カテゴリー:“住”のこと
2007年02月24日
【9人の天使 -夢や-】
このアパートに引っ越してきた当初から、我が家のトイレには
5人の天使が常駐している。
そして、とうとう天使は9人に。
天使、とはキユーピーの小さな人形のこと。
ちょうど4年前、夢やで買ったキューピーは、天使の羽根がついた
寝そべった姿勢のものが4人と、立ち姿のものが1人。
トイレットペーパーホルダーの上に4人並び、タンクの上には1人。

もともと私は『トイレ』が苦手。
体に悪いと知りつつ、ついつい我慢してしまうことも。
四方を壁に囲まれた狭い空間に必要以上に圧迫感を覚えるのだ。
閉所恐怖症、というわけでもないのだが、とにかく苦手。
ただでさえ狭いトイレに物をごちゃごちゃ置いたり、壁に貼り付けたり
してしまうと圧迫感が増してしまうから、スペースを取らずにソフトな
雰囲気を演出したいと考えたのが、キユーピーを置くきっかけ。
久しぶりに夢やに行って ふと視線を落とすと、キューピーが
透明な瓶に入って売られていた。
今回は、寝そべっていない 立ち姿のキューピー。
色や表情は、前回 買ったものと随分 変わっていたが、これはこれで
愛嬌があるというもの。
思わず4人(4体)買い込んで、連れて帰ってきてしまった。
こちらはトイレのタンクの上に。
いちばん右が、古株キユーピーちゃん。

今はマヨネーズのキャラクターとしてもすっかり日本に定着した
キャラクターで、昨年はタラコをかぶってCMで大行進を披露した。
でも もともとはアメリカのローズオニールという女性が1909年に
生んだキャラクターなのだという。
二度の離婚による傷心で親きょうだいの住む地域に戻ったあとに
キユーピーが生み出されたというエピソード。
愛らしい笑顔をふりまくキユーピーだけれど、笑顔の下には、
いろいろな悲しみや寂しさを乗り越えた強さを秘めているのかもしれない。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 だがし夢や 》 4階
2006年12月30日
【 新年を迎えるために② -花のフラワード-】
おしゃれな お正月飾りを買って飾るのを、この時期は毎年
楽しみにしている。
無印良品やORANGE HOUSEや織部で、可愛らしい飾りや
シンプルで上品な注連飾りを買っていたのは、昨年の今頃、
一昨年の今頃、3年前の今頃だ。記憶に間違いは ない。
そして、それを1月14日のどんと祭で燃やすのが、恒例の
行事だった。
それなのに今年は、なぜか どこのお店にも素敵なお正月飾りが
ない。 私が出遅れたり見過ごしたりしているのか、それとも
クリスマス商戦ほどの売り上げにならないから取りやめに
なったのかは、判らないが。
だいたい、クリスマスまでの盛り上がりは凄まじいが、
クリスマスが終わってお正月を迎えるまでは、ほんとうに
呆れるほど盛り下がっている。
クリスマスで全てを消耗してしまったかのように。
なんだか こういうのって格好悪いと思う。
全ての騒ぎはお店先行、目先の利益優先、なのは歴然。
このままいったら、近い将来、日本の数少ない子どもたちは
お正月はお年玉を貰って、福袋を買うために並ぶ行事なのだと
誤解するのではないだろうか。

今回、お正月飾りは、フラワーアレンジメントで代用。
こんなに素敵なのに1575円! 安い!
ときどき水をかけて乾燥を防いでください、というアドバイスが
有り難かったが、これでは どんと祭までに枯れてしまうだろう。
どんと祭で燃やす物がないなんて、こんな年がくるとは思わなかった。
1月2日には、墨を擦って書きぞめに励むかな。
どんと祭で書きぞめの作品を燃やすと字が上手になるというから。
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《 花のフラワード 》 1階
お正月用アレンジメント 1575円
2006年12月03日
【 アラジン ブルーフレーム 】

とうとう師走。
センセイも走り回るという忙しい12月。
12月始まりと同時に解禁したいくつかのことがあるが、
そのうちのひとつがストーブ。
そういえば昨夜23時過ぎに仙台に初雪が降ったとか。
今日の日中も、ちらほらと風花が舞った。
11月までは、ホットカーペットとエアコンの暖房機能で
暖を取っていた。
どちらも安全で優秀なのだけれど、暖房効果は いまひとつ。
でも早いうちからストーブに頼っていては、厳しい冬を
乗りきれないから、毎年12月までストーブを出さない。
我が家のストーブは、アラジン社製。
実は転居当時は石油ファンヒーターを使っていたのだけれど
灯油代と電気代がダブルで家計を圧迫してきたので、昨冬
切り換えた。
原油価格高騰により灯油代が高いとニュースで言っているけれど、
だからといって ここ東北では、1滴も買わないというわけにも
いかないと思うので、今日は敢えて、電気と灯油、どちらが
お得?ということには目を瞑ろう。
アラジンのストーブには幾つか種類があるのだが、やはり
有名なのはブルーフレームだろう。
円筒型のデザインに、青い炎。
マイナーチェンジは続いたが、とても歴史あるストーブ。
日本では、昭和32年に、ベンツなどの高級車を輸入販売する
ヤナセが輸入を始め、いわゆる(当時外国産車を買えるような)
お金持ち家庭で愛用され始めるようになったとか。 そして、
暮らしの手帖社が、当時 販売されていた全部の石油ストーブの
商品テストを行なったところ第一位の評価を受けたことで
脚光を浴びるように。
私の父は若いとき東京に住んでいたため、流行りモノについての
情報にも、良いモノについての情報にも当時から詳しかったらしい。
欧州車関係の仕事をしていたりすることもあって、アラジンの
ストーブの良さにふれるのも早くて、私が幼いころには既に
モスグリーンの色のブルーフレームがあった。
それだけではなく、もう今では輸入されていない反射式といわれる
タイプのアラジンのストーブ(ネットオークションではプレミア付で
高価)も最近まで現役だった。
多感な時期、アラジンのストーブを愛用し続ける両親のことが
私は理解できなかった。
皆の家のような、ファンヒーターやらオイルヒーターのような、
‘新しい’物だけを使ってほしい、と思っていた。
電気ストーブはあったけれど、我が家のメインはアラジンのストーブ。
古い物を使い続けるより、次々に新しい物に買い換えて、古い物を
使い捨てるほうが かっこいいと、思っていた私には不満だった。
でも、今なら理解できる。
きちんと作られた“良いモノ”を、丁寧に大切に使っていくほうが、
ずっとずっとかっこいい。
だから、私は今、クリーム色のアラジンのストーブを使っている。
ファンヒーターのようにボタンひとつで点火できるわけではないし
タイマーをセットして、希望時刻に自動点火するような機能もない。
シーズンオフの片付けも、ちょっと手間がかかる。
相当な、アナログのストーブ。
でも、ハイテクじゃない分、芯を取り替えれば長く長く使い続けられる
ということを、日本に持ち込まれた昭和32年からの歴史が物語っている。
空気も汚さないし、ニオイも気にならない。
上にヤカンを乗せればお湯も沸くし、加湿器代わりにもなる。
地震などの際は自動消火装置が働くから安心。
ただ、ちょっとだけ値段が高い。
ファンヒーターは1万円もあれば買えるけれど、ブルーフレームは、
3万円をゆうに越える。
でも、これから活躍する長い年月を思えば、気にならないかな。
昨冬、初めて見たアラジンのストーブを‘だるまストーブ’と呼んで
あまり良い見方をしていなかった恋人も、想像以上に部屋を暖める
機能性に驚いていた。 そして、シーズンが終わる頃には、率先して
火をつけていた。 ちょうど良く青い炎をつけるコツを身につけるまで
ちょっと時間がかかったけれど、火をつけるという作業を楽しむかのように
ストーブに向かう彼の背中は、それだけで暖かそうだった。
もし、ストーブの購入を考えている人がいたら、ぜひ、候補のリストに
加えることをお薦めしたい。
SELVAでは販売していないと思うのだけれど・・・
Milk Tea HouseかTIME&TIDEあたりで販売しないかしら。
もし、もう一部屋ある住居に引っ越すとしたら、きっと買うと断言
できるくらいの、逸品だから。 (引越の予定は未定だけれど)
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芯の部分をきちんとお手入れすれば、青い炎が出るのですが
私のお手入れ不足と、写真を撮るために急いで移動してみたら
自動消火装置が働いてしまい、画像の炎は青より黄色が目立って
います。
2006年11月08日
【 橙色のカーテン 】

「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ
俵万智
彼女がこの部屋に引っ越してきたのは、暦の上では春を過ぎた、
でも実際は まだとても寒い2月のことだった。
悩みに悩んだ末、恋の延長線上にあるはずだった結婚を選べず、
その結果 彼女に残ったのは、仕事と、3DKの賃貸マンションの
がらんとした広い部屋。
自分で決めたことなのに、虚しさと寒さだけが、そこにあった。
別れた男が置いていった水色の遮光カーテンは、一人になった
部屋を余計に広く寒々しく見せ、すべての光を遮っていた。
仕事に出かければ、一時的に孤独から解放されたけれど、帰れば
また、一人。 心を許している親友は、ちょうどその頃、結婚して
秋田に発った。 5歳下の頼りがいのある妹は、群馬で学生生活を
送っていた。彼女の悲しみや不安や孤独は、しばらくは澱のように
沈んだままだった。
広いマンションを引き払い、とにかく狭いところに暮らしたくて
慌てて決めた賃貸アパート。
家具は何もなく、テレビさえも買いに行く気になれず、社会との接点を
実感する余裕もなく、数週間を過ごした。
長い春休みを利用して妹が帰省したとき、たった8帖の1Kの
アパートに入ってきて「広いんだね」と驚いた顔が忘れられない。
妹とSELVAに新しいカーテンを買いに行ったのが、もういちど
自分の足で立ち上がるきっかけになった。
遮光カーテンは選ばなかった。
朝日を透して1日の始まりを教えてくれたり、部屋をあたたかく彩る
オレンジ色のカーテン。
カーテンの色に支えられ、インテリアを調える心の余裕が生まれ、
生活そのものが、自分ひとりでも楽しいものになった。
小さな火遊びをゲームのように楽しむことができるようになり、
もう恋なんてしない、と肩肘張らなくても構わないくらいになったとき、
今の恋人と出会った。
仕事のイベントの裏方の仕事で埃にまみれたまま行った飲み屋で、
ジョッキを一息に煽って、とてもロマンティックなんかじゃない状態で。
だんだん寒くなるけれど、もう、あんな“冬”は来ないと思う。
寒いときに、いっしょに、寒いねと言い合える彼がいるから。
すべては、オレンジ色のカーテンが始まりだ。
先に部屋に入った彼が灯す明かりが、カーテン越しにぼんやりと浮かぶ。
私はひとりじゃないんだ、と、踏みしめる彼女の足に力が入る。
寒さなんて、もう怖くない。
下がってゆく気温さえも楽しめるようになったから。
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俵万智さんの この短歌は、赤い羽根共同募金の
ポスターになったこともあるほど有名。 あたたかさに
満ちていると秀作だと思う。 「寒いね」と答えてくれる
人を、恋人や親友や家族に置き換えてみると、心の
奥底からじんわりとシアワセなあたたかさが。
2006年11月04日
【 秋冬的我部屋 】
以前の記事(9/30“部屋の衣替え”)で、我が家の春夏の
インテリアの画像を載せた。
秋冬のインテリアも、部屋の衣替えの後に、すぐに載せる
つもりだったのに、すっかり忘れていて、延び延びに。
窓から見える景色もすっかり秋色になった。
写真を撮ったのが午後ということもあって、陽射しも
ずいぶん秋のやわらかさが。
現在の私の部屋のベッド周りは、こんな感じ。
ファブリックが変わるだけで、ずいぶん印象が変わるのを
ちょっとぐらいは、ご理解いただけるだろうか。
中学・高校時代の美術の授業でも習ったし、多くの人が
生活にも取り入れていると思うのだが、色の明度と彩度が
体感温度や気分も変える。寒色と暖色を使い分けるだけで
インテリアは過ごしやすくも、居心地悪くもなるのだ。
でも、冬だから寒色はダメ、というわけではない。
例えば、どうしても水色が好き!という人は、その質感を
工夫して水色を取り入れればいい。硬質な、つるんとした
ものは、やはり涼やかな印象をもつものが多い。でも、
ふわふわしたりごつごつしたものを選ぶことで、いくらだって
暖かな雰囲気を演出できる。
私が、この部屋に引っ越してきたのは、寒い2月のこと。
あれから、もう3年以上経った。
傷心で、未来なんて何も見えない状態の私が、引っ越したばかりの
何もないアパートで、ようやく何とか立ち上がることができた時、
妹に付き添われて真っ先に買いに行ったのが、このカーテンだった。
あたたかくてやさしい雰囲気のone’s SELVA店で、その当時の
売り上げ上位だったデザイン。
この部屋のキーカラーである「オレンジ」第一号のカーテンは、
今も、やさしい光をうっすら通す。
眩しい朝日を。やわらかな午後の陽射しを。名残惜しい夕焼けを。
そして、仕事帰りに寄った恋人が私より先に部屋にいるときは、
紺色の夜の空気にほんわりと部屋の明かりがもれる。
あの辛かったときのことを、もう今は、時々 思い出の引き出しから
取り出して撫でてあげられるようになった。
もし、タイムマシンであの頃に戻れるなら、傷ついて弱っていた
私に、言ってあげたい。 元気をだして。あなたは、もう大丈夫。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 one’s 》 4F
one’sではカーテンが豊富。
借りて持って帰って試して
みることもできます。
一般的に、防犯や安眠の
ためには、遮光カーテンが
良いと言われるけれど
光を感じる生活も捨てがたい。
2006年10月31日
【ニカド電池パック -無印良品-】
昨日は、週の初めだというのに、ひどい風邪で欠勤した。
まだ本調子ではないけれど、さすがに2日連続で休むわけに
いかないので、今日は無理して出勤した。

それなのに、仕事帰りにSELVAへ。
先日 電話で注文した掃除機のニカド電池が届いたと
連絡がきたので、受け取りに(買いに)行ったのだ。
掃除機は、どのメーカーのものも、いかにも機械、という
デザインになりがちで、デザイン性と機能と価格の
釣り合いが取れているものは少ない気がする。
無印良品の“コードレス・サイクロン式掃除機・タテ型”は
現在は販売されていないタイプだが、大きさやデザインや、
色の具合が絶妙で、気に入っている。
価格も、それほど高価な印象は なかった気がする。
スタンド型で、ひょいと持ち上げて気軽に掃除できるところも
良い。いちいちセッティングが必要なタイプだと、掃除が
億劫になってしまう。
そんな掃除機が、動かなくなったのは、夏になる前のこと。
電池の寿命がきたのだ。
ちょうどロハスが話題になった時期で、これを機にマシンに
頼らずに箒で掃く生活に変えようと思っていたのだが、
ホットカーペットを引っ張り出す季節が近づいてきて、
そういうわけにもいかなくなった。
以前 TIME&TIDEで見たデザイン掃除機を買うか、
それとも電池を買い換えて今の掃除機を使うか悩んだ。
でも、これを買った日の思い出も含めて、愛着がある掃除機を
捨てることができなかった。
電話で依頼してから、4日ほどで商品が到着したらしい。
もう販売していない商品のケアとしては、頭が下がるほどだ。
パーツを取り寄せて売るより、現在販売中のものを売った方が
ショップとしては利益になるだろうに。
リサイクルやリユースなど、環境を大切にするための工夫が
私たちのまわりに溢れてきたのは、喜ばしいことだ。
でも、それよりも前に、手にしたモノを、最大限 活用して
大切に使い続けることが、大事なんじゃないかと思う。
簡単に捨てたり、買い換えたりできる時代だからこそ、
あえてしつこく使い続けることがかっこいい、と考える私は、
ちょっと偏屈なのかもしれないが。
この掃除機を買ったのは、冬の寒い日のこと。
店頭で一目惚れして「今度、車で来たときに必ずこれを買う」
と宣言した私に、恋人が「だったら今日、買おう。俺が持つから
大丈夫。」と、レジまでひょいと持って行った。
しっかり梱包されているから、かなり重かったのに、地下鉄の
中でも、地下鉄の駅から我が家までの道のりも、アパートの階段を
上るときにも一度だって「重い」という表情を見せなかった彼。
はっきり言って、このニカド電池、4725円は割高な気もする。
でも、あの時のぴんと張ったような冬の透明な空気や、二人の
白い息や、笑顔が、私の目には今でも、ついさっきのことのように
思い出せるから、この掃除機を捨てられない。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《無印良品》 4F
ニカド電池パック 4725円
TC-AF41
*コードレス・サイクロン式掃除機・タテ型
TC-R777 (2003年購入)
現在は販売されていません

2006年10月05日
【 しあわせのアロマキャンドル -無印良品-】

ここのところ、仕事がうまくいっていない。
全く悪意なく発した言葉が原因で、苦情がきたり
こちらの意思が思うように伝わらなかったり。
職場でのコミュニケーションがうまくいかないときは
せめてプライベートでは誰にも気を遣わなくて済むように
さっさと家に帰るに限る。
そう思っていたら、車線変更を忘れてしまって、気づいたら
泉警察署の交差点にいた。
そうだ、リラクゼーションのためにアロマオイルを新調しよう。
ふだんは無印良品のアロマオイルとアロマポットを愛用している。
でも、今日は なんとなく オイルの緑色の瓶が冷たく感じて、
手に取れなかった。
代わりに、フレグランスキャンドルとガラスのキャンドルホルダーを。
フレグランスキャンドルは、それ自体が ほんのり黄色くて、
あたたかい感じ。磨りガラスのキャンドルホルダーに入れて
火を灯したら、きっと気持ちまで優しくなれるはず。
明日、もういちど元気な私に戻って、おはようございますって
挨拶をして、イチから話してみよう。
助手席の無印良品の袋から、キャンドルが、ほんのり香っている。
まだ火もつけていないのに。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《無印良品》SELVA4F
フレグランスキャンドル 250円
(ローズ&フリージア)
ガラス キャンドルホルダー 450円
(フロスト・大)
2006年10月03日
【アイビーの家探し】

鉢植えを、すぐに枯らせてしまう。
職場では記念品として鉢植えを頂くことも多いのだが、
すぐに飽きてしまって、世話が長続きしない。
これは性格的なものだから仕方がない、と割り切って、
部屋には切り花以外の植物は置かないことにしていた。
ところが、3年前、行きつけの美容院からお嫁にやって来た
アイビーは なかなか頑強で、枯れない。
当時は葉も5枚ほど、長さは10cmほどだったのに、今は
葉の数もぐんと増えて、長さも伸びた。
水さえ欠かさなければ枯れないのに、なんとなくお洒落な
ところが、実にありがたい。
伸びすぎたなぁ、と思ったら鋏でちょきんと切って水に
挿しておく。 するとそこから新しい根が伸びてくる。
つまり、株分け完了。
土の代わりにハイドロカルチャーを入れて育てているから、
鉢の底に水切り用の穴が無くても大丈夫。
夏の陽射しをさんさんと浴びて伸びたアイビーは、ちょきんと
切られて、現在 インスタントコーヒー瓶の中で暮らしている。
隣の鉢を横目で見ながら、ぐんぐんと根を伸ばしている真っ最中だ。
このコーヒー瓶アイビーの根が長くなったら、鉢アイビーと一緒に
引越をさせようと検討中だ。
すっとのびた白い入れ物を新居にしようと考えて、現在は家探し中。
イメージしているのは、白い深めの花器。
SELVAに行くたびに探しているのだけれど、なかなか決められない。
新しい季節のファッションや美味しいもので溢れている店内に、つい
目移りしてしまうから。
紙袋を抱えて帰宅しても、窓辺のアイビーに合わせる顔がなくて、
何となく目をそらしてしまう、初秋の夜長である。
2006年09月30日
【部屋の衣替え】
地下鉄駅至近、最上階南東角部屋、閑静な住宅地の
袋小路のいちばん奥に位置し、敷地内駐車場・物置
完備、築浅、一流ハウスメーカー施工、管理状況優良。
コンビニ・銀行ATM付スーパーまで徒歩5分程度。
そのほか、生活に必要な食べ物屋さんやお店もたくさん。
・・・私のアパートを評価すると、こんな感じ。
なかなか良い物件である。
ただし、“30歳・働く女”には、狭いのだ。
間取りは8帖1K。クローゼットもわりとたっぷり
取ってあるし、バス・トイレ別だし、優等生物件では
あるが、働けば働くほど増えてゆく仕事絡みの書類や
思い出たちも場所を取って、ここのところ、部屋は
かなり手狭である。私は衣装持ちというわけでもないし、
書籍類も可能な限り実家に置いてくるとか、文庫本に
するとか工夫しているつもり。
では、なぜ、こんなに狭いのか?
それは、カーテンやコンフォーターケースなどの
ファブリック類が多いから! に他ならない。

春・夏は爽やかに白を基調とした部屋作り。
もちろん白一色では目がチカチカするし、立体感も
無くなるから、ポイントとしてピンクのクッションを。
秋冬は暖かさを感じさせるオレンジ系を基調に。
クッションは異素材を組み合わせるのが、ポイント。
つまり、部屋も衣替えするのだ。
実は、このほかに春用の若草色バージョンもあったのだが、
あまりに収納スペースを必要とするので、東京在住の妹にあげた。
妹は嬉々としていたが、たしか私と同じ1Kに住んでいるはず。
大丈夫なのだろうか。
そうは言っても、心地よく暮らすためにインテリアの衣替えは、
やめるわけにいかない。10月の第2週までに秋冬バージョンへと
移行の予定である。今回の画像は春夏バージョン。近いうちに、
秋冬バージョンもお見せしたい。 部屋の衣替えにこだわる理由を
解っていただけるはず。
2006年09月27日
【ずっとある、ということ -織部・黄うず巻-】
今の部屋に引っ越してきてしばらくは、自分好みのインテリアに
調えることに熱中していたものだけれど、それが形になってくると
「誰かに見せたい!」と思うようになった。
そうだ、友達を招ぼう。
思いつきはだんだん色をもって、はっきりとした意思に変わる。
友達が来ても困らないように準備するというのは、それまでの
独りよがりなインテリアの選択とは違っていた。
せっかくの楽しい時間を邪魔しないような主張の無いものでありながら、
私らしさを感じさせるもの。
何が必要なのかをひとつひとつ紙に書いて確認し、揃えてゆくのは
ほんとうに楽しい作業だ。
織部で見つけた来客用の湯飲みと急須。
(商品名は急須ではなく「ポット」)
黄うず巻というシリーズのそれは、常にいつも、そこにある。
来客用とは言っても、あくまでも“ふだん使い”のデザインと価格。
改まったティーパーティーではなくて、ちょっとお茶を飲みに来て
もらうという感覚だから、こんな“ちょっとしたもの”が良い。
購入してから3年経つが、織部では今も普通に販売されている。
私は来客用にしているけれど、織部ではデイリーユースとして
販売しているようだ。
だから、間違えて割ってしまっても安心。
だって、いつもそこにある、のだから。
・・・とは言っても、この黄うず巻たちは、いい感じの貫乳こそ入ったが、
ちっとも割れたり欠けたりしていない。
ありがたいことに、緑茶や番茶などの『和』や、烏龍茶などの『中』は
もちろんのこと、『洋』の紅茶にだって雰囲気を合わせてしまう。
あとどれくらい、このシリーズが織部で扱われるのかは、わからない。
でも、私はきっと、織部に行くたびに、特にその日は買うつもりが
無くても黄うず巻を探すだろう。
そして、見つけるたびに、あのころのわくわくを思い出すのだと思う。

織部《SELVA4階》
黄うず巻
湯飲み茶碗 577円
ポット 2100円
2006年09月19日
【 秋を、始める。 】
剥いた梨をガラスの器に盛ろうとして手が止まる。
ひねった蛇口から迸る水が冷たくなっていることに気づく。
見上げた空が、もっと遠くなっている。
もうすぐ夏が、終わる。
自然界の生き物たちが身支度を調えて次の季節を待つように
私もすこしずつ、夏を片付けてゆく。
昨日は窓辺の風鈴を。
今日は蚊遣り線香を。
何かの終わりが、次の何かの始まりになることを大切にできるようになったのは、
きっと最近のことだ。
終わることが寂しさだけを運んでくるわけではないことを知ったのも。
夏を片付けながら、秋の始まりを迎える。
夏を迎えたときとは違う、やわらかな手ざわりで。

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今日からブログを書くことになりました。
30歳、独身、ひとり暮らし。
なんでもない日常にある玉響を、ことばにかえてゆきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
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