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2008年03月19日:モノのこと
【 桜模様の便箋と封筒 -八文字屋-】
高校生の頃、授業中に よく手紙を書いた。
教科によって、手紙を書ける時間と そうでない時間があって
古典・現国・英語・数学・政経・音楽は、先生が怖すぎて
絶対に無理。 逆に生物や保健はOKだった。
(先生ごめんなさい・・・)
高校時代が、これまでの人生の中で いちばん手紙を
たくさん書いた期間だったと思う。
授業中に書いた手紙は、同じクラスの友達のところまで
廻すというより、他クラスの友達宛てに書いて 休み時間に
渡していた。ルーズリーフとかノートの切れ端なんかに
長い長い文章を書いていた。恋愛のことや 将来のことなど
悩んでいたことは全て親友に打ち明けていたっけ。
今になってみると、あの時に悩んでいたことなんて すごく
他愛のないことなのに、どうしてあんなに真剣になれたのだろう。
あれから十数年 経って、手紙を書くことは めっきり少なくなった。
出会う人に住所を訊くことは全くなくなって、代わりに携帯電話の
番号やメールアドレスを交換するようになった。
そして、当時よりもPCが普及して、多くのオフィスで
紙媒体による連絡は減り、メールで連絡を取ることも多くなった。
手書きの文字を目にする機会も減った。
でも、春になると私は いつも手紙を書きたくなるのだ。
手書きの文字には、いつものメールと較べたら それより
すこし温度の高い濃い気持ちが込められている気がする。
うんと心を込めて、誰かに手紙を書きたくなるのだ。
誰に宛てて書こうかということは全く考えずに買ったのは、
桜模様の便箋と封筒。桜前線北上のニュースも もうじき
聞こえてくる頃だろうか。
仙台で桜が咲くのは もうすこし先のことだと思うから
桜が咲く すこし前に届くように、手紙を書こう。
そう 桜の開花を よけいに待ち遠しく感じてもらえるように。
誰に宛てて書こうかと思案してみるけれど、思い浮かばない。
高校時代にせっせと手紙を書いていた大親友は、もう空の上にいて
むこうから私たちを見守ってくれている。
ポストに投函しても、きっと届かない。
あなたなら、桜の花びらにのせて 誰に手紙を書きますか。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》 5階
紙司撰「エアメイルSAKURA」
便箋 504円
2柄24枚入り
封筒 336円
8枚入り
* 高級伊予和紙使用
ペン・毛筆・インクジェットプリンタ・
レーザープリンタ・リボン使用ワープロ対応
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よるみちさんのブログはいつも詩的ですね。
きっとよるみちさん、昔から文章を書くのが苦ではない人だったのでは、と窺い知れます。
私には、10年以上文通をしている友人が1人います。
彼女とは同じ職場で出会い意気投合し、彼女が転職してペンションに住み込みになった為、連絡手段としてやむなく手紙を書き始めました。当時はまだ携帯電話が普及してませんでした。
その数年後、彼女がまた都心に戻って来て家が近くなっても、携帯電話が普及しても、私たちは基本、手紙で連絡を取り合いました。
お互い、日記のような手紙をお互いの返事を待つ事もなく、書き送りました。
そして現在、物理的にも精神的にもお互いの住む世界が遠く離れ、なかなか会う機会もないので自然と手紙は減りましたが、まだ続いています。
なにより、漢字を忘れなくていいんですよね、手紙書くと。
■ルルさん■
人との関わりが環境の変化などで 途切れてしまうこと、大人になると 多いものですよね。
それなのに、ルルさんとお友達がずっと途絶えることなくお手紙のやり取りを続けていられるのは きっと ルルさんも お友達も「心地よい距離感」を知っているからだと思いました。人は気分によって ちょっと傲慢になったり 卑屈になったりすることが 多々あるもので、そういう
タイミングの ちょっとした ずれが「疎遠」のもとになるのでしょう。それを乗り越えているルルさんとお友達のように、大親友の彼女と私も なれたはずなのに、運命って残酷だなぁって
思います。 彼女を奪った病魔が 今も許せません。
・・・・・私のブログが詩的??? そんなふうに言って頂けると嬉しいです。
確かに子どもの頃から文章を書くのは好きでしたが、客観的にみても決して‘上手’では
ないんですよね。自己中で妄想癖があって、幼稚な精神性が文章に出ちゃうのが、
悩みです~ でも こればっかりは性格改善と成長が必要なもので・・・(汗)
もし、羽の付いたポストマンがいるのなら天の国へと召されたあのヒトへ、
「私がおばあちゃんになってそっちに行っても見つけてね」と。
向日葵みたいに背が高く明るいヒトだったのに、
突然桜の花びらと一緒に空の上に旅立ってしまった最愛のヒト。
もし、返事がくるとしたらきっと
「しわしわばばぁなんて知らね〜よ!」って
ちょっと傾いたあの背の高い文字で連ねるんだろうな。
元気、ですよ、私。
■sugarさん■
元気なsugarさんに宛てた「最愛のヒト」からのお返事は、きっともうすぐ
桜前線が届けてくれます。
「しわしわばばぁになって暫くしてから、こっちに来いよ。それまでは来るなよ」
って、書いてあると思います。