏。
きっと今夜も冷蔵庫でキンキンに冷えたビールが、
美味しいはず。
そんなことを考えていた ある日、恋人が
「今夜は日本酒が飲みたいなぁ。しっかり冷やしてさぁ・・・」
なんて言い出した。
正直言って、私は日本酒が飲めない。
おつきあい程度に嘗めるぐらいなら 何とか我慢できるが
お猪口なんかで啜ったら、途端に気分が悪くなる。
そんなわけで、日本酒を楽しむための器を、私は
持っていない。
でも、せっかくだから、と 織部に酒器を買いに行った。
そして恋人が「これ!」と手に取ったのが この『青のしずく』
という名前の半酒器。

値段が手頃なのは言うまでもないが、白地を青いインクで
すーっとなぞってから、ちょんちょんと垂らしたようなデザインが
何とも涼しげ。
きりっとした冷酒の喉ごしを、さらに冷たく感じさせてくれそうだ。
残念ながら私はビールを飲んだのだけれど、お酌をするときに
ほんのちょっとだけ、お猪口に当たったカチッという音が、まるで
風鈴の音色が温んだ空気に渇を入れるときのように響いた。
「飲んでみたら」と言われて舌先でちょっと味を確かめてみたけれど
やっぱり、私には日本酒の美味しさが まだ解らない。
当分の間、酒器が微かにぶつかり合うときの音だけで涼ませて貰おう。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 織部 》 4階
青のしずく 2100円
2007年07月24日
【 タンブラー -スターバックスコーヒー-】
職場のデスク近くには給茶器があって、無料でお茶が飲める。
ボタンを押すと、コップ1杯分の緑茶が出てくる。
便利だ!と思ったのも、わずか2ヶ月ほど。
6月はじめ頃になると、気温も上がってきて、できれば
熱いお茶は飲みたくなくなった。
1階のカフェテリア脇にはジュースの自販機があって、
ペットボトルの冷たいお茶が100円から140円で売られている。
便利だ!と思ったのも、わずか1週間ほど。
1ヶ月に20日間 働いたとして、毎日お茶を買っていたら、
2000円から2400円かかるのだ。
しかも、暑い日に午前・午後で計2本買ったとしたら・・・
なんだか散財しているような気がしたのと、ECOに向かっている
時代の流れに逆らっている気がして、買うのをやめた。
そこで、毎日 スタバのタンブラーに麦茶と氷を入れて出勤。
すると、職場ではタンブラーが大流行。
「上海に旅行したときに買った」とか、「シアトルの1号店で買った」
なんていう、海外のレア物を持ってくる同僚まで。
私も、数種類のタンブラーを交互に持参。
暑い日は午前・午後の計2本を持って行って冷蔵庫に保管。
ここで「冷蔵庫があるなら、冷蔵庫で全員分の麦茶でも作れば?」
なんて言わないで欲しい。予算とか、いろいろな問題があって
それができずにいるのだ。
昨日は、たまたまスタバに寄ったら新しいデザインのタンブラーが
売られていたので、ひとつ購入。

キラキラした台紙に円や正方形が幾何学的にプリントされている。
しかも、サイズは大きめの16oz(約470ml)だ。
中に入っているドリンク無料券でオーダーしたのは、
冷たいカフェモカ。 グランデサイズは ちょっと多すぎるかなと
思ったけれど、暑かったせいか、車内でごくごく飲んで、自宅に
着くまでの10分弱で全て飲みきってしまった。
明日は、これに麦茶を入れて出勤しよう。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 スターバックスコーヒー 》2階
タンブラー 16oz ¥1250
2007年07月23日
【しるしのつけられる傘 -無印良品-】
なんとなく記事にしていなかったけれど、セルバちゃんの
記事を読んで、ぜひ!と思ったのが、これ。
無印良品の『しるしのつけられる傘』。

取っ手の先に穴があいていて、そこに目印を付けられる。
自分の傘が、ほかの人の傘にまぎれて判らなくなって
しまわないようにということで作られたものらしい。
でも、透明ビニール傘なら そういうこともあるかも
しれないけれど、不特定多数の人が集まるショッピング
センターなんかでは だいたいの人が、自分の傘は
自分で持って歩くんじゃないだろうか。
意味あるのか??? ・・・なんて。
屁理屈を言っても仕方ない。
いや、工夫次第で、屁理屈なんて梅雨空と一緒に
吹き飛んでしまうかも。
だって、取っ手の穴に お気に入りのブランドのリボンを
結びつけると、なんだか ちょっと素敵。

私はグレーの傘を買ったので、FURLAのグレーの
リボンを結びつけてみた。
これが、ブラウンの傘だったら、エルメスのリボンでも素敵。
子ども用の傘には、可愛いキーホルダーなんかつけてあげても
良いかもしれない。
仙台では、お昼過ぎぐらいから晴れ間がのぞいて、
そろそろ梅雨明けか?なんていう声も ちらほら。
梅雨が明けたら、傘の出番は、確実に減るだろうな。
そうしたら台風の季節まで傘は休憩、か。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 無印良品》4階
しるしのつけられる傘 1050円
60cm
2007年07月11日
【 ナツイチ!-八文字屋-】
職場の7月のカレンダーは、青い海と白い砂浜の写真が
印象的な、まさに夏、なものだけれど、ここ数日の天気は
梅雨そのものといった感じ。ピカピカの夏を手に入れる前の
儀式みたいなものだとは解っていても、じめじめとした空気で
やっぱりちょっと下降気味な気分。
こんな日は、敢えてバーゲンに行ったりして、自分に元気を
注入しなければ。
バーゲンの収穫は、後日 改めて(機会があれば)ご報告するとして
今日は、今いちばん私が熱中しているものをご紹介。
これ。

夏休みが近づくと、読書感想文の宿題をこなすための需要を
当て込んでか、各出版社は文庫の販売に力を入れるようだ。
新潮社では、年間を通してパンダのキャラクターのグッズを
プレゼントしているけれど、夏は、フェアとして、文庫2冊を
購入してオビについている応募券を送ると、夏っぽいパンダの
ブックカバーが貰える。
集英社は、『ナツイチ!』というフェアで、この夏、文庫を買うと
このハチのストラップがその場で貰える。
新潮社よりも、手軽におまけが貰えるというのが嬉しい。
それに、ひとつひとつがおみくじの袋に入っているから、
店員さんが差し出す箱の中に手をぐっと突っ込んで、ぐるっと
かき回して掴むというのも縁日のおみくじを彷彿とさせて楽しい。
そんなわけで、まだ読み終わりもしないのに、さんざん文庫を
買いまくって、携帯電話はハチだらけだ。
今のところ、頭に本を載せているハチ、じょうろを持っているハチ、
積み重ねた本を抱えているハチの3種類、計5個が手元にある。
目指すは、希少価値の高い女王バチだ。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》 5階
※『ナツイチ』のハチのストラップが
無くなり次第、キャンペーンは
終了との事です。お早めに!
2007年06月29日
【 夏気分のワイン -KALDI-】
梅雨入りしたとは言っても、雨の日と晴れの日が ほぼ
交互に やってくるような毎日。
最近は釣りにハマっていて、天気の良い休日は女川で
釣り糸を垂らす。
釣れても釣れなくても、ただ静かに水面を見ているだけで
心が穏やかになるから不思議だ。
夕方近くまで海辺にいて、仙台に戻ってくる頃には、
幸せな疲労感が全身に漂う。
こんなときは、身の回りの細々したことから解放されて
ゆっくり眠ってしまいたいものだ。
ふらりと寄った食彩館では、KALDIの前で、白ワインの
試飲サービス。
試飲した恋人が「すっきりしていて旨い!」と絶賛して
カゴに入れる。
「だったら私も」と、赤いラベルのスパークリングワインを
カゴに入れる。

汗でべたべたした肌をシャワーで流し、きりりと冷やした
飲み物で釣果に乾杯する。
暑い日にはビール、が日本の定番。
確かに安価で手軽で美味しいけれど、たまには気取って
華奢なグラスにスパークリングワイン、も良いものだ。
梅雨は、まだまだこれからが本番。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
白ワイン 1142円
Vermentino di Sardegna 2005
*緑色の鹿のイラストが描かれた
ラベルが目印
スパークリングワイン 1205円
Angelo ASTI
2007年06月25日
【フレッシュトマトの冷やしサラダ麺 -華・房-】
1F食彩館 『華・房』で見つけたのは、これ。

フレッシュトマトの冷やしサラダ麺。
ほんとうは640円が定価らしいが、今はお試し価格、588円。
中華麺と、レタス、ベビーリーフ、サニーレタス。
そして海老チリのソースみたいな たれ。
食べてみた感じは・・・見た目そのまんま、という感じで
うまく説明しなくても、想像して頂ければ何となく
それで合ってますというような味。
でも私にはちょっと濃かったかな。
私が卒業した大学の学食(食堂)では、この季節になると
冷やしサラダうどんというメニューが登場していた。
ふつうの冷たいうどんに、サラダが載っかっているという
ただそれだけのことなのだが、爆発的人気で、午前中の
早い時間に食券を買いに行かないと、売り切れてしまうほど。
値段も300円弱ぐらいだったし、「サラダ」という、一見
カロリーの低そうな名前が、女子大生の心をわしづかみに
していたのだろうと思う。
実は、先日、この大学を受験するという高校3年生に出会って、
彼女の第一志望が、私と同じ学部学科だと聞いたとき、
この冷やしサラダうどんの話をしたところ、目をきらきらさせて
「7月のオープンキャンパスのときに食べてみます!」と
言っていた。
私の出た大学は有名校でも何でもないけれど、それはそれは
充実した4年間を過ごした 大切な思い出の場所だ。
10代後半から20代初め頃は、思春期とは また別の意味で
多感な時期で、物事を真っ直ぐ しかも 深刻に見つめることの
できる時期だと思う。
(大人になると面倒なことからは逃れられる狡さを身につけるから
些細なことには深刻にならない。)
彼女が、私の母校に入学することになったとしても、
そうならなかったとしても、彼女が一生懸命に この夏を
過ごして、悔いのない受験生生活を終えてくれれば良いと思う。
フレッシュトマトの冷やしサラダ麺。
海老チリのソースに似た たれは、ほんの少し、あの夏の空気を
連れてきてくれたような気がする。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 華・房 》 1階
フレッシュトマトの冷やしサラダ麺 588円
* 価格は期間限定です。
2007年06月22日
【 今月のお料理 -八文字屋書店- 】

REAL SIMPLE JAPANが発売になると、
あぁ、給料日だぁと嬉しくなる。
この雑誌の発売の時期がちょうど給料日と
重なるのだ。
いい大人になっても、計画的にお金を使うことが
できなくて、給料日前はいつもほんとうに貧しい
生活を強いられる私。料理もワンパターンに。
だから、REAL SIMPLE JAPANを買うと、
載っているレシピを ここぞとばかりに つい
試してしまう。
(食材を買うお金だって心配ないし)
先月は、たらこの炊き込みご飯を試したが、
今月はプチトマトのマリネを使ったサラダを。
プチトマトのマリネは、作り置きしておけば
アレンジ自在で、お茶漬けやパスタにも変身。
まずはレシピ通りに作ってみたら、これが絶品。
マリネのまま食べても、サラダにしてドレッシングを
合わせても美味しい。茗荷が効いた夏のサラダ。
恋人も「旨い」を連発して2人は ものすごい勢いで食べた。
今日は、ちょっと自分流にアレンジしてみる。
玉葱が安かったから大量に購入してしまったので
マリネに薄くスライスした玉葱を入れる。
バルサミコ酢の代わりに、いつも使っている米酢を
たくさん入れる。

これを、オリーブ油と混ぜ、カッペリーニと大葉と合わせて
冷製スパゲッティに。

カッペリーニは、うんと細いスパゲッティで、天使の髪の毛と
いう意味だと、誰かが言っていたのを聞いたことがある。
日本で夏に冷たい素麺を食べるように、イタリアでも
こうしてキンキンに冷やした細い麺を食べたりするのかしら。
ほんのり大蒜の香るマリネは、まさに“夏の味”。
トマトを使った夏の常備菜というと、ラタトゥイユが
有名だけれど、今年は、このマリネを冷蔵庫に入れておきたい。
REAL SIMPLE JAPANをご購入の際は、ぜひ お試しください。
ちなみに、P148に載っていた混ぜ寿司も簡単で美味しかった!
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《八文字屋》 5階
REAL SIMPLE JAPAN 480円
8月号
2007年06月21日
【 本日 梅雨入り!-八文字屋書店- 】
蒸し暑く、雨が降ったり止んだりの木曜日。
とうとう というべきか、やっと というべきか、
今日、北陸と東北地方が梅雨入りした。
史上5番目に遅い梅雨入りとの事だが、この
蒸し暑さは、しとしとと雨が降る肌寒い梅雨に
慣れている東北人としては、なんとなく物足りない
感もあるような。
HPのtopにあるweb上のプチ番組‘カミカミセルバ’
では、梅雨を楽しむためのいろいろな物が紹介されて
いるけれど、私は、外に出られないときは、ひたすら
読書に勤しむのが好き。
梅雨入り宣言を聞いて、今日 仕事帰りに買ったのは
綿矢りさ の『夢を与える』。

綿矢りさ、といえば、史上最年少で芥川賞を受賞した際の
膝小僧に絆創膏を貼ったまま記者会見した初々しい雰囲気が
印象的だったが、あれから数年経って、2月に発売された
この本の文章からは、あの初々しさは微塵も感じられない。
後味の悪ささえ残る作品だ。
でも、主人公が生まれる前からの、年齢的な成長を
順を追って展開させてゆくという書き方は、比較的
読みやすく、愛らしい幼少時とラストでのグロテスクさは
対照的で、解りやすい。
人間がこの世でいちばん気味悪く恐ろしい生き物だ、という
言葉を思い出させる作品だ。
痛いところに敢えて痛みを与えて治療するという どこかの国の
民間療法のように、梅雨の鬱陶しさを更に鬱陶しくさせる作品は
こんな季節にこそ、ぴったりなのかもしれない。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》
『夢を与える』 綿矢りさ 1365円
2007年06月16日
【 明日は父の日 -COMME CA ISM-】
明日は父の日。
母の日は何となくお茶を濁したのだが、どうもそれが
いけなかったらしい。
母から電話がきた。
「父の日には、お父さんに、ちゃんと父の日らしい
プレゼントをしてね」
「気にしていないように見えて、お父さん、そういうの
結構 気にするんだから」
確かに父は、子どもの誕生日を忘れたことは絶対に無いし
クリスマスにも必ずプレゼントを準備してくれていたし
自分の両親に対しても 父の日・母の日・敬老の日の
プレゼントは欠かさなかった。
私が四季のイベント好きなのも、父の影響だろう。
先日、シャツワンピを購入したときに店員さんが紙袋に
父の日向けの商品のリーフレットを入れてくれたのを
思い出し、COMME CA ISMへ。
写真を撮るのをすっかり忘れていたので画像はないが
ポロシャツとタオルハンカチを購入。
ポロシャツは、重ね着っぽく見えるデザインで、父を
すこしだけお洒落に見せてくれそう。
百貨店で売られている、高価な「いかにもお父さん」的な
ものも良いけれど、こんな気軽なプレゼントも、いいと思う。
「こんなことにお金を使わないでちゃんと貯金しなさい」
なんて言う父の顔を想像して、ちょっと可笑しくなった。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 COMME CA ISM 》 1階
ポロシャツ3900円
タオルハンカチ 580円
2007年04月16日
【 花いっぱい、花見山 】

昨日、花見山に行ってきた。
花見山というのは福島市にある。
もともと養蚕がさかんな地域だったのが、養蚕の合間に山を開墾して
花木を育て、仏花や生け花用として販売するようになったのだとか。
農家の方が「きれいな花を楽しんで」と、善意で土地を一般に開放し、
現在は観光地としても有名になっている。
ピンク色、と ひとことで表現してしまえばそれまでだけれど、ここで
多くの花を見ると、桜色、桃色、と 日本人は的確に表現して区別し、
花の色彩をも丁寧に味わってきた民族なのだと解る。
彼岸桜、東海桜、鬱金桜、八重桜、十月桜、天の川桜、安行桜、
染井吉野、・・・ 桜にもいろいろな種類があるのだということも。
春の花というと、赤系統の花が多いような気もするけれど、鮮やかな
黄色の花も咲いていた。 日向水木や連翹など。
やわらかなイメージの季節だけれど、こんなにも情熱的な色を放って
まるでそこだけが明るくなっているかのように。
福島からの帰り途、助手席の窓からは いくつもの桜が見えた。
枝いっぱいに もこもこと咲くもの、葉桜になりかけのもの、
これから咲くであろう蕾。
七北田公園でも桜がずいぶん咲いていると聞いた。
私の家の近くでも、白木蓮が満開だ。
まるでたくさんの小鳥がとまっているかのような姿は、いかにも
春という感じ。 そんな白木蓮の並木を、小学生が真新しいランドセルを
背負って歩く姿は、小鳥たちに見送られているようで、初々しくて
ほほえましい。
今日は あいにくの花冷えで、しとしとと雨まで降った。
1ヶ月遡ったくらいの気温の低さで、春物のコーディネートでは
ずいぶん寒かったけれど、この花冷えのお陰で桜の見頃は もうすこし
続くだろうとニュースでは言っていた。
せっかくだから、今週は車での移動を減らして、ゆっくりと花を愛でながら
春を楽しもうかと思う。
2007年04月06日
【 続・野点願望 -織部-】
午前中、FMを聞きながら片付けものをしていたら、
「仙台で桜開花宣言」とのニュースが飛び込んできた。
榴ヶ岡公園では三分咲きの木もあるとの事だけれど
標本木の桜が規定の数だけ咲いていないと開花宣言とは
ならない。
もしかしたら、気づいていないだけで仙台でも桜は
咲いているのかもしれない。
野点用に、と茶筅や茶杓、抹茶を買って帰宅し、
茶碗が無いことに気づいた。
最低限のものさえあれば良い、とは言っても、
茶碗ぐらいは あったほうが良いだろう。
もういちどLUPICIAに行ってみたけれど、
お茶を点てるときに使えそうな茶碗は ない。
こんなときは、織部へ。
茶道についてなんて、右も左もわからないから、
織部の店内でも、右往左往してしまった。
何となく気恥ずかしくて店員さんに訊くことも
できない。
さんざんうろうろして、手に取ったのは、これ。

緑色がずいぶん印象的だけれど、描かれているのは
桜の絵。 あまり春っぽい色遣いではないし迷ったが
手に取ったのも何かの縁かもしれないと思い(?)、決定。
茶碗の近くにあった桜柄の風呂敷は、灰がかった薄紫色と、
薄緑色の裏表。どちらを表にしても使えるところが気に入った。
リバーシブルなのが良いのではなく、縫い目とか織り目とか
見ても素敵じゃない部分が目につかないところが良いのだ。
野点セット(と命名)を包むのに使うつもり。

野点のための、抹茶、茶筅、茶杓、茶碗が揃った。
野点初挑戦は、やはり通ぶらずに、満開の桜の下が
良いと思う。
あとは 満開の桜を待つのみ。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 織部 》 4階
茶碗 1890円
桜柄風呂敷 525円
2007年04月05日
【 野点願望 -LUPICIA- 】
仙台でもそろそろ桜が開花しても良い頃である。
確か先月の中旬頃には「仙台での開花予想は4月4日」なんて
言われていたのに、ここへきてぐっと気温が下がり、今日は
しまいかけていた冬素材のジャケットを羽織った。
とは いうものの、風は冷たいけれど陽射しは春、である。
桜見の準備でも。
高校生の頃から憧れているのが、桜の下での野点(のだて)。
野点というのは、いわばアウトドアお点前。
気候の良いときに、自然を愛でながらお茶を楽しむのである。
高2の古典の授業で、先生が雑談の中、ふと外をながめながら
「こんなに穏やかな日には、野点でも楽しみたいものですね」と
独特の甲高い声で話されたのが印象的で、茶道の心得も無いのに
ひたすら憧れること十余年。
新年度が始まって新鮮な気持ちのまま 桜前線のニュースを見て
いたら、「よし!今年こそ!」という気持ちになった。
仙台市中心部の茶道専門のお茶屋さんあたりで野点セットを
買おうと思っていたが、レモンティーの試飲につられて入った
LUPICIAでも“野点用”として茶筅や茶杓などを販売していた。
茶道専門のお茶屋さんというと、やはり心得のない者にとっては
敷居が高いけれど、いつも来ているLUPICIAなら、鯱張らずに
何でも相談できそうな感じ。


茶杓やら茶筅やらの傍には『抹茶のおいしい点て方』なんていう
リーフレットが飾ってある。
写真付きでわかりやすく説明されていて、これを見ながら家で
すこし練習して、桜の下で野点、とすればうまくできそう。
店員さんに、そのリーフレットも欲しいということを伝えると
しばらくその辺りを探していたが、無いようだった。
それならば、帰りに初心者向けの茶道の本でも買えばいいかな
と思っていたら、店員さんは「コピーで申し訳ないのですが」と
リーフレットをカラーコピーして一緒に包んでくれたのである。
お手数をおかけしてすみません、と頭を下げると、恥ずかしそうに
微笑んで「分量とか、気になりますものね」と。

その、営業スマイルになりきれていない笑顔が、うっすら紅色の
桜の蕾を思わせる。
仙台の桜の開花宣言がよりいっそう待ち遠しい午後である。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 LUPICIA 》 1階
野点用 茶筅 2100円
野点用 茶杓 380円
岡部 青羽根(抹茶) 800円
*********************************
今は “ニルギリ紅茶”が美味しいですよ、と
店員さんが勧めてくれたのはニルギリの
レモンティー。
私が試飲したものはガムシロップが入って
いました。砂糖やガムシロップの入ったお茶は
苦手なのですが、すっきりした後味で、たいへん
飲みやすく美味しかったです。
2007年03月30日
【 シロイモノ 】
暦の上では もうすっかり春だし、テレビをつけると
出演者は皆 春の装い。
今日あたりが小・中・高校の離任式のピークかもしれない。
東京では桜が咲いているというし、陳列されている
洋服は春を通り越して 初夏のものまで。
中学校を卒業し、高校入学を控えた、ちょうど15年前の今頃。
地下鉄に乗って母と2人で藤崎に出かけ、出来上がったばかりの
制服を受け取った後、荒岩本店で新しい弁当箱を買ってもらった。
落ち着いた赤に、黒い3つの●がデザインされた小判型の弁当箱。
二段重ねで、お揃いの箸や巾着もセットになっていた。
母と2人きりで出かけるのは久しぶりだったし、新しい物を手に
するというのは たとえ弁当箱ひとつであったとしても嬉しかった。
高校では給食が無いとは いっても、弁当箱は既に いくつも持って
いたから、今わざわざ買わなくても・・・と、その時は思った。
それでなくても高い入学金やら制服代やらを思うと、親にお金を
使わせるのもどうかと考え、その春は いつもの春のように新しい
文房具を買いたいとか服が欲しいとか言い出せなかったのだから。
でも、あの時の母の行動は正しかったと思う。
高校入学前のすこし時間があるときに、母と2人で買い物に
出かけたということが15年経った今も こうして思い出に残って
いるのだ。新しい環境に飛び込む前の、期待と不安とが入り混じった
気持ちとともに、あの赤い弁当箱の思い出は、ときどきよみがえって
私を甘ずっぱい気分にさせる。
新年度、私は また別な職場へ。
今度は自分で自分のスケジュールをきっちり管理しなければならない
ということで、4月始まりの手帳を購入。

1ヶ月をひと目で見渡せる月間ページと、1日ごとに細かく予定や
結果を書き込める週間ページがあることが必須条件で、あとは どうでも
よい。

いつもならデザインのことを必死で考えているのだけれど、
今回はデザイン無視。
なぜなら、ブックカバーをかけて使うから。

今春の私のテーマカラーは、白。
さわやかで、凛とした雰囲気の、白。
なぜ白なのかと訊かれると困るのだが、ビビビッときたのが白なのだ。
そんなわけで、買いまくった白グッズ。

左手前から時計回りに、ペンケース、手帳、眼鏡ケース、キーホルダー、
携帯電話。キーホルダーは白いUSBフラッシュメモリにつけて使うつもり。
携帯電話は 通話とメールさえできれば良いので、いつもデザイン重視。
昨春はneonという機種の白い色の電話を使っていたが、この春のauの
デザイン携帯は、MEDIA SKINというタイプ。
ボタンも小さいし、フリップは今にも壊れそうな薄さだけれど、
おしゃれだから、許す。1月末から予約していて、やっと手に入れたのだ。
触れた感じも、ちょっと卵の殻みたいな さわり心地。
春、いっせいに芽吹いたり花 開いたりする季節に新年度が始まるという
日本は、ずいぶん粋だと思う。
新鮮な、神聖な気持ちで新しいことを始められるように、新しいものを
購入して準備するという人も案外 多いかもしれない。
今日、ふらっと寄ったSELVAでは、ずいぶん親子連れがいた。
新学期の準備だろうか。
少子化で、6ポケットなんて言われる時代で、欲しい物を すぐに買って
もらえるという現代っ子は、新学期が始まる前の買い物を、特別な買い物だと
解っているだろうか。
文房具を選んでいる娘を待つお母さん、一緒に洋服を選んでいる親子。
息子にスニーカーを試し履きさせているお父さんは、落ち着きのない
男の子に「動くなや」とため息をついていた。
SELVAでは4月2日まで、SELVAポイント5倍。
新年度や新学期の買い物をするなら、今だ。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》 5階
4月始まりの手帳 1418円
*******************
手帳以外のものは全てSELVAではない
お店で購入したものです。
2007年03月18日
【 春、変化する私 宣言 -MINiPLA-】
オープンしたばかりのミニプラで買ったモノ。
O・P・Iのネイルラッカーと、REVLONのチーク。
(チークはPLAZA限定色。)

O・P・Iは、アメリカ・北ハリウッドに本社をもつ
プロのネイリスト御用達のネイル製品トップメーカーである。
今では珍しくも何ともないスカルプチュア(つけ爪)だが、
もともと歯科材料問屋であるこのメーカーが歯科材料を
利用して研究・開発し、世界の女性達に浸透していったと
言っても過言ではない。
1989年にはネイルラッカー(マニキュア)が発売され、
その使い心地の良さで、世界中で大変な人気を
集めるようになった。
日本でも多くのネイルサロンで使用されている。
1932年 世界大恐慌の真っ只中、チャールズ・レブソンが
世界で初めての色彩豊かなマニキュアをつくったのが
始まりのREVLON。
マニキュアといえば薄く透きとおるようなものしか
なかった時代。誰もがみたこともないような美しい発色の
マニキュアは、またたく間に女性達の心を魅了した。
次に、マニキュアと同じ色の口紅を開発し、“唇と指先の調和”
という新しいファッションを生み出し、レブロンは世界企業と
なった。今はマニキュアだけでなく、メイクに関わるものを
多く販売している。色モノからスタートした会社なだけあって
マニキュアや口紅だけでなく、アイカラーなど、色モノは
ほんとうに豊富。微妙な色を的確に発色させる商品力は
他社の追随を許さないし、価格も手頃だ。
ここ1年は、職場の雰囲気や忙しさのせいにして、メイクらしい
メイクをしなかった。
マニキュアなんて塗らなかったし、チークにまで気が回らなかった。
ふと鏡を見ると、ずいぶん疲れた女がいる。
(とりあえず解決は したが)恋人の浮気にも悩んだ。
それをきっかけに、これでいいのか? 女として、ほんとうにこれで
いいのか?と考え続けた挙げ句、4月からは生活スタイルをすこしだけ
変えてみることにした。
自己実現のため頑張ってきた仕事だけれど、振り回されることも
多かった。 もうすこし、肩の力を抜いてみる。
メイクにだって、気合いを入れる。
ファッションも、実用一辺倒からは卒業する。
だから、今回は ちょっと決意の買い物。
‘夢を叶えるために邁進する私’と、‘女子力向上をめざす私’を
両立させる2007年度にしたい。
指先にきれいな色をのせて、頬にも赤みをさして、春にむかって
元気よく歩いてゆきたいと思う。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 MINiPLA 》4階
O・P・I
ネイルラッカー 2100円
(ドルチェ デ レチェ)
REVLON 1575円
パーフェクトリーナチュラルブラッシュ
(209 Limited Color)
蓋を開けてボタンを押すと、小さなミラーが
かちゃっと登場。ちょっとメイクを直したいけれど
鏡が無い・・・というときに便利。



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1/8記事のクレンジング剤(拭き取り化粧水)も
ミニプラで販売されています。

わざわざ仙台中心部まで買いに行かなくて済むのが
ありがたい! ぜひお試しください。
2007年03月14日
【 手作りホワイトデイ 】
今日は、ホワイトデイ。
ヴァレンタインデイのお返しをする日、ということなのだけれど
ヴァレンタインデイほどの盛り上がりは感じられない。
だって、お正月を過ぎたらすぐに、お店のディスプレイや商品は
ヴァレンタインデイ 一色になるし、街にもハートが溢れているのに
ホワイトデイの前だからといって、世間はそれほど浮かれていない。
3月は卒業のシーズンだから、それどころではないということなのか。
3月は入試のシメの時期だから、恋なんかに力を入れては いられないと
いうことなのか。
3月は決算の会社が多いから、浮かれていられないということなのか。
いずれにせよ、やや地味な感のあるイベント。
私と、恋人のヴァレンタインデイ&ホワイトデイは、今年で4回目。
4年前、初めてのヴァレンタインはゴディバ等の高級チョコレートで!と
気合いを入れていた私に、恋人は手作りチョコレートをリクエストした。
そこで、私も、ホワイトデイには手作りのスウィーツをリクエスト。
これが、毎年 続いている。
もちろん、それまで彼はお菓子作りなんて したことがない。
卵や牛乳を混ぜてこねるだけでクッキーが出来上がる粉を買ってきて、
私のキッチンで、ひとり 初挑戦。
袋に書かれている「作り方」を見ながら慎重に取り組んでいた。
作り方の説明を見ながら悪戦苦闘する恋人を、ほほえましく思ったものだ。
しかし、さすがの私も、できあがりを見て驚いた。
天板の上に直接 生地をのばして焼いてしまったものだから、クッキーは
板状に天板に貼り付いたまま。
天板に敷くシートの存在すら、彼は知らなかったわけだから、
まぁ仕方ないのだが。
有り難いし、嬉しいけれど、申し訳なくも爆笑しながら、クッキーを
爪の先でこそげ落としながら食べたものだ。
次の年は、チョコレート風味のシフォンケーキに挑戦した彼。
卵白をしっかり泡立てなければならないのに「この程度でOK」なんて
手抜きをしたから、型から外したら、ぺしゃん と潰れてしまった。
昨年は、無印良品のチーズケーキミックスを買ってきて、それはそれは
慎重に、説明書どおりに作っていた。だから 市販のもの以上の出来で、
ほんとうに美味しかった。
今年、恋人は ふたたびクッキーに挑戦した。
きちんと、オーブンの天板にシートを敷いて、形もハート型にととのえて
焼いていた。 抜き型が無くて、ナイフで生地をハート型に切ったようだ。
ココア風味の、大きな大きなハートのクッキー。

ほんの2ヶ月前には、今年も 彼の手作りスウィーツを食べられるとは
思っていなかったから、嬉しさも格別だった。
固いクッキーに歯を立てながら、一緒にいられる喜びも噛みしめた。
2007年、3月14日。
みなさんは、どんなホワイトデイを過ごしていますか。

2007年02月25日
【 春告げ鳥記念日 -スターバックスコーヒー-】
今朝の東京は冬らしい寒さだったと、朝の情報番組で
言っていた。
今朝の仙台は気温こそ低かったけれど、春を感じる陽射し。
日曜出勤する恋人を見送るためアパートの階段を下って
ゆくと、「・・・キョ、ケキョ」。
運転席のドアを開けながら、恋人が「今、鳴いたよね、
ホーホケキョって。」
耳をすますと、しばらく経って、もういちど。
ホー ホケキョ、ホケキョ、ケキョ。
私の住むアパートは袋小路のいちばん奥の小高いところに
あって、駐車場脇には目隠しのちょっとした木立がある。
冬のはじまりにすっかり葉を落とした木々は、むこう側に
家並を透かしながら静かに佇んでいるだけだったから
小鳥の気配を感じることはできなかったけれど、確かに
鳴いた。 ホーホケキョ、ケキョ、という春告げ鳥の
「おはよう」が、私をすっかり春の華やいだ気分に。
スターバックスコーヒーでは、毎年 季節ごとに 新しい
デザインのタンブラーやマグが発売される。
ヴァレンタインデイの後の この時季は、例年 桜の花を
あしらったSAKURAのデザインが店頭に並ぶ。
大好きな花は桜とチューリップ、な私なのに、どうしたことか
昨年も一昨年も買いそびれてしまったから、今年こそ!と
勇んでスターバックス へ。
春告げ鳥記念日はSAKURAタンブラー記念日、なんて
ちょっとだけ、素敵。

SAKURA2007タンブラー(12oz ; 350ml) ¥1000
『静寂な夜明けの中で、徐々に輝きを増してゆく朝日を浴びながら、
新しい朝の訪れを知らせてくれるかのように咲き誇る桜を幻想的な
背景とともに描いている』のだとか。
タンブラーには、“無料券”が1枚 入っている。
最初の1杯をスタバ側からプレゼントしてもらえる、ということ
なのだそうだ。
無料券を使い終わってしまったとしても、タンブラーを店頭に
持って行って飲み物を買えば20円offになるし、ゴミ削減にも
役立つし、ちょっと荷物が増えることと、家で洗う手間以外は
良いことずくめなのだから、もっともっと普及すればいいのにと
思う。 その1歩としての、季節にちなんだ商品。
いわゆるイベントのひとつ。
実際に買うお客さんがあまりいなかったとしても、1年じゅう
飲むことのできる、ある意味‘季節感を感じにくい’商品(コーヒー)が
メインのお店だからこそ、季節感あふれる商品があるというのは、
悪くないと思う。
店内の色調もシックだし、マグやタンブラーの色は映える。
並んでいるマグやタンブラーのデザインが変わると、まるで
そこだけ模様替えしてしまったかのようだ。
店内で寛ぐ人々は、案外そういうところも見ている。
タンブラーとともに、SAKURAデザインのメレンゲも、購入。

パッケージの小窓は花びら型、メレンゲひとつひとつも、桜色。
さくっ、もさっ、としたメレンゲ特有の口あたりに、桜餅のような
香りが ふわっ と広がる。
少し濃いめのコーヒーに合わせると、なんとなくSAKURA2007の
タンブラーやメレンゲのパッケージにデザインされた桜のイメージが
“わかる”気がする。
桜餅風味なので、濃いめの緑茶や ほうじ茶にも合いそう。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《スターバックスコーヒー》 1階
SAKURA2007タンブラー 1000円
(12oz ; 350ml)
SAKURAメレンゲ 600円
2007年02月13日
【 ありがとうチョコ購入 -クゥプリュ-】

ヴァレンタインデイ前最後のお休みの日で三連休最後の昨日、
職場の男性陣への‘日頃の感謝チョコ’を買いに食彩館へ。
案の定、凄まじい人で店内は ごった返していた。
義理チョコなんて別にどんなものでもいい、とにかく安いもので
済まそう、なんて考えていたのだが、甘かった。
その混雑は、歩くのも面倒なほど。
一緒に行った恋人は珍しく「俺、その辺で待っているから」と
人混みを避けていた。
できるだけ早く買い物を済まそうと、エスカレーターを降りて
すぐの所にある、イベントスペースの『クゥプリュ』で、
¥525の小さな箱のチョコレートを、とりあえず10個購入。
私の仕事は、男性も女性も同じように働ける職種で、男だから
とか、女だからとかいう理由で仕事内容が制限されることは
ほとんどない。 しかし、やはり男性に任せた方が良い内容の
仕事もあり、逆に、女性が先頭に立った方がスムーズに進むような
仕事もある。 お互いに助け合わなければ、より良い結果が
生まれないのである。
ヴァレンタインデイのような行事は、日頃の感謝を表すのに
ちょうど良い。 お中元やお歳暮よりも、もっと軽やか。
『日頃の御礼を申し上げます』というより『いつもサンキュ』
ぐらいの雰囲気。
お金もかかるし、手間もかかるし、お菓子屋さんの陰謀だ!
なんて思うこともあるけれど、公私ともにヴァレンタインデイを
活用できるのが、‘これから’の人なんじゃないだろうか。
『クゥプリュ』はヴァレンタインデイ当日もイベントスペースに
出店しているということなので、まだ準備していない人は、ぜひ。
ゴールドのパッケージがプチゴージャス感を演出してくれるし
日本のメジャーなお店じゃないから、値段も秘密にできる。(笑)
ただし、SELVAポイントは貯まらないしSELVAお買い物券も
使えないし、現金決済のみとの事。お買い物をご予定の方は、
予めご承知置きを。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 クゥプリュ 》 食彩館1F
本場ベルギーチョコの お店。
イベントスペースにて2/14まで出店。
***************
ちなみに、今年の私の本命チョコは、
手作りガトーショコラ。
現在 オーブンの中です。
2007年02月06日
【 決戦は 来週の水曜日 】

このブログでは、私は自分の恋人のことを“彼氏”と
表記しないと決めている。
「彼」という三人称に敬称である「氏」をつけただけの
“彼氏”という単語は、私と彼との関係には合わないと
思っているから。そして、その語感には あまり真剣さを
感じられないから。
普段 口にする時には、照れもあって“彼氏”と表現する
けれど、せめて文字として残す時くらいは「恋」しい「人」と
表現したいから。
結婚について具体的に考える余裕もなく、仕事と彼とを
仕方なく天秤にかけて、結局 仕事のほうにエネルギーを
傾けてしまうということは多かったけれど、私なりに本気で
彼を好きだった。 いや、今でも大好きだ。
勘が鋭い、というのは短所なのだと思う。
私は、その勘の鋭さゆえに、気づいてしまったのだ。
私以外に、もう一人、大切にされている女の人がいるのだと
いうことに。
‘気づき’が‘疑い’に変わり、‘確信’と なるまで そう
多くの時間は必要なかった。
その日から、私は、“恋人”という文字を自分の脳から紡ぎ出す
ことができなくなった。
そして、心の中のいちばん大切な部分に蓋をするようになった。
だから、ほんとうに書きたいことが書けなくなって、パソコンを
起ち上げて文章を書くことを避けるようになってしまった。
でも、今日 ようやく指先が叩くキィから“恋人”という文字を
ディスプレイに映すことができるようになった。
仕事や、友人や、妹が私を支えてくれる。
この記事を読んでくれている人がいる。
私は 決して ひとり じゃないんだ。
そして、何よりも、私は恋人の素敵なところをたくさん知っている。
このまま、恋がしぼんでしまうのをただ黙って見ているだけだなんて
悲しすぎる。
恋人には、思いの丈をぶつけてみて、もうすこしだけ、私は
彼を待ちたいと思う。
シアワセは、電車と同じ。
目の前に止まったら、飛び乗らなければ、どこにも進めない。
もうすこしでヴァレンタインデイだもの。
せつなさを知った私は、今までよりずっと、もっとたくさんの
エネルギーを蓄えているはず。
日本じゅうの恋する乙女たち、一緒に頑張ろう。
決戦は、来週の水曜日。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
いちばん上の画像は、一昨年と昨年のヴァレンタイン
シーズンにスターバックスコーヒーで販売されたマグ。
持ち手がハートになっているデザインがお気に入り。
今年も販売されるかと思って期待していましたが、今年は
違うデザインのマグが販売されていました。
今年 販売されているデザインも とても愛らしいもので
ヴァレンタインのときめきを更に盛り上げてくれること
間違いなし。
2007年01月24日
【 書籍類 一気買い -八文字屋書店- 】
両親が結婚したての頃は、二人は まだ東京に住んでいた。
若い二人の生活は、父が働いて母が家事をして・・・という、
当時としては ごく当たり前のスタイルだったけれど、決して
豊かなわけではなく、田無(現在の東京都西東京市)のアパートで
つましく営まれていたという。
ところが、読書好きの父は、毎月発行される夏目漱石全集の
配本を予約したり、膨大な本を購入していた。
(ほかにも配本予約をしている全集はたくさんあった。)
母はそれを横目で見て、書籍代に消えてゆく生活費に、腹立たしく
なることも多かったとか。
書籍は、同じ内容であっても、単行本と文庫本では、値段も
大きさも全く違う。全集として揃えると、装丁も美しいけれど
かなりの値段になる。母は、お金も無いし、狭いアパートで
本を置く場所もろくに無いのだから、「漱石なんて文庫で読めば
いいのに」と感じていたのだと思う。
蔵書が多すぎて置けなくなり、今となってはかなり貴重なそれらの
全集(初版も多い)を始め、多くの書籍は、田舎にある母の実家で
眠っている。
当時のことを笑いながら話す母の傍で、父はそれを黙って聞いている。
何だかんだ言いつつ、読書好きの父が本を買うのを母が止めさせたことは
ない。 今も、膨大な量の読書をする父は、目は悪くなったが、
当時のまま。好奇心の旺盛な、文字の大好きな、そして蘊蓄を語ると
少々面倒な ままなのだ。
私が子どもの頃、「どうしてそんなに本を読むの?」と訊いたことが
あった。
「もし、ここが火事になったら、お金も、テレビも、何もかもが
燃えて無くなってしまう。 泥棒が入ったら、お金も、通帳も、持って
行かれてしまう。 でも、知識や教養や、感性は、誰からも盗まれる
ことはない、かけがえのない財産なんだよ。」
父の言葉遣いは、幼い私に対しても、大人に対しても同じだった。
いかにも‘ことば’に敏感な父らしい。
世の多くの大人達が、子どもにするような、赤ちゃん言葉であやすような
ことは しなかった。きちんと整理して、論理立てて話すことが多かった。
私は、そんな父の言葉の意味はわからないことがずいぶんあったけれど、
わかろうとして考えたり想像したりして、なんとか父の言おうとすることを
理解する努力はしていたつもりだ。
そして、30年ちかく経った今、父の話を思い出すと、父の言いたかった
ことや、私に伝えたかったことがわかるようになった。
父は、小説だけでなく、評論のようなものや、歴史についての考察、
絵画や写真など、仕事以外のジャンルの本を今も多く読んでいる。
ただ、マンガだけは読まない。
父の血を引いて、私も読書が好きだが、マンガもずいぶん読んでいる。
マンガもひとつの文化を形づくっていると思うから。
給料日を迎えると、ついつい、書店に足が向く。
さまざまなジャンルの書籍類を一気に買い、重くなった荷物に苦笑しながら
帰路に就く。 それは、幸せな重みだ。
偏った知識だけでなく、ひとつの意見に固執するのでもなく、いろいろな
ことに興味をもちたいと思う。そして、それを満足させてくれる書物に
感謝しなければと思う。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《八文字屋書店》 5階

『社説対決・五番勝負』 中央公論新社
諏訪哲二+森永卓郎+戸一成+長山靖生+桜井裕子
740円+税
‘教育再生’‘ホリエモンと村上ファンド’
‘北朝鮮と安全保障’‘靖国と歴史認識’、
‘ジェンダーフリー’について、新聞各紙の
社説を読み比べるというもの。

『幸福な食卓』 講談社
瀬尾まいこ
1400円+税
映画化されて話題になっている。作者は、中学校講師を
数年間勤め、現在は京都府内の中学校教員として勤務。
描かれる十代の生徒がみずみずしくリアル。

『李陵・山月記』 新潮文庫
中島敦
362円+税
高校の国語の教科書にも掲載されている『山月記』を
また読みたくて購入。実際に自分が働くようになると、
周りから認められたいという気持ちも芽生えてくるもので
より李徴を身近に感じられるようになった。
十代の頃は、読んだつもりでも読めていなかった気がする。

『えこよみ』 ブロンズ新社
植田真・絵 加藤久人・文
1500円+税
二十四節気や七十二候がわかりやすく描かれた絵本。
ああ、日本の感覚って素敵、と感じる。

『おうちで楽しむ日本の歳時記』 技術評論社
広田千悦子
1480円+税
美しい写真、愛らしい絵、わかりやすい文章で日本の
歳時記について解説してある。
中はカレンダーのようなページもあり、日本の美しい
慣習を生活に活かしやすい。

『MOON BOOK 2007』 ヴィレッジブックス
岡本翔子
1200円+税
潮の満ち引きは、月の引力。
科学的根拠はないが、女性の身体のリズムも月と関係があると
いう説もある。
東京で大学病院の産婦人科に勤める妹が「満月の日は、分娩が
多い。それから新月の日も。」と言っていたのを思い出し、月に
興味が湧いた。ちょっとしたスケジュール帳になっている。

『働きマン』1~3 講談社
安野モヨコ
働いている人なら、共感できる登場人物がきっといる!と感じ
させるのは、やはり安野マジックか。
アニメ放映だけでなく、ドラマ化してほしい。
仕事や恋の狭間で弱っているときに読んだら、情けないけれど、
泣けてきた。
2006年12月30日
【 新年を迎えるために ③ -無印良品-】
紅白といったら、日本では めでたい色。
無印良品で見つけてしまった紅白は、買うつもりが
無かったのに気づいたらお金を払ってしまっていた。
これも、年末というマジックの為せるワザ。

(紅白まんじゅう)
うんと小さい頃、我が家では「子どもは8時に寝ること」が
決まりだった。
夕食の後はすぐに寝る仕度を始めて、19時50分には
『おやすみなさい』のチューをして布団に入っていた。
だから20時以降は未知の世界。
ところが、小学校に入って周りの話を聞くと、どうやら
他の家では子どもも20時以降のテレビを観ているらしい。
なぜ? なぜ我が家だけ? 母に訊いてみると、
「じゃぁ起きていられるの?起きていられるならどうぞ」。
さっそくチャレンジしたが、日頃の習慣とは恐ろしいもので、
20時以降にも起き続けるということは不可能だった。
小学校4年生の頃、冬休みを前に、仲の良かった友達に
「紅白歌合戦は観るよね」と 言われ、そうか大晦日は
遅くまで起きているのが普通なのかと思い、父に直談判。
父に昼寝につき合ってもらって、なんとか紅白歌合戦を
見届け、除夜の鐘をテレビで聞きながら眠った。
あれから20年。
今は、もしできることなら20時就寝の法律を作ってほしいくらい、
睡眠には飢えている。
あんなに観たがっていた紅白歌合戦も、日本の大晦日の風物詩
という感覚を多くの視聴者が持たなくなった。私もそのひとり。
でも、もしかしたら、この広い世界のどこかに、そうやって
新年を迎える瞬間、紅白歌合戦を観て、眠らずになんとか
目を開いていたいという子どもがいるかもしれない。
あのときの私のような。
2006年、私はいつも目を開いていられただろうか。
大切なことから目を逸らしたり、心の目を閉ざしては
いなかっただろうか。
めでたいだけの新年ではなく、新しい1年を大切に
考えられる正月にしたい。
明日は、大晦日。
今年最後の1日を、丁寧に暮らせますように。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 無印良品 》
紅白まんじゅう 368円
紅4個・白4個入り
2006年12月30日
【 新年を迎えるために② -花のフラワード-】
おしゃれな お正月飾りを買って飾るのを、この時期は毎年
楽しみにしている。
無印良品やORANGE HOUSEや織部で、可愛らしい飾りや
シンプルで上品な注連飾りを買っていたのは、昨年の今頃、
一昨年の今頃、3年前の今頃だ。記憶に間違いは ない。
そして、それを1月14日のどんと祭で燃やすのが、恒例の
行事だった。
それなのに今年は、なぜか どこのお店にも素敵なお正月飾りが
ない。 私が出遅れたり見過ごしたりしているのか、それとも
クリスマス商戦ほどの売り上げにならないから取りやめに
なったのかは、判らないが。
だいたい、クリスマスまでの盛り上がりは凄まじいが、
クリスマスが終わってお正月を迎えるまでは、ほんとうに
呆れるほど盛り下がっている。
クリスマスで全てを消耗してしまったかのように。
なんだか こういうのって格好悪いと思う。
全ての騒ぎはお店先行、目先の利益優先、なのは歴然。
このままいったら、近い将来、日本の数少ない子どもたちは
お正月はお年玉を貰って、福袋を買うために並ぶ行事なのだと
誤解するのではないだろうか。

今回、お正月飾りは、フラワーアレンジメントで代用。
こんなに素敵なのに1575円! 安い!
ときどき水をかけて乾燥を防いでください、というアドバイスが
有り難かったが、これでは どんと祭までに枯れてしまうだろう。
どんと祭で燃やす物がないなんて、こんな年がくるとは思わなかった。
1月2日には、墨を擦って書きぞめに励むかな。
どんと祭で書きぞめの作品を燃やすと字が上手になるというから。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 花のフラワード 》 1階
お正月用アレンジメント 1575円
2006年12月30日
【 新年を迎えるために ① -大内屋-】

新年を迎えるために、日本中のあちこちで慌ただしく
準備しているであろう時期。
いや、もうすっかり準備万端整って寛いでいるだろうか。
少なくとも私は、まだまだ慌ただしい。
元来 のろまな方なので、忙しく動いているより じっとして
ぼーっとしていることの方が多い。この期に及んでも。
部屋の片づけを中断して、今日は下着を買い込んできた。
幼い頃、「この下着はお正月に着る物だからね」と、母に
新品を箪笥に入れてもらった思い出がある。
ほんとうならば、新年に備えて晴れ着を新調したり、新しい
洋服を誂えたりするべきなのだろう。でも、3人の子どもを
抱えて、独立したばかりの父を支えるためには、あの頃の
我が家はそんな贅沢を選択できない時期だったのだと思う。
1人暮らしを始めて、自分で自分の面倒をみるようになった。
私はそういう母の思いを受け継ぐように、新年を迎えるとき、
なにか新しいものを身につけるように意識している。
2007年の始まりも、新しい下着を身につける。
ボーナス時期に洋服をあれこれ買ってしまって、それらは
もう着てしまったから“新しいもの”ではない。
だから今日、新年のために、新しい下着を買ってきた。
古い下着は今日と明日の分以外は、全部 捨てた。
下着なんて、自分と ごく限られた人の目にしか留まらない
ものだから、そんなに気にかける必要は ないという考えも
あるかもしれない。でも、幼い頃、母が、「どんなにお金が
無かったとしても、下着だけはきれいなものを身につけるのが
嗜みなのよ、見えないところにも心を配ることが大切なの」と
言っていたのが、私の記憶にずっと残っている。
そのときの母は、“母親”というより、“大人”の顔をしていて
なんだかいつもよりずっとずっと強く凛々しく見えた。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 大内屋 》 1階
2006年12月23日
【 日本を、楽しむ。 】

今日の朝ごはんは、冬至かぼちゃ。
昨日は冬至だった。
1年でいちばん昼が短いという日。
この日を境に、また だんだん日が長くなってゆく。
冬至には柚子湯に入り、冬至かぼちゃを食べると良いとされる。
(風邪をひかない、とか。)
子どもの頃、母が当たり前のようにやっていた季節毎の行事が
私の中にも確実に しみ込んでいるようで、昨夜は夕食+冬至かぼちゃ。
でも、まだまだうまく分量を考えて準備することができず、
食べきれなかった分を今朝の朝ごはん代わりにしたというわけ。
私は、例えば‘英語が堪能であること’よりも、‘美しい日本語を
話せること’のほうがかっこいいという価値観をもっている。
‘お勉強ができること’よりも‘きちんと生活できること’のほうが
大切だという価値観。‘毎日 季節感のない豪華な食事をすること’より、
‘質素でも良いから季節感を味わえる食事ができること’のほうが
素敵だという価値観。
もちろん、英語が堪能だったりお勉強ができたり、しょっちゅう
豪華な食事ができるような経済力があったら、それはそれで、
生きていく上で便利だと思う。東大卒のリッチな外交官なんて、
それだけでちょっと羨望のマナザシ。
でも、それは今の私にとって‘現実’では ないわけだから、目指す
‘私’を堅実なところに、置きたい。
日本に、日本人として生まれたからには、日本を楽しみたい。
だから、いわゆる『ふつうの日本の』季節行事を、私はとても
大切にしている。 たぶん、クリスマスやヴァレンタインデイよりも。
今日は、18時から宴会開始の、職場の忘年会。
忘年会という集いも、たぶん日本の年末の風物詩。
でも、その前にしっかり今日も無給の休日出勤。
ワーカホリック(敢えて英語)も、日本ならでは、の ものだろうし。
(苦笑)
2006年12月22日
【 思い出のシャンパン -KALDI-】

今の恋人と過ごす冬は、4回目。
初めて過ごしたクリスマスイヴから、毎年 イヴの夜は私の部屋で
私の手料理とシャンパンで乾杯している。
今年は、どうなるだろうか。
建設関係の仕事をしている彼は、今の時期が追い込みらしく
その日の夜に仕事が入るかもしれないのだとか。
(浮気とかそういう可能性は、この際 敢えて考えないようにして)
2人で過ごす初めてのイヴ、私の記憶に間違いがなければ
SELVAには酒屋さんがあって(あるいは酒屋さんが一時的に出店していて)、
仕事帰りにそこでシャンパンを買ったように思う。
銘柄は、『パイパー・エドシック』と『モエ・エ・シャンドン』。
どちらも、それほど値が張るわけではないが飲みやすく美味しい。
『パイパー・エドシック』は、フランス王室をはじめとする、
幾つもの王室の御用達であるだけでなく、マリリンモンローが
愛飲したものとして知られている。最近だと、カンヌ国際映画祭の
公式シャンパンとして採用された。
『モエ・エ・シャンドン』はフランス最大手のシャンパーニュハウスで
造られている。あの『ドンペリニョン』を造っているのが、このメゾン。
でも『ドンペリ』よりお手頃価格だから、手を出しやすく、そして
飲みやすい。シャンパンの中では辛口といわれる位置にあるけれど、
わりと甘めなので女性にも好まれやすい味だ。
今は、もうSELVAには酒屋さんは無い。
明日の忘年会の二次会のために、KALDIでシャンパンを買った。
思い出の『パイパー・エドシック』は売っていなかったから、
『モエ・エ・シャンドン』だけを買った。
明日の忘年会は、これで盛り上がろう。
それにしても。
恋人と初めて乾杯して飲んだシャンパンは『パイパー・エドシック』
だったから(『モエ』は、『パイパー』の後に飲んだ)、それがSELVAで
売っていないのは、ちょっと悲しい。
忘年会の帰りに、どこかの酒屋さんに寄って探そう。
明後日は、クリスマスイヴ。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 KALDI 》 1F
モエ・エ・シャンドン 4000円
ブリュット・アンペリアス
今日は、ワインを2本以上購入すると10%OFFに
なるサービスを実施中だった。

ドラマティックなデザインのキャリングケースに
入っていた。 黒地にキラキラのラインストーンが
夜空のようで。
2006年12月21日
【 プレゼント交換の、プレゼント 】
今夜は久しぶりにSELVAへ。
忙しさの合間を縫って、閉店時間を報せる館内放送を聞きながら。
職場の忘年会は、県内の某高級旅館で1泊。
週末の‘その日’に備えて、プレゼント交換用のプレゼントを
買いに行ったのだ。
幹事からは『1000円程度のものを!』と、朝の打ち合わせで連絡
されたけれど、いざ買いに行くと、なかなかコレというものに
出会えない。
誰が受け取るか判らないものを買うというのは、実に悩ましい事件。
受け取る相手を思い浮かべることができないのだから。
職場でも、ウケを狙うか? 真剣に選ぶか? という会話が交わされ
結局 誰も答えを出さないまま終わった。
でも、こういう場合、真剣に選んでも、受け取った相手によっては
好みとは かけ離れたものであったりして、喜んで貰えない可能性の
ほうが高い。 無難なものを買うに限る。
いつもお世話になっている上司から「悪いけど俺の分もついでに買ってきて」
と 5000円 渡された。驚いて訊くと、「俺の分と、お前の分と、あとはお駄賃」。
いわゆる‘パシリ’は面倒だけれど、彼のこういう気配りが、憎めない。
いつもお世話になっているから、これくらいのお使いなら、全然 構わないのに。
結局、織部で2000円分、湯呑み2客と急須とお揃いの皿を買った。
これは上司の分。

そしてスタバで2200円の保温機能付きのタンブラーを買った。
これは私の分。

『1000円程度のもの』という規定からは外れてしまったけれど、これで
良いと思う。 だって、楽しい忘年会の席なのだから。
スタバでは、商品を包むまでの間、コーヒーの試飲を勧められた。
スタバでは、通好みの香りがするコーヒーも多く売られているが、今日の
コーヒーは飲みやすい一般的な香りと苦みが印象的だった。
テイスティングカップが可愛らしくて、思わず持ち帰ってきてしまった。
2006年最後の日に向けて、カウントダウンが始まっている。
明日も、仕事は山積している。
たくさんの仕事に埋もれながら、明日も走り回ることになる。
心に余裕をもてずにいた ここ数日だけれど、閉店間際の人混みに紛れることで
ちょっと気分転換ができた。
明日も、がんばろう。
空になったテイスティングカップの縁を噛んで、自分に言い聞かせる。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 STARBUCKS COFFEE》 1F
《 織部 》 4F
2006年12月14日
【 恋する和歌 -八文字屋書店- 】

京都の清水寺で、“2006年の漢字”が発表され、
森清範貫主が揮毫したというニュースが報道されたのは
もう一昨日のこと。
ついさっきのニュースのような気でいたから、改めて
“師走”のことばを実感する。
このニュースが流れると、ああ もう今年も終わりか・・・と
いう気持ちになる。
“2006年を象徴する漢字”は『命』だそうだ。
秋篠宮悠仁さまの ご誕生や、いじめによる相次ぐ自殺など
確かに『命』について考えさせられるニュースの多い
1年だった。
さて、私は“ことば”に関わる仕事に就いており、
いろいろな意味で『ことばには命がある』と考えている。
ことばには力があるという意味で、だ。
その昔、“言霊信仰”というものもあったし、人の気持ちを
良くも悪くもさせる“ことば”は大きな影響力をもつ。
大学では現代文学(小説)を専攻していたが、卒業してからは
中古(平安)以降の短歌にも興味が湧き、折にふれて歌集を
読むなどしてきた。
わずか三十一音に世界を歌うということは、それだけ
濃く、ひとつひとつのことばに思いを込めるということだ。
しつこくことばを重ねて思いを告げることは、ある意味で
たやすいけれど、限られたことばで思いの丈をぶつけると
いうのは、相手に伝わるか伝わらないかという点で、とても
テクニックの要ることだと思う。
ことに、通信手段の乏しかった昔は、和歌が男女の愛を
紡ぎ繋いだのだから、どれだけのテクニックが必要とされて
いたことか。
今日、八文字屋で手にしたのは、今年 脳トレとともに
大流行した‘鉛筆で書く(なぞる)’タイプのもの。
うっすら印刷された“奥の細道”を鉛筆でなぞるものが
発売されたときは随分と大騒ぎされたけれど、二番煎じ、
三番煎じが続くたびに、マスコミの気にも留められなくなった。
かくいう私もその一人だったのだが、この古今・新古今和歌集に
ついては飛びつかずにいられない。
まずは、開いてながめて、目をとじて味わって・・・
慌ただしい年末年始、ふっと一息つきたくなったら、鉛筆で
なぞろうと思う。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《八文字屋書店》 5階
えんぴつで書いて読んで恋する和歌
古今・新古今和歌集 1400円+税
2006年12月04日
【 ワイヤーのクリスマスツリー 】

父方の祖母はクリスチャンで、毎週日曜日は教会に行く。
私の父は、人様に迷惑をかけないのであれば誰がどんな
信仰をもっても寛容だが、正月には商売繁盛祈願で神社に
詣で、盆にはお世話になった親戚の眠る寺に墓参りに行く。
つまり、クリスチャンではない。
ただ、長男として母に気を遣うことは多々あるようで、
私も幼い頃は日曜学校(日曜日の礼拝)に行っていた。
通った幼稚園も、高校も大学もミッション系だが、父と
同じく、私もクリスチャンではない。
しいて言うなら、八百万(やおよろず)の神を・・・ということになる。
いわゆる、一般的な日本人の信仰のタイプ。
でもクリスマスが近づくと心がはやるのは世間と同じ。
そんな気持ちを大事にするということなのか、実家では
毎年12月になるとすぐクリスマスツリーを飾った。
父が 出がけに母に、(でも子ども達に聞こえるように)
「そろそろクリスマスツリーを出しなさい」と言った日が
飾り付けの日だった。
明らかに作り物の、簡素なツリーではあったが、両親の
愛がこもったツリー。いちばん下の妹が高校生になるまで
毎年 登場していたが、あれはどこにいったのだろう。
今は私も実家を出て(近所に)ひとりで暮らしているし、弟も
就職して札幌に赴任した後、今は異動で東京勤務の神奈川
在住。妹も、群馬の短大を卒業して東京で働いている。
子どものいない生活となって、実家にクリスマスツリーが
飾られることはなくなった。
季節を愛でる感性を叩き込まれ、私も この時季はひとりの
アパートにクリスマスを演出する。
このアパートでひとり暮らしを始めて最初の冬は、玩具店で
買った緑色の大きめの(ファミリー向けの)クリスマスツリーを
飾ったが、場所をとるのと大人のひとり暮らしには似合わない
気がして、一昨年からはワイヤーのミニツリーを飾っている。
イトーヨーカドーで ひとつ105円で買ったワイヤーツリー。
安価なもので、普通なら ひと冬使ったら捨ててしまうような
ものだけれど、何となく捨てられずにいる。
恋人と行った買い物のついでに見つけたものだからなのか、
私の貧乏性からくるものなのかは、わからないけれど。
まずは、暫定的に窓辺に。
部屋の中が暖かくて、だいぶ結露が気になるけれど、まぁ
それは置いておいて(苦笑)。
REAL SIMPLEの付録の手帳をとりあえず台にしてみる。
(相変わらず手帳を活用できていない私・・・)
カーテンを閉めてしまうと見えなくなってしまうのだけれど、
外に出て、見上げるとちょこんと見えるという仕掛け。
朝、車に乗って出勤する前に見上げては、にやり。
いずれきちんと自分にも見えるようにセッティングしなければ。
2006年12月03日
【 アラジン ブルーフレーム 】

とうとう師走。
センセイも走り回るという忙しい12月。
12月始まりと同時に解禁したいくつかのことがあるが、
そのうちのひとつがストーブ。
そういえば昨夜23時過ぎに仙台に初雪が降ったとか。
今日の日中も、ちらほらと風花が舞った。
11月までは、ホットカーペットとエアコンの暖房機能で
暖を取っていた。
どちらも安全で優秀なのだけれど、暖房効果は いまひとつ。
でも早いうちからストーブに頼っていては、厳しい冬を
乗りきれないから、毎年12月までストーブを出さない。
我が家のストーブは、アラジン社製。
実は転居当時は石油ファンヒーターを使っていたのだけれど
灯油代と電気代がダブルで家計を圧迫してきたので、昨冬
切り換えた。
原油価格高騰により灯油代が高いとニュースで言っているけれど、
だからといって ここ東北では、1滴も買わないというわけにも
いかないと思うので、今日は敢えて、電気と灯油、どちらが
お得?ということには目を瞑ろう。
アラジンのストーブには幾つか種類があるのだが、やはり
有名なのはブルーフレームだろう。
円筒型のデザインに、青い炎。
マイナーチェンジは続いたが、とても歴史あるストーブ。
日本では、昭和32年に、ベンツなどの高級車を輸入販売する
ヤナセが輸入を始め、いわゆる(当時外国産車を買えるような)
お金持ち家庭で愛用され始めるようになったとか。 そして、
暮らしの手帖社が、当時 販売されていた全部の石油ストーブの
商品テストを行なったところ第一位の評価を受けたことで
脚光を浴びるように。
私の父は若いとき東京に住んでいたため、流行りモノについての
情報にも、良いモノについての情報にも当時から詳しかったらしい。
欧州車関係の仕事をしていたりすることもあって、アラジンの
ストーブの良さにふれるのも早くて、私が幼いころには既に
モスグリーンの色のブルーフレームがあった。
それだけではなく、もう今では輸入されていない反射式といわれる
タイプのアラジンのストーブ(ネットオークションではプレミア付で
高価)も最近まで現役だった。
多感な時期、アラジンのストーブを愛用し続ける両親のことが
私は理解できなかった。
皆の家のような、ファンヒーターやらオイルヒーターのような、
‘新しい’物だけを使ってほしい、と思っていた。
電気ストーブはあったけれど、我が家のメインはアラジンのストーブ。
古い物を使い続けるより、次々に新しい物に買い換えて、古い物を
使い捨てるほうが かっこいいと、思っていた私には不満だった。
でも、今なら理解できる。
きちんと作られた“良いモノ”を、丁寧に大切に使っていくほうが、
ずっとずっとかっこいい。
だから、私は今、クリーム色のアラジンのストーブを使っている。
ファンヒーターのようにボタンひとつで点火できるわけではないし
タイマーをセットして、希望時刻に自動点火するような機能もない。
シーズンオフの片付けも、ちょっと手間がかかる。
相当な、アナログのストーブ。
でも、ハイテクじゃない分、芯を取り替えれば長く長く使い続けられる
ということを、日本に持ち込まれた昭和32年からの歴史が物語っている。
空気も汚さないし、ニオイも気にならない。
上にヤカンを乗せればお湯も沸くし、加湿器代わりにもなる。
地震などの際は自動消火装置が働くから安心。
ただ、ちょっとだけ値段が高い。
ファンヒーターは1万円もあれば買えるけれど、ブルーフレームは、
3万円をゆうに越える。
でも、これから活躍する長い年月を思えば、気にならないかな。
昨冬、初めて見たアラジンのストーブを‘だるまストーブ’と呼んで
あまり良い見方をしていなかった恋人も、想像以上に部屋を暖める
機能性に驚いていた。 そして、シーズンが終わる頃には、率先して
火をつけていた。 ちょうど良く青い炎をつけるコツを身につけるまで
ちょっと時間がかかったけれど、火をつけるという作業を楽しむかのように
ストーブに向かう彼の背中は、それだけで暖かそうだった。
もし、ストーブの購入を考えている人がいたら、ぜひ、候補のリストに
加えることをお薦めしたい。
SELVAでは販売していないと思うのだけれど・・・
Milk Tea HouseかTIME&TIDEあたりで販売しないかしら。
もし、もう一部屋ある住居に引っ越すとしたら、きっと買うと断言
できるくらいの、逸品だから。 (引越の予定は未定だけれど)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
芯の部分をきちんとお手入れすれば、青い炎が出るのですが
私のお手入れ不足と、写真を撮るために急いで移動してみたら
自動消火装置が働いてしまい、画像の炎は青より黄色が目立って
います。
2006年11月21日
【 クリスマス気分のコースター -ORANGE HOUSE-】
まだ11月だというのに、SELVA店内は、すっかり
クリスマスの装い。
クリスマスカードやプレゼントや部屋のデコレートは
12月になってから準備するつもりでいる私。
例年、クリスマス気分は12月1日から、と決めている。
クリスマス気分を盛り上げるために、あえて11月中は
静かに過ごそうという魂胆。
だから、素敵なデザインを見つけても、見なかったふりを
決め込む。
ところが、ついついクリスマスデザインのコースターを
買ってしまった。
クリスマス限定でしか使えないデザインではなく、冬を
通して使えるようなデザインのものも売っていたのだが、
こういう小物は思いきりクリスマス気分満喫なデザインでも
良いと思っている。この程度なら部屋の雰囲気を壊したり
しないから。




私の実家では、コースターを使うことは あまり無かった。
コースターというものに、それほどなじみは無かった。
それが、今ではちょっとしたコレクションと言えるくらい
買い集めてしまっている。
コースターをついつい買いまくってしまうのは、きっと、
ひとり暮らしをしてキッチンウェアを自分の好きなように
コーディネートできるようになったのと、ひとりで居ると
カップがテーブルに当たる音すら気になってしまうような
時があるから。
我が家は5人家族で、両親と弟妹と私、という家族構成。
だから家のどこかで、誰かがたてる音があった。
その音があるから、カップがテーブルに乗る瞬間の、
こつん、という音は全く気にならなかったのだ。ところが
ひとり暮らしというのは、自分がたてる音を、いちばん
近くで、しかも自分だけが聞くわけだから、神経質で
刺々しい気分の時はそんな些細な音すら気になるのだ。
このコースター、自分なりのオキテに則って12月になってから
使い始めようと思う。
こんな可愛らしいデザインだもの、活かさないテは、ない。
シンプルな白いマグの下に敷いて、クリスマス柄を楽しみながら
温かい飲み物を味わおうと思う。
1ヶ月と3日後は、クリスマスイヴ。
今年も、あと40日ほどで終わるのかと思うと、途端に寒さが
身にしみる。
サンタクロースには、“今年”を素敵なまま終えられるように、
お願いをしよう。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 ORANGE HOUSE》 4階
クリスマスタイムコースター レッド・グリーン
クリスマスノエルコースター グレー・クリーム
各210円
2006年11月20日
【 ニットのバッグ -無印良品-】

ずっと狙っていた、というか買おうか悩んでいた
バッグを、とうとう買ってしまった。
無印良品のニット素材のバッグ。
子どもの頃 母が編んでくれたセーターのような
模様のバッグ。
着る服を選ぶかもしれないし、この年齢になって
持つべきバッグじゃないかもしれない、という思いが
交錯して躊躇していたが、着る服を選ぶというのなら
バッグに似合うコーディネートをすれば良いのだし、
持つ物を年齢によって制限するなんて、なんとなく
年齢に縛られている感があって、口惜しい。
立派な大人といわれる年齢になったからこそ、自分の
好きなものを持ちたいと思った。
女子大時代や証券会社勤務時代は、海外ブランドが
大好きだった。財布もバッグも名刺入れもキーケースも
ひとつのブランドのラインで統一し、手帳は毎年のように
買い換えた。まるで、何かに取り憑かれでもしたかのように。
ブランドという鎧のなかに自分を押し込めて、ブランドの
価値が自分の価値なのだとすら思い込んでいた。
ほんとうの自分が、どれだけ小さく無力な存在なのかも
知らずに。
年齢を重ねて、仕事でもプライベートでもたくさんの経験を
重ねて、だんだん自分らしさが判ってきたときに、私は
ブランド物で着飾るのをやめた。
ほんとうに大切な、思い入れのあるものだけを手元に残して
あとは全て、人にあげたり捨てたりした。
ブランドの名前で判断して買い物をするのではなく、自分が
持ちたいと思うデザインや、分相応な価格のものを選ぶように
なった。
今日 買ったバッグも、あの頃だったら全然 欲しいとは
思わなかっただろう。
デザイン云々ではない、“ブランド物ではない”という理由だけで。
昨日は初霜がおりた。仕事に行こうと外に出たら、車のフロント
ガラスは、真っ白だった。
今朝は雨が降っていたけれど、吐く息は真っ白だった。
雪の結晶のような模様のバッグが相応しい季節だ。
まずは明日、試しに仕事場に持って行こう。
ハードな火曜日に少しだけ、楽しみができた。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 無印良品 》 4階
ジャカードバケツトート(グレー) 3045円
タテ19cm×ヨコ36cm×マチ18cmで、お仕事用
というよりは、プライベートに持ちたいバッグ。
でも、敢えて、出勤時に使うことで、気持ちが
ぽかぽかとあたたかくなりそう。
2006年11月06日
【 30歳の千歳飴 】

千歳飴を食べたことが、無い。
私の記憶に残っている七五三は、たぶん3歳のとき。
“いかにも七五三用”の真っ赤な着物を来て、どこかの
神社に、両親と母方の祖父母と、叔母(父の妹)と参詣に
行った。 鳩がたくさんいて、そこに数歩 近づくと、
大きな羽音をたてて鳩が飛び立った。
7歳のときは、七五三の着物を着なかった。
その頃 神社に行ったという記憶も、ない。
5歳下の妹が入院することが多かったので、それどころ
では なかったのだと推測される。
千歳飴は、幾度か手にすることがあったのだが、母に
「虫歯になる」と取り上げられ、食べたことがない。
私は一人目の子ということもあって、両親は だいぶ
神経質に育てたように思う。
たとえば、乳幼児のころ、大きな音を聞いてばかりいると
耳が悪くなる、あるいは 敏感な聴覚をもてない、という
話をどこからか聞きつけた母は、私が乳児のころは、
掃除機をかけなかったそうだ。 お茶殻をまいて掃き、
固く絞った雑巾で何度も拭いたと言う。 そのお陰なのか
どうかわからないけれども、確かに私は、一度 聞けば
楽譜がなくても その曲をピアノなどで再現できる。
外国人の先生に幼い頃 習った英語は、文法は ともかく
発音はネイティヴのそれに遜色ないと、大人になってから
カナダ人とアメリカ人に褒められたことがある。まぁ、
お世辞半分だろうが。
閑話休題。
とにかく、そんな状態だったので、母は食品添加物や
塩分・糖分の摂取にうるさく、縁起物だというのに、千歳飴すら
食べずに私は育った。
連休2日目。
やっと会えた恋人と夕食の材料を買いに行ったショッピング
センターで、私はレジ脇の千歳飴を凝視する。
「ねぇ、千歳飴って、どんな味か知っている?」
恋人に訊くと、「知らない、食べたことないから」と素っ気ない。
連休3日目。
夕食の材料を買いに行った昨日とは別のショッピングセンターで
再び見つけた千歳飴を手に、原材料などを見ながら味を想像する
私を見て、恋人が買い物かごに千歳飴を入れてくれる。
「あんなに食べたがっていた千歳飴、食べてみたら?」
帰宅してから、彼は、面白そうに私に言う。いつもなら、食事前に
お菓子を食べたがる私を戒めているくせに。
30歳にして初めて食べた千歳飴は、思っていたよりずっと
素朴な甘さ。 外国の砂糖で作ったキャンディというよりは、
和三盆などの、日本の砂糖や米でつくられた飴、という感じ。
外袋には“三本入り”と記載されていたのに、開けてみたら
折れて6本になっていた。 七五三、7+5+3=15。
倍の数、30歳になっている私のために、千歳飴も倍の本数に
なっていたのかもしれない。
11月5日は、私の、千歳飴記念日。
遅ればせながら、もういちど、七五三。

2006年10月31日
【Halloween考 -TAVOLOZZA-】

ふと寄った食彩館で見つけたババロア。
可愛い!と思って見とれていたら、店員さんに
話しかけられて変にドギマギ。
思わず立ち去ってしまった。
それなのに、やっぱり、どうしても気になって
もと来た道を引き返して、GET。
こういう季節モノに私は弱いのだ。
私が通っていた幼稚園は、当時としては随分
先進的なところだった。
今では珍しくも何ともないが、外国人の先生に
直接 英語を教わったり、アメリカの習慣を
知ることができたり。
施設も、飼っている動物も、ほかの幼稚園とは
一線を画していた。
私が幼稚園児だった25年ほど前は、ハロウィン
なんて知られていなかった。
少なくとも、当時の泉市(現在の泉区)にハロウィンを
持ち込んだのは、この幼稚園だといっても過言では
あるまい。(たぶん)
10月は幼稚園バスもおばけや蜘蛛の巣で飾られ
幼稚園で習う歌も、英語の歌は殆どハロウィン
関係のもの。
私が通う幼稚園だけがハロウィン月間だった。
今でこそ、“ Trick or treat ! ”や“ I’m scared ! ”
なんて会話、別に目新しさなんて無いし、
仮装行列を見ても、「あぁ、ハロウィンね」ぐらいの
リアクションだろうが、当時は好奇の目で見られた
ものだ。わずか20数年で定着したハロウィンを
もとに考えると、そのうち、いつか、日本でも、
サンクスギビングデイが祝日として扱われる日が
来るかもしれない。
そもそも、季節行事は大好きな私。
その季節の恵みに感謝して、季節の移ろいを楽しむのは
贅沢の極みだと思っている。
だから、外国のお祭り事が、全然 縁もゆかりもない日本に
やって来るのにも寛大なつもりだが、その分、日本古来の
伝統や季節を味わう精神も、大切にしたい。
明日から11月。霜月。
結晶の形から、六つの花と呼ばれるのが、雪。
霜は三つの花という。
出雲に出かけた神様も帰ってくる11月。
寒さは増すけれど、何か良いことも起こりそうな
予感すら、する。
*******************
11/1 追記
10月は、全国の神社の神様が会議のため
島根県の出雲大社に集まるので各地の神様が
地域からいなくなる、ということで「神無月」という
異名があります。
会議を終えて、11月になると神様たちは
各地の神社に帰ってきます。
*******************
▼かわいらしいTAVOLOZZAのポイントカード

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《TAVOLOZZA》 1F
ババロア ・・・たしか367円くらい???
2006年10月28日
【真っさらな、カレンダー -無印良品-】
恋人の妹が、今日、結婚する。
県北の海辺のまちで。
そして、そのまちで、暮らす。
5つ年下の末妹の結婚に、彼はここ1ヶ月ほど
ナーバスになっていて、それこそ「花嫁の父」状態。
いつも強気で、ボケる私にガンカン遠慮なくツッコミを
入れるような彼の そんな姿が可笑しくて、私は わざと
その話題を口にしたりした。
姓が変わって、新しい自分に生まれ変わる彼女は、
今どんな思いでいるのだろう。
そして、巣立ちゆく妹を見つめる彼の目には何が映って
いるのだろう。
大切に大切に育てた娘を嫁がせる両親は、娘の晴れ姿に
何を見ているだろうか。
学生時代は、恋の延長線上に結婚があるのだと思っていた。
年齢とともに、いくつかの恋をして、結婚を考えることも
無かったわけでは無いけれど、そのたびにいろいろな言い訳を
して、結局 「結婚」を選択することができなかった私。
今では、「わたし」の真ん中に「仕事」があって、恋も、友情も
二の次になっている気がする。 数年前までは、いちばん
大切だったはずの「恋愛」が、自分のなかでウェイトが減って
いることに気づいたのは、いつだっただろうか。最近では
仕事が優先で、恋人と会う時間さえ捻出できなくなって
しまっているありさま。
周りの友達が結婚するたびに、結婚について考えたりもしたが、
なかなか自分のこととしては、とらえられない。
これから先、私が結婚を現実のものとすることがあるかどうかは
わからないけれど、とにかく今は、夢や、抱えている仕事や責任の
あれこれを全うして、今の暮らしを大切にしてゆきたい。
恋人の妹が、新しい生活のスタートを踏み出した この佳き日、
来年のカレンダーを買うことにした。
自分に必要なことと、必要じゃないことを明確にして、消去法で
考えた結果、やはり無印良品。
図らずも今年使っているのと同じものになってしまったのが、
何とも私らしい。 今年の選択が間違いではなかったということか。
まだ真っさらなカレンダーに、来年は どんな色がつくのだろう。
仕事は? 恋は? どんなことに喜びを感じているのだろう?
純白の花嫁の幸福にあやかって、新しい1年に思いを馳せる。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《無印良品》 4F
バガスペーパー
カレンダー・大 630円
2006年10月22日
【紺色のミトン -Milk Tea House-】

子どもの頃、といっても、幼稚園に入る以前の頃。
毛糸の真っ赤なミトンを使っていた記憶がある。
左右のミトンは、同素材の紐で結ばれて、
片方だけ無くなってしまうという悲しいアクシデントが
起こらないように工夫されていた。
今になって思うとそれはとても愛らしいミトンだけれど、
当時は、子どもっぽい感じがして嫌だった。
五本指に分かれた手袋が欲しかった。
充分すぎるくらい子どもだったくせに。
大人になって、女らしい細身の手袋や、実用性に
富んだシックな毛糸の手袋など、自分の好きな
デザインの手袋を買えるようになったが、地下鉄での
通勤から、自家用車での通勤に変わったのをきっかけに
あまり手袋は使わなくなった。
冬を身体で実感する機会が減ったということだ。
Milk Tea Houseで偶然 見つけた紺色のミトン。
あっと懐かしく思って手に取ってしまった。
同型でアイボリーもあったけれど、2年前に買った
紺色のピーコートに合わせることを考え、紺色を
買うことにした。
真っ赤なミトンから二十数年経って出会った紺色のミトン。
仕事や恋や人間関係で悩んだりして、そのたびに、より楽に
生きていくための余計な知恵がついていった。もうあの頃の
純粋さは失ってしまったけれど、真っ白な雪が舞う日には
このミトンをはめて歩きたいと思う。
真っ白な雪に洗われて、すこしはピュアな自分を取り戻せる
かもしれない。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《Milk Tea House》 4F
アロウミトン ¥2100
ネイビー
2006年10月17日
【 カレンダーが、カレンダーであるために 】

カレンダーの条件
① 白を基調としていること。 ただし紙自体にツヤがあってはいけない。
② 余計な色が使われていないこと。
③ 1ヶ月が1ページに印刷されていること。 2ヶ月が1ページに印刷されているものは却下。
④ 大きすぎず、小さすぎないこと。
⑤ 土日が右側にくるようにデザインされていること。
⑥ 土曜日は青、日曜や祝祭日は赤で塗り分けされていること。
今年も、あと2ヶ月強で終わる。
八文字屋のCD売り場側には、来年のカレンダーが
たくさんディスプレイされている。
さまざまなデザインのカレンダーをひとつひとつ
見て、その美しさやユニークさに感動してしまう。
部屋が1つしかないので、カレンダーは1つしか
買わない。
カレンダーを買うにも、上記のような条件があるので
なかなか、コレといったものに出会えない。
昨年と今年は、無印良品のカレンダーを使った。
ただし、昨年は条件の⑤と⑥が当てはまらなかった。
仕方なく⑤については妥協し、⑥については、自分で
色を塗った。
今年は、①から⑤の条件はクリアしたものの、やはり
⑥が叶わなかった。 今年も、自分で色鉛筆で色を
塗った。
無印良品のカレンダーは、シンプルなものが多いから
こうして自分流にアレンジしている人、きっと多いはず。
今年も、また、私はSELVAじゅうのカレンダーを
チェックするだろう。“来年”に思いを馳せながら、
売り場のカレンダーに いちいちケチをつけながら
見て廻るのだろう。でも、それは嫌な作業では ない。
むしろ、楽しい作業だ。
自分の望んでいることを自分自身で確認し、自覚する。
思うようなものと出会えなければ、妥協してみたり、
工夫してみたりする。
何でも自分の思い通りにいくなんて、却ってつまらない
ことだと思う。
‘工夫’は、生活を より豊かにしてくれるもの。
何でもない生活が、‘工夫’によって、ちょっとだけ
素敵に変わる。
どうかこれからも、‘工夫’を厭わない私でありたいと思う。
先人たちが そうであったように。
2006年09月19日
【 秋を、始める。 】
剥いた梨をガラスの器に盛ろうとして手が止まる。
ひねった蛇口から迸る水が冷たくなっていることに気づく。
見上げた空が、もっと遠くなっている。
もうすぐ夏が、終わる。
自然界の生き物たちが身支度を調えて次の季節を待つように
私もすこしずつ、夏を片付けてゆく。
昨日は窓辺の風鈴を。
今日は蚊遣り線香を。
何かの終わりが、次の何かの始まりになることを大切にできるようになったのは、
きっと最近のことだ。
終わることが寂しさだけを運んでくるわけではないことを知ったのも。
夏を片付けながら、秋の始まりを迎える。
夏を迎えたときとは違う、やわらかな手ざわりで。

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今日からブログを書くことになりました。
30歳、独身、ひとり暮らし。
なんでもない日常にある玉響を、ことばにかえてゆきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
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