カテゴリー:季節
2007年12月03日
【 ハンドクリーム -L’OCCITANE-】

指先のケアをしなきゃ、と思ってドラッグストアを
まわってハンドクリームを何種類か購入した。
誤解のないように補足すると、一度に何種類か
購入したわけではなくて、ちょっと使ってみては
不満を感じ、別なものを買って試してみるという
繰り返しなのだ。
ハンドクリームでケアすると、とりあえず 指先は
しっとりして、ささくれも目立たなくなるのだが
手の甲や指の肌理が、粗いままなのだ。
手は衰えが出やすいところだと言われるし、ある程度
妥協は必要なのだと思うが、顔とは違って、手は常に
鏡を使わずとも見えるところなので、気に入らないと
気になって仕方ないのだ。
最近のハンドクリームは「べたつかない」のを売りに
しているものが多く、確かにそれはそれで仕事を
する上では便利なのだが、潤いが ものたりない。
ちょっとくらいべたついてもいいから、こっくりとした
うるおいを実感できるものが欲しかった。
ネットで口コミ情報を検索していくと、中には
数千円もするハンドクリームもあって、絶賛されて
いる。高価な分、効果抜群なのだろうが、非現実的な
値段に、気持ちが すーっと引いていく。
私は、もっと可愛らしい値段のハンドクリームが
欲しいのに。
あるblogで、遠慮がちに薦められていたのが、
L’OCCITANEのハンドクリーム。
そんなに高くないから試してみようと、さっそく
L’OCCITANEへ。
重い感じの塗り心地。肌なじみは良いけれど、よく
ありがちな さらさらした感じとは違う。
ちょっとにおいが強いから 繊細なお料理を食べる時には
不向きだけれど、この「昭和の化粧品」ぽい匂い、
たぶん皆、決して嫌いじゃないはず。
100点満点! というわけには いかないけれど、
かなりの好感触なハンドクリーム。
ちょっと続けて使ってみようと思う。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 L’OCCITANE (Perfumerie Sukiya内)》 2階
ハンドクリーム 1050円
2007年11月24日
【 an・anの占い -八文字屋-】

気づいたら、もう11月も あと1週間弱。
2007年もあと1ヶ月強で終わり、新しい1年が始まる。
時間が経つのって、ほんとうに早い。
かけ足で通り過ぎていってしまう毎日を必死で追いかけて
それでも追いつけないもどかしさ。
an・anの占いは半年に1度、必ず特集される。店頭に並ぶと
つい手に取ってその場で熟読してしまうのだが、ちょっと
思うところあって、今回は立ち読みをしないで、買ってみた。
自分に関連するページを切り取って、取っておいて、
当たるかどうか確認してみたくなったのである。
なんて意地悪な!と思われるかもしれないが、今年は
1年の始まりから ほんとうに悲しいことがたくさんあって
無事に1年が終えられそうかなというときに、まるで
トドメを刺すかのような出来事に襲われたのだ。
そのせいもあって、いろいろなことに疑心暗鬼になってしまう。
占いは、「当たるも八卦」なんて言われるけど、心が
弱っているときは、つい頼りたくなってしまうものだ。
頼る程度ならいいけれど、もっと心が弱ってくると、
知らないうちに振り回されてしまったりも。
私も、そういう日が来ないとも限らないから、半年後
「なぁんだ、当たることも、当たらないことも、あるのね」
って、にっこり笑ってポイ、と捨ててしまえるようにと
祈りながら、占いのページを切り取って、小さく折り畳んで
手帳に挟んだ。
でも、まだ「来年のことを言うと鬼が笑う」時期だから、
まずは2007年の残りの1ヶ月強を、うんと素敵に
過ごせるように、気合いを入れて頑張らなくっちゃ!
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》
an・an 400円
No.1587
2007年11月14日
【 赤いコースター -無印良品-】

無印良品で見つけた赤いコースター。
‘ヨーロッパ産の麻を使用して、ざっくりとした
風合いに織った麻の生地を使用しました’
と、書いてある。
でも、そんなことに惹かれて買ったわけではなくて
ただ単に、ローズヒップティーを入れたガラスの
マグに合わせたかった。
ただ、それだけ。
ちょっと くすんだ赤も、大きな織り目も、夏の
終わり頃にこそ ぴったりな風合い。
冬に向かってゆっくりと進む この季節には、
ちょっと合わないかな・・・
そんなふうに思って、通勤の道を運転していたら、
このコースターそっくりな色合いの木を発見した。
もみじ みたいな形の小さな葉が 風に揺れていた。
そうか、こんな きれいな色の「秋」も、あるのね。
もうそろそろ、ほんとうに冬がくるようなことを
テレビのニュースで言っていた。
そうしたら、別れた 元・恋人から、携帯電話に着信が。
せっかく 気持ちを切り換えたのに、どうしよう・・・
悩んだけれど、思いきって かけ直した。
ひとりになると、思いもよらない風の冷たさに
驚くことって、ある。
うまくいくと思っていたことが、どんどんうまくいかなく
なって、戸惑うことも、ある。
それを ひとつひとつ、うん うん、と頷いて聞いた。
もう ふたりの間に あのときのような感情が流れる
ことは ないけれど、同じ時間を一緒に生きた「同士」
として、話を聞くことぐらいなら、できる。
別れを告げた相手に自分から電話をかけるなんて、
よっぽどの勇気が必要だっただろう。
だから、ごく普通に、明るく、話を聞いた。
彼の、以前と変わらない声、変わらない話し方。
懐かしさは こみ上げるけれど、お互いの これからの
ために、それは封印する。
そして、やっぱりほんとうに疲れたときに電話をかける
相手として選んでくれたことを、ひそかに嬉しく思う。
でも、季節は徐々に 変わってしまっていることを 2人とも
肌で感じている。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 無印良品 》
麻平織 コースター 250円
赤
2007年10月10日
【 栗だ!栗!】

母の実家は、登米市中田町にある。
祖父も亡くなり、叔父も叔母も東京で暮らしていて
今は もう誰も住んでいないので、時々 母が 行って
近所の人に日頃のお礼を言ったり、窓を開けて空気を
入れ替えたりしている。
庭には柿や栗の木があって、毎年 数百個の柿が実る。
これまでは柿を貰ったことはあっても、栗は、虫に
食われてしまうことが多くて、ご相伴に与る機会は
なかった。
それが、今年は どうしたことか、食べられる状態の栗が
ずいぶんと取れたらしく、「取りにおいで」と電話が。
いつものように実家に行くと、父も母も仕事で居なかったが
玄関先に ビニールに入った たくさんの栗が。
栗は もう茹でてあったので、包丁で真ん中を半分に切り、
スプーンで掬って食べた。
天津甘栗のような香ばしさや、甘さは 当然 ないけれど
素朴な、自然の味がする。 シンプルな、秋の味。
そういえば SELVAの「イモ・クリ・ナンキン フェア」は
まだ 続いているのだろうか。
明日は帰りが遅くなりそうだけれど、寄ってみようかな。
実りの秋を、いっぱい楽しまなきゃ。
2007年10月05日
【 パール風ピアス -BEAU ATOUT-】
秋になって、着る洋服の素材が厚くなってくると
アクセサリーも、夏に身につけていたような
軽めの雰囲気が似合わなくなってくる。
素材の厚みに負けないような色や素材が必要に
なってくる気がするのだ。
とりあえず、何にでも合うし、ソフトな印象があるから
ということで真珠のアクセサリーを買おうと思い立ち、
真珠関連の商品の、老舗といわれるようなお店を
何軒か見たけれど、ゼロの数ばかり数えて
気後れしてしまい、結局、何も買えずにいた。
でも、どうせ普段使いのアクセなわけだし、
高価な物が必要なのだろうか?と、ふと 立ち止まった。
30歳を過ぎてから、アクセサリーというと、つい
‘ジュエリー’にばかり気が向いてしまうけれど
仕事で髪を振り乱している自分の姿には、高価な
ジュエリーは相応しくないような気がする。
もうすこし余裕が出てから、高価な物を身につけて
いても、変に気にし過ぎずに居られるくらいに
なってから、でも良いんじゃないかな。
ダイヤなら硬質なものだから、傷が気になることも
ないかもしれないけれど、真珠は とてもデリケートな
ものだから、髪を振り乱しているうちに気づかないまま
傷つけてしまいそうだし。
そんなわけで、耳につけると ゆらゆら揺れるタイプの
イミテーションを購入。
ホンモノを買うためには、まず、仕事を頑張って、
しっかり稼がなきゃね。
冷や汗かいてばかりじゃなく、しっとりと落ち着いた
私になってから、ホンモノを買おうっと。
どうせ買うなら、つや と 巻きが しっかりした花珠だ。
何年後になることだろうか、わからないけれど。
冠婚葬祭で必要な時には、とりあえず、母に借りよう。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 BEAU ATOUT 》 3階
パール風ピアス 1260円
2007年10月01日
【 ちいさい秋みつけた -Milk Tea House-】
Milk Tea Houseで見つけた『小さい秋』は、この栞。
パッケージには‘Fabric BOOK MARK’とある。
厚紙か何かに布を貼ったような手ざわりの栞だ。
もちろん、栞は季節に関係なく、読書のお供として
活躍するのだけれど、これは色合いが何だか紅葉した
山の景色みたいだなぁ、と。
よく見ると、模様のひとつひとつは紅葉ではなく小花。
秋~冬は、我が家が 橙色のファブリックに模様替えの
時期なので、より いっそう、この色が私に『秋』な
気分を運んでくれるのかもしれないが。
そんなわけで、今夜はアラビアータのソースにスルメイカを
合わせた。トマトのソースは、夏に食べるのが いちばん
美味しいのかもしれないけれど、今日は、橙色の秋気分で。
イカの皮を剥くときの水が、指先に冷たい。
SELVA店内は、今、ハロウィンを控えて 鮮やかな
橙色が目立つ時期。
あと まる3ヶ月で2007年が終わってしまうのかと思うと
過ぎて行ってしまった時間が惜しく思えてきて、せつなくなる。
1日 1日を、もっと大事に生きなければ。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 Milk Tea House 》 4階
FABRIC BOOK MARK 189円
(TOCONUTS)
2007年09月30日
【 エリンギと油揚げの炊き込みごはん -八文字屋-】

発売日からは ちょっと時間が経ってしまったけれど、
REAL SIMPLE JAPAN11月号 掲載のレシピで
作った『エリンギと油揚げの炊き込みごはん』。
具はエリンギ2本と油揚げ1枚だけ。
あとはレシピを見ながら目分量で 調味料を仕込み、
ちょいちょいっと炊飯器にセットすれば、できあがり。
きのこ類は1年じゅう手に入る昨今。
でも、やっぱり秋になって食べる きのこは ちょっと
特別に美味しく感じる。気のせいなのかもしれないけれど。
ごはんが炊き上がる頃になると、台所いっぱいに秋の香り。
しばらく蒸らして、しゃもじで底からかき混ぜて、
お気に入りのお茶碗に盛りつける。
湯気がもぅもぅと立ち上る ごはんを、箸で思いきり
持ち上げて頬張る。
ごはんの合間に、シャクシャクとエリンギの歯応え。
口の中から鼻に向かって抜けてゆく香り。
簡素だけど、贅沢な秋の味だ。
そういえば、このあいだ遅めに出勤したとき、FMで
料理研究家が言っていた。
「炊き込みごはんは、薄目の味付けにね。」
ひと口 食べて、ちょうど良いと感じる味の濃さでは、
お茶碗の最後のほうで、飽きてしまうのだそうだ。
なるほど。
REAL SIMPLE JAPANに載っていたレシピも、
ずいぶんと薄味。
だから、ちょうどよく美味しく感じられるのかも。
今日で9月も終わり。明日は ‘衣替え’だ。
まだ始まったばかりの秋。
秋は実りの季節だから、高価ではなくても
贅沢な味覚が たくさん楽しめる季節だ。
ひと口 ひと口、じっくり味わって楽しみたい。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》 5階
REAL SIMPLE JAPAN 480円
11月号
※11月号は、付録に風呂敷がついてきます
2007年09月26日
【中秋の名月 -mister Donut-】
昨夜は “中秋の名月” お月見だった。
実家にいた頃は、母と月見団子を作ったり、
ススキを取ってきなさいと言われて弟や妹と
探しに行ったりしたものだ。
見つけたススキを手で取ろうとして、
細くて固い葉で手を切ってしまったりしたのも
今となっては良い思い出。
もともと里芋の収穫祭の性格を持つ仲秋の名月。
昨夜は我が家でも烏賊と里芋の煮ころがしを
食べた。それから、秋の味覚 秋刀魚も焼いて。
それから、ビールで乾杯。
月見団子を作る時間がなかったのと、食彩館を
歩いていたら、ミスドに『RICH DONUTS』の
文字を見つけて気持ちが団子からドーナツに
シフトされたせいで、昨夜は月見団子ならぬ
月見ドーナツを。
たくさんの種類のドーナツやマフィンやパイが
陳列されているけれど、基本的に、食べたい種類は
決まっている。
私が好きなのは、ココナツチョコレート。
もしゃもしゃしたココナツと、さっくりした
ココア生地が たまらなく好き。
恋人と初めてミスドのドーナツを食べた時、彼に
ひと口あげたら「うまい!」と騒ぎ出して その後
ひと口どころじゃなく全部 食べられてしまった。
あとは、適当に見つくろって、ポン・デ・リングと
ポン・デ・ショコラ。 それから、 おそらく今、
ミスドのイチ押しであろうRICH DONUTSを
ふたつ。ハニーディップと、チョコレートリング。
恋人が無類のチョコレート好きで、こういうときに
チョコレートが かかったものをチョイスから外すと
かなり がっかりするので、チョコレート物は 必須。

これでは何だか“お月見”という雰囲気は ずいぶん
少ない感じだけれど、昨夜の月は ほんとうにキレイで
数年ぶりの“中秋の名月のお月見”だった気がする。
ここのところ、秋雨前線やら台風やらで、旧暦の8月
15日のお月見って できなかったんじゃないかな。
そういえば、中秋の名月っていうのは、必ずしも満月
というわけではないということ、今年になって初めて
気づいた。
そうそう、旧暦8月15日の十五夜だけではなく、
旧暦9月13日の十三夜もお月見をするものとされていて、
どちらか片方だけを見るのは『片見月』と呼ばれ、
あまり良いことではないとの事。
ちなみに、旧暦9月13日は、来月(10月)の23日。
その日は、何を食べようかと、今から思案する 秋の夜長である。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 mister Donuts 》 1階
ココナツチョコレート ¥115
ポン・デ・リング ¥105
ポン・デ・ショコラ ¥105
RICH DONUTS
ハニーディップ ¥126
チョコレートリング ¥136
2007年08月31日
【 お気に入りCD -八文字屋-】
きょうで8月が終わる。
1年の3分の2が終わったことになる。
・・・時間が経つのって、ほんとうに速い。
そりゃ 年とるはずだわ。
今月は、夏休みがあったり誕生日がきたりと、
ほんとうに慌ただしく過ぎていった。
それなのに手元に残っているものは案外
少なくて、歳を重ねた割に成長もみられない。
誕生日に、どうしてもどうしても欲しかったiPodを
買ってもらった。
地下鉄に乗るときに音楽と一緒、というのは、高校への
通学時間を思い出させる。
ウォークマンを鞄に入れ忘れた日は、それだけで
憂鬱だったなぁなんて。
ご存じのとおり、MP3はインターネット上で音楽を
ダウンロードして購入することもできるのだけれど、
大好きなLOVE PSYCHEDELICOはiTunesに
無いので、今回はCDを購入。
初回限定でSPECIAL DVDがついているというのは
得した気分になれるから、いい。

そういえば、このあいだランチの時に、普段は どんな
音楽を聴いているか?という話題になった。
私が気に入っているアーティストを何人(組)か挙げてみたら
「 意外です!クラシックとか聴いてると思ってました!」
なんて言われて、びっくり。
もちろんクラシックも大好きだけれど、それしか聴かないと
いうわけでもないのに。
職場では私、どんなふうに見られているんだろう・・・と
ちょっとだけ気になったりして。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》 5階
GOLDEN GRAPEFRUIT 3330円
★初回限定盤★
LOVE PSYCHEDELICO
***************************************************
8/20 -誕生日-
恋人からのプレゼントの一部。
バースデイケーキは、泉区 将監のフレーズ。
泉市時代から在住の泉区民にとっては、やっぱり
ケーキと言ったらフレーズ!
泉中央からはちょっと遠くて、車がないと行けない
というのは、残念至極。
SELVAにカフェ付きでOPENしないかしらと切望。
iPodは、大好きな白。
イヤホンは、耳に入れるところがハート型をしていて
きらきらのラインストーンが埋め込まれています。
ここには写っていないけれど、ケースも白の革。
2007年08月23日
【 青のしずく -織部- 】
今日は夕方から雨が降るとの天気予報。
そのせいか、湿度は高いけれど やや暑さは
和らいだ感じ。
しかし。
今年は、猛暑を通り越して、酷暑、なのだとか。
そういえば証券会社に勤務していた時は、いつも
天気予報を気にしていた。
天候は、あまりに身近すぎるから、それほど気にしない
という人も多いけれど、案外 経済に関わる問題だ。
例えば株式投資初心者のお客様には、「暑い夏には
ビールが売れるでしょう?そうするとビール会社が
儲かって業績が良くなる。業績が良くなるであろう
会社を前もって見込んで株式を買っておくと・・・」
なんて例を挙げて説明していたりも。
(あまりにベタな説明なので、それほど使わない
セールストークだったけれど。)
暑い暑い夏。
きっと今夜も冷蔵庫でキンキンに冷えたビールが、
美味しいはず。
そんなことを考えていた ある日、恋人が
「今夜は日本酒が飲みたいなぁ。しっかり冷やしてさぁ・・・」
なんて言い出した。
正直言って、私は日本酒が飲めない。
おつきあい程度に嘗めるぐらいなら 何とか我慢できるが
お猪口なんかで啜ったら、途端に気分が悪くなる。
そんなわけで、日本酒を楽しむための器を、私は
持っていない。
でも、せっかくだから、と 織部に酒器を買いに行った。
そして恋人が「これ!」と手に取ったのが この『青のしずく』
という名前の半酒器。

値段が手頃なのは言うまでもないが、白地を青いインクで
すーっとなぞってから、ちょんちょんと垂らしたようなデザインが
何とも涼しげ。
きりっとした冷酒の喉ごしを、さらに冷たく感じさせてくれそうだ。
残念ながら私はビールを飲んだのだけれど、お酌をするときに
ほんのちょっとだけ、お猪口に当たったカチッという音が、まるで
風鈴の音色が温んだ空気に渇を入れるときのように響いた。
「飲んでみたら」と言われて舌先でちょっと味を確かめてみたけれど
やっぱり、私には日本酒の美味しさが まだ解らない。
当分の間、酒器が微かにぶつかり合うときの音だけで涼ませて貰おう。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 織部 》 4階
青のしずく 2100円
2007年07月24日
【 タンブラー -スターバックスコーヒー-】
職場のデスク近くには給茶器があって、無料でお茶が飲める。
ボタンを押すと、コップ1杯分の緑茶が出てくる。
便利だ!と思ったのも、わずか2ヶ月ほど。
6月はじめ頃になると、気温も上がってきて、できれば
熱いお茶は飲みたくなくなった。
1階のカフェテリア脇にはジュースの自販機があって、
ペットボトルの冷たいお茶が100円から140円で売られている。
便利だ!と思ったのも、わずか1週間ほど。
1ヶ月に20日間 働いたとして、毎日お茶を買っていたら、
2000円から2400円かかるのだ。
しかも、暑い日に午前・午後で計2本買ったとしたら・・・
なんだか散財しているような気がしたのと、ECOに向かっている
時代の流れに逆らっている気がして、買うのをやめた。
そこで、毎日 スタバのタンブラーに麦茶と氷を入れて出勤。
すると、職場ではタンブラーが大流行。
「上海に旅行したときに買った」とか、「シアトルの1号店で買った」
なんていう、海外のレア物を持ってくる同僚まで。
私も、数種類のタンブラーを交互に持参。
暑い日は午前・午後の計2本を持って行って冷蔵庫に保管。
ここで「冷蔵庫があるなら、冷蔵庫で全員分の麦茶でも作れば?」
なんて言わないで欲しい。予算とか、いろいろな問題があって
それができずにいるのだ。
昨日は、たまたまスタバに寄ったら新しいデザインのタンブラーが
売られていたので、ひとつ購入。

キラキラした台紙に円や正方形が幾何学的にプリントされている。
しかも、サイズは大きめの16oz(約470ml)だ。
中に入っているドリンク無料券でオーダーしたのは、
冷たいカフェモカ。 グランデサイズは ちょっと多すぎるかなと
思ったけれど、暑かったせいか、車内でごくごく飲んで、自宅に
着くまでの10分弱で全て飲みきってしまった。
明日は、これに麦茶を入れて出勤しよう。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 スターバックスコーヒー 》2階
タンブラー 16oz ¥1250
2007年07月23日
【しるしのつけられる傘 -無印良品-】
なんとなく記事にしていなかったけれど、セルバちゃんの
記事を読んで、ぜひ!と思ったのが、これ。
無印良品の『しるしのつけられる傘』。

取っ手の先に穴があいていて、そこに目印を付けられる。
自分の傘が、ほかの人の傘にまぎれて判らなくなって
しまわないようにということで作られたものらしい。
でも、透明ビニール傘なら そういうこともあるかも
しれないけれど、不特定多数の人が集まるショッピング
センターなんかでは だいたいの人が、自分の傘は
自分で持って歩くんじゃないだろうか。
意味あるのか??? ・・・なんて。
屁理屈を言っても仕方ない。
いや、工夫次第で、屁理屈なんて梅雨空と一緒に
吹き飛んでしまうかも。
だって、取っ手の穴に お気に入りのブランドのリボンを
結びつけると、なんだか ちょっと素敵。

私はグレーの傘を買ったので、FURLAのグレーの
リボンを結びつけてみた。
これが、ブラウンの傘だったら、エルメスのリボンでも素敵。
子ども用の傘には、可愛いキーホルダーなんかつけてあげても
良いかもしれない。
仙台では、お昼過ぎぐらいから晴れ間がのぞいて、
そろそろ梅雨明けか?なんていう声も ちらほら。
梅雨が明けたら、傘の出番は、確実に減るだろうな。
そうしたら台風の季節まで傘は休憩、か。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 無印良品》4階
しるしのつけられる傘 1050円
60cm
2007年07月11日
【 ナツイチ!-八文字屋-】
職場の7月のカレンダーは、青い海と白い砂浜の写真が
印象的な、まさに夏、なものだけれど、ここ数日の天気は
梅雨そのものといった感じ。ピカピカの夏を手に入れる前の
儀式みたいなものだとは解っていても、じめじめとした空気で
やっぱりちょっと下降気味な気分。
こんな日は、敢えてバーゲンに行ったりして、自分に元気を
注入しなければ。
バーゲンの収穫は、後日 改めて(機会があれば)ご報告するとして
今日は、今いちばん私が熱中しているものをご紹介。
これ。

夏休みが近づくと、読書感想文の宿題をこなすための需要を
当て込んでか、各出版社は文庫の販売に力を入れるようだ。
新潮社では、年間を通してパンダのキャラクターのグッズを
プレゼントしているけれど、夏は、フェアとして、文庫2冊を
購入してオビについている応募券を送ると、夏っぽいパンダの
ブックカバーが貰える。
集英社は、『ナツイチ!』というフェアで、この夏、文庫を買うと
このハチのストラップがその場で貰える。
新潮社よりも、手軽におまけが貰えるというのが嬉しい。
それに、ひとつひとつがおみくじの袋に入っているから、
店員さんが差し出す箱の中に手をぐっと突っ込んで、ぐるっと
かき回して掴むというのも縁日のおみくじを彷彿とさせて楽しい。
そんなわけで、まだ読み終わりもしないのに、さんざん文庫を
買いまくって、携帯電話はハチだらけだ。
今のところ、頭に本を載せているハチ、じょうろを持っているハチ、
積み重ねた本を抱えているハチの3種類、計5個が手元にある。
目指すは、希少価値の高い女王バチだ。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》 5階
※『ナツイチ』のハチのストラップが
無くなり次第、キャンペーンは
終了との事です。お早めに!
2007年06月29日
【 夏気分のワイン -KALDI-】
梅雨入りしたとは言っても、雨の日と晴れの日が ほぼ
交互に やってくるような毎日。
最近は釣りにハマっていて、天気の良い休日は女川で
釣り糸を垂らす。
釣れても釣れなくても、ただ静かに水面を見ているだけで
心が穏やかになるから不思議だ。
夕方近くまで海辺にいて、仙台に戻ってくる頃には、
幸せな疲労感が全身に漂う。
こんなときは、身の回りの細々したことから解放されて
ゆっくり眠ってしまいたいものだ。
ふらりと寄った食彩館では、KALDIの前で、白ワインの
試飲サービス。
試飲した恋人が「すっきりしていて旨い!」と絶賛して
カゴに入れる。
「だったら私も」と、赤いラベルのスパークリングワインを
カゴに入れる。

汗でべたべたした肌をシャワーで流し、きりりと冷やした
飲み物で釣果に乾杯する。
暑い日にはビール、が日本の定番。
確かに安価で手軽で美味しいけれど、たまには気取って
華奢なグラスにスパークリングワイン、も良いものだ。
梅雨は、まだまだこれからが本番。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
白ワイン 1142円
Vermentino di Sardegna 2005
*緑色の鹿のイラストが描かれた
ラベルが目印
スパークリングワイン 1205円
Angelo ASTI
2007年06月25日
【フレッシュトマトの冷やしサラダ麺 -華・房-】
1F食彩館 『華・房』で見つけたのは、これ。

フレッシュトマトの冷やしサラダ麺。
ほんとうは640円が定価らしいが、今はお試し価格、588円。
中華麺と、レタス、ベビーリーフ、サニーレタス。
そして海老チリのソースみたいな たれ。
食べてみた感じは・・・見た目そのまんま、という感じで
うまく説明しなくても、想像して頂ければ何となく
それで合ってますというような味。
でも私にはちょっと濃かったかな。
私が卒業した大学の学食(食堂)では、この季節になると
冷やしサラダうどんというメニューが登場していた。
ふつうの冷たいうどんに、サラダが載っかっているという
ただそれだけのことなのだが、爆発的人気で、午前中の
早い時間に食券を買いに行かないと、売り切れてしまうほど。
値段も300円弱ぐらいだったし、「サラダ」という、一見
カロリーの低そうな名前が、女子大生の心をわしづかみに
していたのだろうと思う。
実は、先日、この大学を受験するという高校3年生に出会って、
彼女の第一志望が、私と同じ学部学科だと聞いたとき、
この冷やしサラダうどんの話をしたところ、目をきらきらさせて
「7月のオープンキャンパスのときに食べてみます!」と
言っていた。
私の出た大学は有名校でも何でもないけれど、それはそれは
充実した4年間を過ごした 大切な思い出の場所だ。
10代後半から20代初め頃は、思春期とは また別の意味で
多感な時期で、物事を真っ直ぐ しかも 深刻に見つめることの
できる時期だと思う。
(大人になると面倒なことからは逃れられる狡さを身につけるから
些細なことには深刻にならない。)
彼女が、私の母校に入学することになったとしても、
そうならなかったとしても、彼女が一生懸命に この夏を
過ごして、悔いのない受験生生活を終えてくれれば良いと思う。
フレッシュトマトの冷やしサラダ麺。
海老チリのソースに似た たれは、ほんの少し、あの夏の空気を
連れてきてくれたような気がする。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 華・房 》 1階
フレッシュトマトの冷やしサラダ麺 588円
* 価格は期間限定です。
2007年06月22日
【 今月のお料理 -八文字屋書店- 】

REAL SIMPLE JAPANが発売になると、
あぁ、給料日だぁと嬉しくなる。
この雑誌の発売の時期がちょうど給料日と
重なるのだ。
いい大人になっても、計画的にお金を使うことが
できなくて、給料日前はいつもほんとうに貧しい
生活を強いられる私。料理もワンパターンに。
だから、REAL SIMPLE JAPANを買うと、
載っているレシピを ここぞとばかりに つい
試してしまう。
(食材を買うお金だって心配ないし)
先月は、たらこの炊き込みご飯を試したが、
今月はプチトマトのマリネを使ったサラダを。
プチトマトのマリネは、作り置きしておけば
アレンジ自在で、お茶漬けやパスタにも変身。
まずはレシピ通りに作ってみたら、これが絶品。
マリネのまま食べても、サラダにしてドレッシングを
合わせても美味しい。茗荷が効いた夏のサラダ。
恋人も「旨い」を連発して2人は ものすごい勢いで食べた。
今日は、ちょっと自分流にアレンジしてみる。
玉葱が安かったから大量に購入してしまったので
マリネに薄くスライスした玉葱を入れる。
バルサミコ酢の代わりに、いつも使っている米酢を
たくさん入れる。

これを、オリーブ油と混ぜ、カッペリーニと大葉と合わせて
冷製スパゲッティに。

カッペリーニは、うんと細いスパゲッティで、天使の髪の毛と
いう意味だと、誰かが言っていたのを聞いたことがある。
日本で夏に冷たい素麺を食べるように、イタリアでも
こうしてキンキンに冷やした細い麺を食べたりするのかしら。
ほんのり大蒜の香るマリネは、まさに“夏の味”。
トマトを使った夏の常備菜というと、ラタトゥイユが
有名だけれど、今年は、このマリネを冷蔵庫に入れておきたい。
REAL SIMPLE JAPANをご購入の際は、ぜひ お試しください。
ちなみに、P148に載っていた混ぜ寿司も簡単で美味しかった!
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《八文字屋》 5階
REAL SIMPLE JAPAN 480円
8月号
2007年06月16日
【 明日は父の日 -COMME CA ISM-】
明日は父の日。
母の日は何となくお茶を濁したのだが、どうもそれが
いけなかったらしい。
母から電話がきた。
「父の日には、お父さんに、ちゃんと父の日らしい
プレゼントをしてね」
「気にしていないように見えて、お父さん、そういうの
結構 気にするんだから」
確かに父は、子どもの誕生日を忘れたことは絶対に無いし
クリスマスにも必ずプレゼントを準備してくれていたし
自分の両親に対しても 父の日・母の日・敬老の日の
プレゼントは欠かさなかった。
私が四季のイベント好きなのも、父の影響だろう。
先日、シャツワンピを購入したときに店員さんが紙袋に
父の日向けの商品のリーフレットを入れてくれたのを
思い出し、COMME CA ISMへ。
写真を撮るのをすっかり忘れていたので画像はないが
ポロシャツとタオルハンカチを購入。
ポロシャツは、重ね着っぽく見えるデザインで、父を
すこしだけお洒落に見せてくれそう。
百貨店で売られている、高価な「いかにもお父さん」的な
ものも良いけれど、こんな気軽なプレゼントも、いいと思う。
「こんなことにお金を使わないでちゃんと貯金しなさい」
なんて言う父の顔を想像して、ちょっと可笑しくなった。

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《 COMME CA ISM 》 1階
ポロシャツ3900円
タオルハンカチ 580円
2007年04月16日
【 花いっぱい、花見山 】

昨日、花見山に行ってきた。
花見山というのは福島市にある。
もともと養蚕がさかんな地域だったのが、養蚕の合間に山を開墾して
花木を育て、仏花や生け花用として販売するようになったのだとか。
農家の方が「きれいな花を楽しんで」と、善意で土地を一般に開放し、
現在は観光地としても有名になっている。
ピンク色、と ひとことで表現してしまえばそれまでだけれど、ここで
多くの花を見ると、桜色、桃色、と 日本人は的確に表現して区別し、
花の色彩をも丁寧に味わってきた民族なのだと解る。
彼岸桜、東海桜、鬱金桜、八重桜、十月桜、天の川桜、安行桜、
染井吉野、・・・ 桜にもいろいろな種類があるのだということも。
春の花というと、赤系統の花が多いような気もするけれど、鮮やかな
黄色の花も咲いていた。 日向水木や連翹など。
やわらかなイメージの季節だけれど、こんなにも情熱的な色を放って
まるでそこだけが明るくなっているかのように。
福島からの帰り途、助手席の窓からは いくつもの桜が見えた。
枝いっぱいに もこもこと咲くもの、葉桜になりかけのもの、
これから咲くであろう蕾。
七北田公園でも桜がずいぶん咲いていると聞いた。
私の家の近くでも、白木蓮が満開だ。
まるでたくさんの小鳥がとまっているかのような姿は、いかにも
春という感じ。 そんな白木蓮の並木を、小学生が真新しいランドセルを
背負って歩く姿は、小鳥たちに見送られているようで、初々しくて
ほほえましい。
今日は あいにくの花冷えで、しとしとと雨まで降った。
1ヶ月遡ったくらいの気温の低さで、春物のコーディネートでは
ずいぶん寒かったけれど、この花冷えのお陰で桜の見頃は もうすこし
続くだろうとニュースでは言っていた。
せっかくだから、今週は車での移動を減らして、ゆっくりと花を愛でながら
春を楽しもうかと思う。
2007年04月06日
【 続・野点願望 -織部-】
午前中、FMを聞きながら片付けものをしていたら、
「仙台で桜開花宣言」とのニュースが飛び込んできた。
榴ヶ岡公園では三分咲きの木もあるとの事だけれど
標本木の桜が規定の数だけ咲いていないと開花宣言とは
ならない。
もしかしたら、気づいていないだけで仙台でも桜は
咲いているのかもしれない。
野点用に、と茶筅や茶杓、抹茶を買って帰宅し、
茶碗が無いことに気づいた。
最低限のものさえあれば良い、とは言っても、
茶碗ぐらいは あったほうが良いだろう。
もういちどLUPICIAに行ってみたけれど、
お茶を点てるときに使えそうな茶碗は ない。
こんなときは、織部へ。
茶道についてなんて、右も左もわからないから、
織部の店内でも、右往左往してしまった。
何となく気恥ずかしくて店員さんに訊くことも
できない。
さんざんうろうろして、手に取ったのは、これ。

緑色がずいぶん印象的だけれど、描かれているのは
桜の絵。 あまり春っぽい色遣いではないし迷ったが
手に取ったのも何かの縁かもしれないと思い(?)、決定。
茶碗の近くにあった桜柄の風呂敷は、灰がかった薄紫色と、
薄緑色の裏表。どちらを表にしても使えるところが気に入った。
リバーシブルなのが良いのではなく、縫い目とか織り目とか
見ても素敵じゃない部分が目につかないところが良いのだ。
野点セット(と命名)を包むのに使うつもり。

野点のための、抹茶、茶筅、茶杓、茶碗が揃った。
野点初挑戦は、やはり通ぶらずに、満開の桜の下が
良いと思う。
あとは 満開の桜を待つのみ。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 織部 》 4階
茶碗 1890円
桜柄風呂敷 525円
2007年04月05日
【 野点願望 -LUPICIA- 】
仙台でもそろそろ桜が開花しても良い頃である。
確か先月の中旬頃には「仙台での開花予想は4月4日」なんて
言われていたのに、ここへきてぐっと気温が下がり、今日は
しまいかけていた冬素材のジャケットを羽織った。
とは いうものの、風は冷たいけれど陽射しは春、である。
桜見の準備でも。
高校生の頃から憧れているのが、桜の下での野点(のだて)。
野点というのは、いわばアウトドアお点前。
気候の良いときに、自然を愛でながらお茶を楽しむのである。
高2の古典の授業で、先生が雑談の中、ふと外をながめながら
「こんなに穏やかな日には、野点でも楽しみたいものですね」と
独特の甲高い声で話されたのが印象的で、茶道の心得も無いのに
ひたすら憧れること十余年。
新年度が始まって新鮮な気持ちのまま 桜前線のニュースを見て
いたら、「よし!今年こそ!」という気持ちになった。
仙台市中心部の茶道専門のお茶屋さんあたりで野点セットを
買おうと思っていたが、レモンティーの試飲につられて入った
LUPICIAでも“野点用”として茶筅や茶杓などを販売していた。
茶道専門のお茶屋さんというと、やはり心得のない者にとっては
敷居が高いけれど、いつも来ているLUPICIAなら、鯱張らずに
何でも相談できそうな感じ。


茶杓やら茶筅やらの傍には『抹茶のおいしい点て方』なんていう
リーフレットが飾ってある。
写真付きでわかりやすく説明されていて、これを見ながら家で
すこし練習して、桜の下で野点、とすればうまくできそう。
店員さんに、そのリーフレットも欲しいということを伝えると
しばらくその辺りを探していたが、無いようだった。
それならば、帰りに初心者向けの茶道の本でも買えばいいかな
と思っていたら、店員さんは「コピーで申し訳ないのですが」と
リーフレットをカラーコピーして一緒に包んでくれたのである。
お手数をおかけしてすみません、と頭を下げると、恥ずかしそうに
微笑んで「分量とか、気になりますものね」と。

その、営業スマイルになりきれていない笑顔が、うっすら紅色の
桜の蕾を思わせる。
仙台の桜の開花宣言がよりいっそう待ち遠しい午後である。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 LUPICIA 》 1階
野点用 茶筅 2100円
野点用 茶杓 380円
岡部 青羽根(抹茶) 800円
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今は “ニルギリ紅茶”が美味しいですよ、と
店員さんが勧めてくれたのはニルギリの
レモンティー。
私が試飲したものはガムシロップが入って
いました。砂糖やガムシロップの入ったお茶は
苦手なのですが、すっきりした後味で、たいへん
飲みやすく美味しかったです。
2007年03月30日
【 シロイモノ 】
暦の上では もうすっかり春だし、テレビをつけると
出演者は皆 春の装い。
今日あたりが小・中・高校の離任式のピークかもしれない。
東京では桜が咲いているというし、陳列されている
洋服は春を通り越して 初夏のものまで。
中学校を卒業し、高校入学を控えた、ちょうど15年前の今頃。
地下鉄に乗って母と2人で藤崎に出かけ、出来上がったばかりの
制服を受け取った後、荒岩本店で新しい弁当箱を買ってもらった。
落ち着いた赤に、黒い3つの●がデザインされた小判型の弁当箱。
二段重ねで、お揃いの箸や巾着もセットになっていた。
母と2人きりで出かけるのは久しぶりだったし、新しい物を手に
するというのは たとえ弁当箱ひとつであったとしても嬉しかった。
高校では給食が無いとは いっても、弁当箱は既に いくつも持って
いたから、今わざわざ買わなくても・・・と、その時は思った。
それでなくても高い入学金やら制服代やらを思うと、親にお金を
使わせるのもどうかと考え、その春は いつもの春のように新しい
文房具を買いたいとか服が欲しいとか言い出せなかったのだから。
でも、あの時の母の行動は正しかったと思う。
高校入学前のすこし時間があるときに、母と2人で買い物に
出かけたということが15年経った今も こうして思い出に残って
いるのだ。新しい環境に飛び込む前の、期待と不安とが入り混じった
気持ちとともに、あの赤い弁当箱の思い出は、ときどきよみがえって
私を甘ずっぱい気分にさせる。
新年度、私は また別な職場へ。
今度は自分で自分のスケジュールをきっちり管理しなければならない
ということで、4月始まりの手帳を購入。

1ヶ月をひと目で見渡せる月間ページと、1日ごとに細かく予定や
結果を書き込める週間ページがあることが必須条件で、あとは どうでも
よい。

いつもならデザインのことを必死で考えているのだけれど、
今回はデザイン無視。
なぜなら、ブックカバーをかけて使うから。

今春の私のテーマカラーは、白。
さわやかで、凛とした雰囲気の、白。
なぜ白なのかと訊かれると困るのだが、ビビビッときたのが白なのだ。
そんなわけで、買いまくった白グッズ。

左手前から時計回りに、ペンケース、手帳、眼鏡ケース、キーホルダー、
携帯電話。キーホルダーは白いUSBフラッシュメモリにつけて使うつもり。
携帯電話は 通話とメールさえできれば良いので、いつもデザイン重視。
昨春はneonという機種の白い色の電話を使っていたが、この春のauの
デザイン携帯は、MEDIA SKINというタイプ。
ボタンも小さいし、フリップは今にも壊れそうな薄さだけれど、
おしゃれだから、許す。1月末から予約していて、やっと手に入れたのだ。
触れた感じも、ちょっと卵の殻みたいな さわり心地。
春、いっせいに芽吹いたり花 開いたりする季節に新年度が始まるという
日本は、ずいぶん粋だと思う。
新鮮な、神聖な気持ちで新しいことを始められるように、新しいものを
購入して準備するという人も案外 多いかもしれない。
今日、ふらっと寄ったSELVAでは、ずいぶん親子連れがいた。
新学期の準備だろうか。
少子化で、6ポケットなんて言われる時代で、欲しい物を すぐに買って
もらえるという現代っ子は、新学期が始まる前の買い物を、特別な買い物だと
解っているだろうか。
文房具を選んでいる娘を待つお母さん、一緒に洋服を選んでいる親子。
息子にスニーカーを試し履きさせているお父さんは、落ち着きのない
男の子に「動くなや」とため息をついていた。
SELVAでは4月2日まで、SELVAポイント5倍。
新年度や新学期の買い物をするなら、今だ。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 八文字屋 》 5階
4月始まりの手帳 1418円
*******************
手帳以外のものは全てSELVAではない
お店で購入したものです。
2007年03月18日
【 春、変化する私 宣言 -MINiPLA-】
オープンしたばかりのミニプラで買ったモノ。
O・P・Iのネイルラッカーと、REVLONのチーク。
(チークはPLAZA限定色。)

O・P・Iは、アメリカ・北ハリウッドに本社をもつ
プロのネイリスト御用達のネイル製品トップメーカーである。
今では珍しくも何ともないスカルプチュア(つけ爪)だが、
もともと歯科材料問屋であるこのメーカーが歯科材料を
利用して研究・開発し、世界の女性達に浸透していったと
言っても過言ではない。
1989年にはネイルラッカー(マニキュア)が発売され、
その使い心地の良さで、世界中で大変な人気を
集めるようになった。
日本でも多くのネイルサロンで使用されている。
1932年 世界大恐慌の真っ只中、チャールズ・レブソンが
世界で初めての色彩豊かなマニキュアをつくったのが
始まりのREVLON。
マニキュアといえば薄く透きとおるようなものしか
なかった時代。誰もがみたこともないような美しい発色の
マニキュアは、またたく間に女性達の心を魅了した。
次に、マニキュアと同じ色の口紅を開発し、“唇と指先の調和”
という新しいファッションを生み出し、レブロンは世界企業と
なった。今はマニキュアだけでなく、メイクに関わるものを
多く販売している。色モノからスタートした会社なだけあって
マニキュアや口紅だけでなく、アイカラーなど、色モノは
ほんとうに豊富。微妙な色を的確に発色させる商品力は
他社の追随を許さないし、価格も手頃だ。
ここ1年は、職場の雰囲気や忙しさのせいにして、メイクらしい
メイクをしなかった。
マニキュアなんて塗らなかったし、チークにまで気が回らなかった。
ふと鏡を見ると、ずいぶん疲れた女がいる。
(とりあえず解決は したが)恋人の浮気にも悩んだ。
それをきっかけに、これでいいのか? 女として、ほんとうにこれで
いいのか?と考え続けた挙げ句、4月からは生活スタイルをすこしだけ
変えてみることにした。
自己実現のため頑張ってきた仕事だけれど、振り回されることも
多かった。 もうすこし、肩の力を抜いてみる。
メイクにだって、気合いを入れる。
ファッションも、実用一辺倒からは卒業する。
だから、今回は ちょっと決意の買い物。
‘夢を叶えるために邁進する私’と、‘女子力向上をめざす私’を
両立させる2007年度にしたい。
指先にきれいな色をのせて、頬にも赤みをさして、春にむかって
元気よく歩いてゆきたいと思う。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 MINiPLA 》4階
O・P・I
ネイルラッカー 2100円
(ドルチェ デ レチェ)
REVLON 1575円
パーフェクトリーナチュラルブラッシュ
(209 Limited Color)
蓋を開けてボタンを押すと、小さなミラーが
かちゃっと登場。ちょっとメイクを直したいけれど
鏡が無い・・・というときに便利。



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1/8記事のクレンジング剤(拭き取り化粧水)も
ミニプラで販売されています。

わざわざ仙台中心部まで買いに行かなくて済むのが
ありがたい! ぜひお試しください。
2007年03月14日
【 手作りホワイトデイ 】
今日は、ホワイトデイ。
ヴァレンタインデイのお返しをする日、ということなのだけれど
ヴァレンタインデイほどの盛り上がりは感じられない。
だって、お正月を過ぎたらすぐに、お店のディスプレイや商品は
ヴァレンタインデイ 一色になるし、街にもハートが溢れているのに
ホワイトデイの前だからといって、世間はそれほど浮かれていない。
3月は卒業のシーズンだから、それどころではないということなのか。
3月は入試のシメの時期だから、恋なんかに力を入れては いられないと
いうことなのか。
3月は決算の会社が多いから、浮かれていられないということなのか。
いずれにせよ、やや地味な感のあるイベント。
私と、恋人のヴァレンタインデイ&ホワイトデイは、今年で4回目。
4年前、初めてのヴァレンタインはゴディバ等の高級チョコレートで!と
気合いを入れていた私に、恋人は手作りチョコレートをリクエストした。
そこで、私も、ホワイトデイには手作りのスウィーツをリクエスト。
これが、毎年 続いている。
もちろん、それまで彼はお菓子作りなんて したことがない。
卵や牛乳を混ぜてこねるだけでクッキーが出来上がる粉を買ってきて、
私のキッチンで、ひとり 初挑戦。
袋に書かれている「作り方」を見ながら慎重に取り組んでいた。
作り方の説明を見ながら悪戦苦闘する恋人を、ほほえましく思ったものだ。
しかし、さすがの私も、できあがりを見て驚いた。
天板の上に直接 生地をのばして焼いてしまったものだから、クッキーは
板状に天板に貼り付いたまま。
天板に敷くシートの存在すら、彼は知らなかったわけだから、
まぁ仕方ないのだが。
有り難いし、嬉しいけれど、申し訳なくも爆笑しながら、クッキーを
爪の先でこそげ落としながら食べたものだ。
次の年は、チョコレート風味のシフォンケーキに挑戦した彼。
卵白をしっかり泡立てなければならないのに「この程度でOK」なんて
手抜きをしたから、型から外したら、ぺしゃん と潰れてしまった。
昨年は、無印良品のチーズケーキミックスを買ってきて、それはそれは
慎重に、説明書どおりに作っていた。だから 市販のもの以上の出来で、
ほんとうに美味しかった。
今年、恋人は ふたたびクッキーに挑戦した。
きちんと、オーブンの天板にシートを敷いて、形もハート型にととのえて
焼いていた。 抜き型が無くて、ナイフで生地をハート型に切ったようだ。
ココア風味の、大きな大きなハートのクッキー。

ほんの2ヶ月前には、今年も 彼の手作りスウィーツを食べられるとは
思っていなかったから、嬉しさも格別だった。
固いクッキーに歯を立てながら、一緒にいられる喜びも噛みしめた。
2007年、3月14日。
みなさんは、どんなホワイトデイを過ごしていますか。

2007年02月25日
【 春告げ鳥記念日 -スターバックスコーヒー-】
今朝の東京は冬らしい寒さだったと、朝の情報番組で
言っていた。
今朝の仙台は気温こそ低かったけれど、春を感じる陽射し。
日曜出勤する恋人を見送るためアパートの階段を下って
ゆくと、「・・・キョ、ケキョ」。
運転席のドアを開けながら、恋人が「今、鳴いたよね、
ホーホケキョって。」
耳をすますと、しばらく経って、もういちど。
ホー ホケキョ、ホケキョ、ケキョ。
私の住むアパートは袋小路のいちばん奥の小高いところに
あって、駐車場脇には目隠しのちょっとした木立がある。
冬のはじまりにすっかり葉を落とした木々は、むこう側に
家並を透かしながら静かに佇んでいるだけだったから
小鳥の気配を感じることはできなかったけれど、確かに
鳴いた。 ホーホケキョ、ケキョ、という春告げ鳥の
「おはよう」が、私をすっかり春の華やいだ気分に。
スターバックスコーヒーでは、毎年 季節ごとに 新しい
デザインのタンブラーやマグが発売される。
ヴァレンタインデイの後の この時季は、例年 桜の花を
あしらったSAKURAのデザインが店頭に並ぶ。
大好きな花は桜とチューリップ、な私なのに、どうしたことか
昨年も一昨年も買いそびれてしまったから、今年こそ!と
勇んでスターバックス へ。
春告げ鳥記念日はSAKURAタンブラー記念日、なんて
ちょっとだけ、素敵。

SAKURA2007タンブラー(12oz ; 350ml) ¥1000
『静寂な夜明けの中で、徐々に輝きを増してゆく朝日を浴びながら、
新しい朝の訪れを知らせてくれるかのように咲き誇る桜を幻想的な
背景とともに描いている』のだとか。
タンブラーには、“無料券”が1枚 入っている。
最初の1杯をスタバ側からプレゼントしてもらえる、ということ
なのだそうだ。
無料券を使い終わってしまったとしても、タンブラーを店頭に
持って行って飲み物を買えば20円offになるし、ゴミ削減にも
役立つし、ちょっと荷物が増えることと、家で洗う手間以外は
良いことずくめなのだから、もっともっと普及すればいいのにと
思う。 その1歩としての、季節にちなんだ商品。
いわゆるイベントのひとつ。
実際に買うお客さんがあまりいなかったとしても、1年じゅう
飲むことのできる、ある意味‘季節感を感じにくい’商品(コーヒー)が
メインのお店だからこそ、季節感あふれる商品があるというのは、
悪くないと思う。
店内の色調もシックだし、マグやタンブラーの色は映える。
並んでいるマグやタンブラーのデザインが変わると、まるで
そこだけ模様替えしてしまったかのようだ。
店内で寛ぐ人々は、案外そういうところも見ている。
タンブラーとともに、SAKURAデザインのメレンゲも、購入。

パッケージの小窓は花びら型、メレンゲひとつひとつも、桜色。
さくっ、もさっ、としたメレンゲ特有の口あたりに、桜餅のような
香りが ふわっ と広がる。
少し濃いめのコーヒーに合わせると、なんとなくSAKURA2007の
タンブラーやメレンゲのパッケージにデザインされた桜のイメージが
“わかる”気がする。
桜餅風味なので、濃いめの緑茶や ほうじ茶にも合いそう。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《スターバックスコーヒー》 1階
SAKURA2007タンブラー 1000円
(12oz ; 350ml)
SAKURAメレンゲ 600円
2007年02月13日
【 ありがとうチョコ購入 -クゥプリュ-】

ヴァレンタインデイ前最後のお休みの日で三連休最後の昨日、
職場の男性陣への‘日頃の感謝チョコ’を買いに食彩館へ。
案の定、凄まじい人で店内は ごった返していた。
義理チョコなんて別にどんなものでもいい、とにかく安いもので
済まそう、なんて考えていたのだが、甘かった。
その混雑は、歩くのも面倒なほど。
一緒に行った恋人は珍しく「俺、その辺で待っているから」と
人混みを避けていた。
できるだけ早く買い物を済まそうと、エスカレーターを降りて
すぐの所にある、イベントスペースの『クゥプリュ』で、
¥525の小さな箱のチョコレートを、とりあえず10個購入。
私の仕事は、男性も女性も同じように働ける職種で、男だから
とか、女だからとかいう理由で仕事内容が制限されることは
ほとんどない。 しかし、やはり男性に任せた方が良い内容の
仕事もあり、逆に、女性が先頭に立った方がスムーズに進むような
仕事もある。 お互いに助け合わなければ、より良い結果が
生まれないのである。
ヴァレンタインデイのような行事は、日頃の感謝を表すのに
ちょうど良い。 お中元やお歳暮よりも、もっと軽やか。
『日頃の御礼を申し上げます』というより『いつもサンキュ』
ぐらいの雰囲気。
お金もかかるし、手間もかかるし、お菓子屋さんの陰謀だ!
なんて思うこともあるけれど、公私ともにヴァレンタインデイを
活用できるのが、‘これから’の人なんじゃないだろうか。
『クゥプリュ』はヴァレンタインデイ当日もイベントスペースに
出店しているということなので、まだ準備していない人は、ぜひ。
ゴールドのパッケージがプチゴージャス感を演出してくれるし
日本のメジャーなお店じゃないから、値段も秘密にできる。(笑)
ただし、SELVAポイントは貯まらないしSELVAお買い物券も
使えないし、現金決済のみとの事。お買い物をご予定の方は、
予めご承知置きを。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 クゥプリュ 》 食彩館1F
本場ベルギーチョコの お店。
イベントスペースにて2/14まで出店。
***************
ちなみに、今年の私の本命チョコは、
手作りガトーショコラ。
現在 オーブンの中です。
2007年02月06日
【 決戦は 来週の水曜日 】

このブログでは、私は自分の恋人のことを“彼氏”と
表記しないと決めている。
「彼」という三人称に敬称である「氏」をつけただけの
“彼氏”という単語は、私と彼との関係には合わないと
思っているから。そして、その語感には あまり真剣さを
感じられないから。
普段 口にする時には、照れもあって“彼氏”と表現する
けれど、せめて文字として残す時くらいは「恋」しい「人」と
表現したいから。
結婚について具体的に考える余裕もなく、仕事と彼とを
仕方なく天秤にかけて、結局 仕事のほうにエネルギーを
傾けてしまうということは多かったけれど、私なりに本気で
彼を好きだった。 いや、今でも大好きだ。
勘が鋭い、というのは短所なのだと思う。
私は、その勘の鋭さゆえに、気づいてしまったのだ。
私以外に、もう一人、大切にされている女の人がいるのだと
いうことに。
‘気づき’が‘疑い’に変わり、‘確信’と なるまで そう
多くの時間は必要なかった。
その日から、私は、“恋人”という文字を自分の脳から紡ぎ出す
ことができなくなった。
そして、心の中のいちばん大切な部分に蓋をするようになった。
だから、ほんとうに書きたいことが書けなくなって、パソコンを
起ち上げて文章を書くことを避けるようになってしまった。
でも、今日 ようやく指先が叩くキィから“恋人”という文字を
ディスプレイに映すことができるようになった。
仕事や、友人や、妹が私を支えてくれる。
この記事を読んでくれている人がいる。
私は 決して ひとり じゃないんだ。
そして、何よりも、私は恋人の素敵なところをたくさん知っている。
このまま、恋がしぼんでしまうのをただ黙って見ているだけだなんて
悲しすぎる。
恋人には、思いの丈をぶつけてみて、もうすこしだけ、私は
彼を待ちたいと思う。
シアワセは、電車と同じ。
目の前に止まったら、飛び乗らなければ、どこにも進めない。
もうすこしでヴァレンタインデイだもの。
せつなさを知った私は、今までよりずっと、もっとたくさんの
エネルギーを蓄えているはず。
日本じゅうの恋する乙女たち、一緒に頑張ろう。
決戦は、来週の水曜日。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
いちばん上の画像は、一昨年と昨年のヴァレンタイン
シーズンにスターバックスコーヒーで販売されたマグ。
持ち手がハートになっているデザインがお気に入り。
今年も販売されるかと思って期待していましたが、今年は
違うデザインのマグが販売されていました。
今年 販売されているデザインも とても愛らしいもので
ヴァレンタインのときめきを更に盛り上げてくれること
間違いなし。
2007年01月24日
【 書籍類 一気買い -八文字屋書店- 】
両親が結婚したての頃は、二人は まだ東京に住んでいた。
若い二人の生活は、父が働いて母が家事をして・・・という、
当時としては ごく当たり前のスタイルだったけれど、決して
豊かなわけではなく、田無(現在の東京都西東京市)のアパートで
つましく営まれていたという。
ところが、読書好きの父は、毎月発行される夏目漱石全集の
配本を予約したり、膨大な本を購入していた。
(ほかにも配本予約をしている全集はたくさんあった。)
母はそれを横目で見て、書籍代に消えてゆく生活費に、腹立たしく
なることも多かったとか。
書籍は、同じ内容であっても、単行本と文庫本では、値段も
大きさも全く違う。全集として揃えると、装丁も美しいけれど
かなりの値段になる。母は、お金も無いし、狭いアパートで
本を置く場所もろくに無いのだから、「漱石なんて文庫で読めば
いいのに」と感じていたのだと思う。
蔵書が多すぎて置けなくなり、今となってはかなり貴重なそれらの
全集(初版も多い)を始め、多くの書籍は、田舎にある母の実家で
眠っている。
当時のことを笑いながら話す母の傍で、父はそれを黙って聞いている。
何だかんだ言いつつ、読書好きの父が本を買うのを母が止めさせたことは
ない。 今も、膨大な量の読書をする父は、目は悪くなったが、
当時のまま。好奇心の旺盛な、文字の大好きな、そして蘊蓄を語ると
少々面倒な ままなのだ。
私が子どもの頃、「どうしてそんなに本を読むの?」と訊いたことが
あった。
「もし、ここが火事になったら、お金も、テレビも、何もかもが
燃えて無くなってしまう。 泥棒が入ったら、お金も、通帳も、持って
行かれてしまう。 でも、知識や教養や、感性は、誰からも盗まれる
ことはない、かけがえのない財産なんだよ。」
父の言葉遣いは、幼い私に対しても、大人に対しても同じだった。
いかにも‘ことば’に敏感な父らしい。
世の多くの大人達が、子どもにするような、赤ちゃん言葉であやすような
ことは しなかった。きちんと整理して、論理立てて話すことが多かった。
私は、そんな父の言葉の意味はわからないことがずいぶんあったけれど、
わかろうとして考えたり想像したりして、なんとか父の言おうとすることを
理解する努力はしていたつもりだ。
そして、30年ちかく経った今、父の話を思い出すと、父の言いたかった
ことや、私に伝えたかったことがわかるようになった。
父は、小説だけでなく、評論のようなものや、歴史についての考察、
絵画や写真など、仕事以外のジャンルの本を今も多く読んでいる。
ただ、マンガだけは読まない。
父の血を引いて、私も読書が好きだが、マンガもずいぶん読んでいる。
マンガもひとつの文化を形づくっていると思うから。
給料日を迎えると、ついつい、書店に足が向く。
さまざまなジャンルの書籍類を一気に買い、重くなった荷物に苦笑しながら
帰路に就く。 それは、幸せな重みだ。
偏った知識だけでなく、ひとつの意見に固執するのでもなく、いろいろな
ことに興味をもちたいと思う。そして、それを満足させてくれる書物に
感謝しなければと思う。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《八文字屋書店》 5階

『社説対決・五番勝負』 中央公論新社
諏訪哲二+森永卓郎+戸一成+長山靖生+桜井裕子
740円+税
‘教育再生’‘ホリエモンと村上ファンド’
‘北朝鮮と安全保障’‘靖国と歴史認識’、
‘ジェンダーフリー’について、新聞各紙の
社説を読み比べるというもの。

『幸福な食卓』 講談社
瀬尾まいこ
1400円+税
映画化されて話題になっている。作者は、中学校講師を
数年間勤め、現在は京都府内の中学校教員として勤務。
描かれる十代の生徒がみずみずしくリアル。

『李陵・山月記』 新潮文庫
中島敦
362円+税
高校の国語の教科書にも掲載されている『山月記』を
また読みたくて購入。実際に自分が働くようになると、
周りから認められたいという気持ちも芽生えてくるもので
より李徴を身近に感じられるようになった。
十代の頃は、読んだつもりでも読めていなかった気がする。

『えこよみ』 ブロンズ新社
植田真・絵 加藤久人・文
1500円+税
二十四節気や七十二候がわかりやすく描かれた絵本。
ああ、日本の感覚って素敵、と感じる。

『おうちで楽しむ日本の歳時記』 技術評論社
広田千悦子
1480円+税
美しい写真、愛らしい絵、わかりやすい文章で日本の
歳時記について解説してある。
中はカレンダーのようなページもあり、日本の美しい
慣習を生活に活かしやすい。

『MOON BOOK 2007』 ヴィレッジブックス
岡本翔子
1200円+税
潮の満ち引きは、月の引力。
科学的根拠はないが、女性の身体のリズムも月と関係があると
いう説もある。
東京で大学病院の産婦人科に勤める妹が「満月の日は、分娩が
多い。それから新月の日も。」と言っていたのを思い出し、月に
興味が湧いた。ちょっとしたスケジュール帳になっている。

『働きマン』1~3 講談社
安野モヨコ
働いている人なら、共感できる登場人物がきっといる!と感じ
させるのは、やはり安野マジックか。
アニメ放映だけでなく、ドラマ化してほしい。
仕事や恋の狭間で弱っているときに読んだら、情けないけれど、
泣けてきた。
2006年12月30日
【 新年を迎えるために ③ -無印良品-】
紅白といったら、日本では めでたい色。
無印良品で見つけてしまった紅白は、買うつもりが
無かったのに気づいたらお金を払ってしまっていた。
これも、年末というマジックの為せるワザ。

(紅白まんじゅう)
うんと小さい頃、我が家では「子どもは8時に寝ること」が
決まりだった。
夕食の後はすぐに寝る仕度を始めて、19時50分には
『おやすみなさい』のチューをして布団に入っていた。
だから20時以降は未知の世界。
ところが、小学校に入って周りの話を聞くと、どうやら
他の家では子どもも20時以降のテレビを観ているらしい。
なぜ? なぜ我が家だけ? 母に訊いてみると、
「じゃぁ起きていられるの?起きていられるならどうぞ」。
さっそくチャレンジしたが、日頃の習慣とは恐ろしいもので、
20時以降にも起き続けるということは不可能だった。
小学校4年生の頃、冬休みを前に、仲の良かった友達に
「紅白歌合戦は観るよね」と 言われ、そうか大晦日は
遅くまで起きているのが普通なのかと思い、父に直談判。
父に昼寝につき合ってもらって、なんとか紅白歌合戦を
見届け、除夜の鐘をテレビで聞きながら眠った。
あれから20年。
今は、もしできることなら20時就寝の法律を作ってほしいくらい、
睡眠には飢えている。
あんなに観たがっていた紅白歌合戦も、日本の大晦日の風物詩
という感覚を多くの視聴者が持たなくなった。私もそのひとり。
でも、もしかしたら、この広い世界のどこかに、そうやって
新年を迎える瞬間、紅白歌合戦を観て、眠らずになんとか
目を開いていたいという子どもがいるかもしれない。
あのときの私のような。
2006年、私はいつも目を開いていられただろうか。
大切なことから目を逸らしたり、心の目を閉ざしては
いなかっただろうか。
めでたいだけの新年ではなく、新しい1年を大切に
考えられる正月にしたい。
明日は、大晦日。
今年最後の1日を、丁寧に暮らせますように。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 無印良品 》
紅白まんじゅう 368円
紅4個・白4個入り
2006年12月30日
【 新年を迎えるために② -花のフラワード-】
おしゃれな お正月飾りを買って飾るのを、この時期は毎年
楽しみにしている。
無印良品やORANGE HOUSEや織部で、可愛らしい飾りや
シンプルで上品な注連飾りを買っていたのは、昨年の今頃、
一昨年の今頃、3年前の今頃だ。記憶に間違いは ない。
そして、それを1月14日のどんと祭で燃やすのが、恒例の
行事だった。
それなのに今年は、なぜか どこのお店にも素敵なお正月飾りが
ない。 私が出遅れたり見過ごしたりしているのか、それとも
クリスマス商戦ほどの売り上げにならないから取りやめに
なったのかは、判らないが。
だいたい、クリスマスまでの盛り上がりは凄まじいが、
クリスマスが終わってお正月を迎えるまでは、ほんとうに
呆れるほど盛り下がっている。
クリスマスで全てを消耗してしまったかのように。
なんだか こういうのって格好悪いと思う。
全ての騒ぎはお店先行、目先の利益優先、なのは歴然。
このままいったら、近い将来、日本の数少ない子どもたちは
お正月はお年玉を貰って、福袋を買うために並ぶ行事なのだと
誤解するのではないだろうか。

今回、お正月飾りは、フラワーアレンジメントで代用。
こんなに素敵なのに1575円! 安い!
ときどき水をかけて乾燥を防いでください、というアドバイスが
有り難かったが、これでは どんと祭までに枯れてしまうだろう。
どんと祭で燃やす物がないなんて、こんな年がくるとは思わなかった。
1月2日には、墨を擦って書きぞめに励むかな。
どんと祭で書きぞめの作品を燃やすと字が上手になるというから。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 花のフラワード 》 1階
お正月用アレンジメント 1575円
2006年12月30日
【 新年を迎えるために ① -大内屋-】

新年を迎えるために、日本中のあちこちで慌ただしく
準備しているであろう時期。
いや、もうすっかり準備万端整って寛いでいるだろうか。
少なくとも私は、まだまだ慌ただしい。
元来 のろまな方なので、忙しく動いているより じっとして
ぼーっとしていることの方が多い。この期に及んでも。
部屋の片づけを中断して、今日は下着を買い込んできた。
幼い頃、「この下着はお正月に着る物だからね」と、母に
新品を箪笥に入れてもらった思い出がある。
ほんとうならば、新年に備えて晴れ着を新調したり、新しい
洋服を誂えたりするべきなのだろう。でも、3人の子どもを
抱えて、独立したばかりの父を支えるためには、あの頃の
我が家はそんな贅沢を選択できない時期だったのだと思う。
1人暮らしを始めて、自分で自分の面倒をみるようになった。
私はそういう母の思いを受け継ぐように、新年を迎えるとき、
なにか新しいものを身につけるように意識している。
2007年の始まりも、新しい下着を身につける。
ボーナス時期に洋服をあれこれ買ってしまって、それらは
もう着てしまったから“新しいもの”ではない。
だから今日、新年のために、新しい下着を買ってきた。
古い下着は今日と明日の分以外は、全部 捨てた。
下着なんて、自分と ごく限られた人の目にしか留まらない
ものだから、そんなに気にかける必要は ないという考えも
あるかもしれない。でも、幼い頃、母が、「どんなにお金が
無かったとしても、下着だけはきれいなものを身につけるのが
嗜みなのよ、見えないところにも心を配ることが大切なの」と
言っていたのが、私の記憶にずっと残っている。
そのときの母は、“母親”というより、“大人”の顔をしていて
なんだかいつもよりずっとずっと強く凛々しく見えた。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 大内屋 》 1階
2006年12月23日
【 日本を、楽しむ。 】

今日の朝ごはんは、冬至かぼちゃ。
昨日は冬至だった。
1年でいちばん昼が短いという日。
この日を境に、また だんだん日が長くなってゆく。
冬至には柚子湯に入り、冬至かぼちゃを食べると良いとされる。
(風邪をひかない、とか。)
子どもの頃、母が当たり前のようにやっていた季節毎の行事が
私の中にも確実に しみ込んでいるようで、昨夜は夕食+冬至かぼちゃ。
でも、まだまだうまく分量を考えて準備することができず、
食べきれなかった分を今朝の朝ごはん代わりにしたというわけ。
私は、例えば‘英語が堪能であること’よりも、‘美しい日本語を
話せること’のほうがかっこいいという価値観をもっている。
‘お勉強ができること’よりも‘きちんと生活できること’のほうが
大切だという価値観。‘毎日 季節感のない豪華な食事をすること’より、
‘質素でも良いから季節感を味わえる食事ができること’のほうが
素敵だという価値観。
もちろん、英語が堪能だったりお勉強ができたり、しょっちゅう
豪華な食事ができるような経済力があったら、それはそれで、
生きていく上で便利だと思う。東大卒のリッチな外交官なんて、
それだけでちょっと羨望のマナザシ。
でも、それは今の私にとって‘現実’では ないわけだから、目指す
‘私’を堅実なところに、置きたい。
日本に、日本人として生まれたからには、日本を楽しみたい。
だから、いわゆる『ふつうの日本の』季節行事を、私はとても
大切にしている。 たぶん、クリスマスやヴァレンタインデイよりも。
今日は、18時から宴会開始の、職場の忘年会。
忘年会という集いも、たぶん日本の年末の風物詩。
でも、その前にしっかり今日も無給の休日出勤。
ワーカホリック(敢えて英語)も、日本ならでは、の ものだろうし。
(苦笑)
2006年12月22日
【 思い出のシャンパン -KALDI-】

今の恋人と過ごす冬は、4回目。
初めて過ごしたクリスマスイヴから、毎年 イヴの夜は私の部屋で
私の手料理とシャンパンで乾杯している。
今年は、どうなるだろうか。
建設関係の仕事をしている彼は、今の時期が追い込みらしく
その日の夜に仕事が入るかもしれないのだとか。
(浮気とかそういう可能性は、この際 敢えて考えないようにして)
2人で過ごす初めてのイヴ、私の記憶に間違いがなければ
SELVAには酒屋さんがあって(あるいは酒屋さんが一時的に出店していて)、
仕事帰りにそこでシャンパンを買ったように思う。
銘柄は、『パイパー・エドシック』と『モエ・エ・シャンドン』。
どちらも、それほど値が張るわけではないが飲みやすく美味しい。
『パイパー・エドシック』は、フランス王室をはじめとする、
幾つもの王室の御用達であるだけでなく、マリリンモンローが
愛飲したものとして知られている。最近だと、カンヌ国際映画祭の
公式シャンパンとして採用された。
『モエ・エ・シャンドン』はフランス最大手のシャンパーニュハウスで
造られている。あの『ドンペリニョン』を造っているのが、このメゾン。
でも『ドンペリ』よりお手頃価格だから、手を出しやすく、そして
飲みやすい。シャンパンの中では辛口といわれる位置にあるけれど、
わりと甘めなので女性にも好まれやすい味だ。
今は、もうSELVAには酒屋さんは無い。
明日の忘年会の二次会のために、KALDIでシャンパンを買った。
思い出の『パイパー・エドシック』は売っていなかったから、
『モエ・エ・シャンドン』だけを買った。
明日の忘年会は、これで盛り上がろう。
それにしても。
恋人と初めて乾杯して飲んだシャンパンは『パイパー・エドシック』
だったから(『モエ』は、『パイパー』の後に飲んだ)、それがSELVAで
売っていないのは、ちょっと悲しい。
忘年会の帰りに、どこかの酒屋さんに寄って探そう。
明後日は、クリスマスイヴ。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 KALDI 》 1F
モエ・エ・シャンドン 4000円
ブリュット・アンペリアス
今日は、ワインを2本以上購入すると10%OFFに
なるサービスを実施中だった。

ドラマティックなデザインのキャリングケースに
入っていた。 黒地にキラキラのラインストーンが
夜空のようで。
2006年12月21日
【 プレゼント交換の、プレゼント 】
今夜は久しぶりにSELVAへ。
忙しさの合間を縫って、閉店時間を報せる館内放送を聞きながら。
職場の忘年会は、県内の某高級旅館で1泊。
週末の‘その日’に備えて、プレゼント交換用のプレゼントを
買いに行ったのだ。
幹事からは『1000円程度のものを!』と、朝の打ち合わせで連絡
されたけれど、いざ買いに行くと、なかなかコレというものに
出会えない。
誰が受け取るか判らないものを買うというのは、実に悩ましい事件。
受け取る相手を思い浮かべることができないのだから。
職場でも、ウケを狙うか? 真剣に選ぶか? という会話が交わされ
結局 誰も答えを出さないまま終わった。
でも、こういう場合、真剣に選んでも、受け取った相手によっては
好みとは かけ離れたものであったりして、喜んで貰えない可能性の
ほうが高い。 無難なものを買うに限る。
いつもお世話になっている上司から「悪いけど俺の分もついでに買ってきて」
と 5000円 渡された。驚いて訊くと、「俺の分と、お前の分と、あとはお駄賃」。
いわゆる‘パシリ’は面倒だけれど、彼のこういう気配りが、憎めない。
いつもお世話になっているから、これくらいのお使いなら、全然 構わないのに。
結局、織部で2000円分、湯呑み2客と急須とお揃いの皿を買った。
これは上司の分。

そしてスタバで2200円の保温機能付きのタンブラーを買った。
これは私の分。

『1000円程度のもの』という規定からは外れてしまったけれど、これで
良いと思う。 だって、楽しい忘年会の席なのだから。
スタバでは、商品を包むまでの間、コーヒーの試飲を勧められた。
スタバでは、通好みの香りがするコーヒーも多く売られているが、今日の
コーヒーは飲みやすい一般的な香りと苦みが印象的だった。
テイスティングカップが可愛らしくて、思わず持ち帰ってきてしまった。
2006年最後の日に向けて、カウントダウンが始まっている。
明日も、仕事は山積している。
たくさんの仕事に埋もれながら、明日も走り回ることになる。
心に余裕をもてずにいた ここ数日だけれど、閉店間際の人混みに紛れることで
ちょっと気分転換ができた。
明日も、がんばろう。
空になったテイスティングカップの縁を噛んで、自分に言い聞かせる。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 STARBUCKS COFFEE》 1F
《 織部 》 4F
2006年12月14日
【 恋する和歌 -八文字屋書店- 】

京都の清水寺で、“2006年の漢字”が発表され、
森清範貫主が揮毫したというニュースが報道されたのは
もう一昨日のこと。
ついさっきのニュースのような気でいたから、改めて
“師走”のことばを実感する。
このニュースが流れると、ああ もう今年も終わりか・・・と
いう気持ちになる。
“2006年を象徴する漢字”は『命』だそうだ。
秋篠宮悠仁さまの ご誕生や、いじめによる相次ぐ自殺など
確かに『命』について考えさせられるニュースの多い
1年だった。
さて、私は“ことば”に関わる仕事に就いており、
いろいろな意味で『ことばには命がある』と考えている。
ことばには力があるという意味で、だ。
その昔、“言霊信仰”というものもあったし、人の気持ちを
良くも悪くもさせる“ことば”は大きな影響力をもつ。
大学では現代文学(小説)を専攻していたが、卒業してからは
中古(平安)以降の短歌にも興味が湧き、折にふれて歌集を
読むなどしてきた。
わずか三十一音に世界を歌うということは、それだけ
濃く、ひとつひとつのことばに思いを込めるということだ。
しつこくことばを重ねて思いを告げることは、ある意味で
たやすいけれど、限られたことばで思いの丈をぶつけると
いうのは、相手に伝わるか伝わらないかという点で、とても
テクニックの要ることだと思う。
ことに、通信手段の乏しかった昔は、和歌が男女の愛を
紡ぎ繋いだのだから、どれだけのテクニックが必要とされて
いたことか。
今日、八文字屋で手にしたのは、今年 脳トレとともに
大流行した‘鉛筆で書く(なぞる)’タイプのもの。
うっすら印刷された“奥の細道”を鉛筆でなぞるものが
発売されたときは随分と大騒ぎされたけれど、二番煎じ、
三番煎じが続くたびに、マスコミの気にも留められなくなった。
かくいう私もその一人だったのだが、この古今・新古今和歌集に
ついては飛びつかずにいられない。
まずは、開いてながめて、目をとじて味わって・・・
慌ただしい年末年始、ふっと一息つきたくなったら、鉛筆で
なぞろうと思う。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《八文字屋書店》 5階
えんぴつで書いて読んで恋する和歌
古今・新古今和歌集 1400円+税
2006年12月04日
【 ワイヤーのクリスマスツリー 】

父方の祖母はクリスチャンで、毎週日曜日は教会に行く。
私の父は、人様に迷惑をかけないのであれば誰がどんな
信仰をもっても寛容だが、正月には商売繁盛祈願で神社に
詣で、盆にはお世話になった親戚の眠る寺に墓参りに行く。
つまり、クリスチャンではない。
ただ、長男として母に気を遣うことは多々あるようで、
私も幼い頃は日曜学校(日曜日の礼拝)に行っていた。
通った幼稚園も、高校も大学もミッション系だが、父と
同じく、私もクリスチャンではない。
しいて言うなら、八百万(やおよろず)の神を・・・ということになる。
いわゆる、一般的な日本人の信仰のタイプ。
でもクリスマスが近づくと心がはやるのは世間と同じ。
そんな気持ちを大事にするということなのか、実家では
毎年12月になるとすぐクリスマスツリーを飾った。
父が 出がけに母に、(でも子ども達に聞こえるように)
「そろそろクリスマスツリーを出しなさい」と言った日が
飾り付けの日だった。
明らかに作り物の、簡素なツリーではあったが、両親の
愛がこもったツリー。いちばん下の妹が高校生になるまで
毎年 登場していたが、あれはどこにいったのだろう。
今は私も実家を出て(近所に)ひとりで暮らしているし、弟も
就職して札幌に赴任した後、今は異動で東京勤務の神奈川
在住。妹も、群馬の短大を卒業して東京で働いている。
子どものいない生活となって、実家にクリスマスツリーが
飾られることはなくなった。
季節を愛でる感性を叩き込まれ、私も この時季はひとりの
アパートにクリスマスを演出する。
このアパートでひとり暮らしを始めて最初の冬は、玩具店で
買った緑色の大きめの(ファミリー向けの)クリスマスツリーを
飾ったが、場所をとるのと大人のひとり暮らしには似合わない
気がして、一昨年からはワイヤーのミニツリーを飾っている。
イトーヨーカドーで ひとつ105円で買ったワイヤーツリー。
安価なもので、普通なら ひと冬使ったら捨ててしまうような
ものだけれど、何となく捨てられずにいる。
恋人と行った買い物のついでに見つけたものだからなのか、
私の貧乏性からくるものなのかは、わからないけれど。
まずは、暫定的に窓辺に。
部屋の中が暖かくて、だいぶ結露が気になるけれど、まぁ
それは置いておいて(苦笑)。
REAL SIMPLEの付録の手帳をとりあえず台にしてみる。
(相変わらず手帳を活用できていない私・・・)
カーテンを閉めてしまうと見えなくなってしまうのだけれど、
外に出て、見上げるとちょこんと見えるという仕掛け。
朝、車に乗って出勤する前に見上げては、にやり。
いずれきちんと自分にも見えるようにセッティングしなければ。
2006年12月03日
【 アラジン ブルーフレーム 】

とうとう師走。
センセイも走り回るという忙しい12月。
12月始まりと同時に解禁したいくつかのことがあるが、
そのうちのひとつがストーブ。
そういえば昨夜23時過ぎに仙台に初雪が降ったとか。
今日の日中も、ちらほらと風花が舞った。
11月までは、ホットカーペットとエアコンの暖房機能で
暖を取っていた。
どちらも安全で優秀なのだけれど、暖房効果は いまひとつ。
でも早いうちからストーブに頼っていては、厳しい冬を
乗りきれないから、毎年12月までストーブを出さない。
我が家のストーブは、アラジン社製。
実は転居当時は石油ファンヒーターを使っていたのだけれど
灯油代と電気代がダブルで家計を圧迫してきたので、昨冬
切り換えた。
原油価格高騰により灯油代が高いとニュースで言っているけれど、
だからといって ここ東北では、1滴も買わないというわけにも
いかないと思うので、今日は敢えて、電気と灯油、どちらが
お得?ということには目を瞑ろう。
アラジンのストーブには幾つか種類があるのだが、やはり
有名なのはブルーフレームだろう。
円筒型のデザインに、青い炎。
マイナーチェンジは続いたが、とても歴史あるストーブ。
日本では、昭和32年に、ベンツなどの高級車を輸入販売する
ヤナセが輸入を始め、いわゆる(当時外国産車を買えるような)
お金持ち家庭で愛用され始めるようになったとか。 そして、
暮らしの手帖社が、当時 販売されていた全部の石油ストーブの
商品テストを行なったところ第一位の評価を受けたことで
脚光を浴びるように。
私の父は若いとき東京に住んでいたため、流行りモノについての
情報にも、良いモノについての情報にも当時から詳しかったらしい。
欧州車関係の仕事をしていたりすることもあって、アラジンの
ストーブの良さにふれるのも早くて、私が幼いころには既に
モスグリーンの色のブルーフレームがあった。
それだけではなく、もう今では輸入されていない反射式といわれる
タイプのアラジンのストーブ(ネットオークションではプレミア付で
高価)も最近まで現役だった。
多感な時期、アラジンのストーブを愛用し続ける両親のことが
私は理解できなかった。
皆の家のような、ファンヒーターやらオイルヒーターのような、
‘新しい’物だけを使ってほしい、と思っていた。
電気ストーブはあったけれど、我が家のメインはアラジンのストーブ。
古い物を使い続けるより、次々に新しい物に買い換えて、古い物を
使い捨てるほうが かっこいいと、思っていた私には不満だった。
でも、今なら理解できる。
きちんと作られた“良いモノ”を、丁寧に大切に使っていくほうが、
ずっとずっとかっこいい。
だから、私は今、クリーム色のアラジンのストーブを使っている。
ファンヒーターのようにボタンひとつで点火できるわけではないし
タイマーをセットして、希望時刻に自動点火するような機能もない。
シーズンオフの片付けも、ちょっと手間がかかる。
相当な、アナログのストーブ。
でも、ハイテクじゃない分、芯を取り替えれば長く長く使い続けられる
ということを、日本に持ち込まれた昭和32年からの歴史が物語っている。
空気も汚さないし、ニオイも気にならない。
上にヤカンを乗せればお湯も沸くし、加湿器代わりにもなる。
地震などの際は自動消火装置が働くから安心。
ただ、ちょっとだけ値段が高い。
ファンヒーターは1万円もあれば買えるけれど、ブルーフレームは、
3万円をゆうに越える。
でも、これから活躍する長い年月を思えば、気にならないかな。
昨冬、初めて見たアラジンのストーブを‘だるまストーブ’と呼んで
あまり良い見方をしていなかった恋人も、想像以上に部屋を暖める
機能性に驚いていた。 そして、シーズンが終わる頃には、率先して
火をつけていた。 ちょうど良く青い炎をつけるコツを身につけるまで
ちょっと時間がかかったけれど、火をつけるという作業を楽しむかのように
ストーブに向かう彼の背中は、それだけで暖かそうだった。
もし、ストーブの購入を考えている人がいたら、ぜひ、候補のリストに
加えることをお薦めしたい。
SELVAでは販売していないと思うのだけれど・・・
Milk Tea HouseかTIME&TIDEあたりで販売しないかしら。
もし、もう一部屋ある住居に引っ越すとしたら、きっと買うと断言
できるくらいの、逸品だから。 (引越の予定は未定だけれど)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
芯の部分をきちんとお手入れすれば、青い炎が出るのですが
私のお手入れ不足と、写真を撮るために急いで移動してみたら
自動消火装置が働いてしまい、画像の炎は青より黄色が目立って
います。
2006年11月21日
【 クリスマス気分のコースター -ORANGE HOUSE-】
まだ11月だというのに、SELVA店内は、すっかり
クリスマスの装い。
クリスマスカードやプレゼントや部屋のデコレートは
12月になってから準備するつもりでいる私。
例年、クリスマス気分は12月1日から、と決めている。
クリスマス気分を盛り上げるために、あえて11月中は
静かに過ごそうという魂胆。
だから、素敵なデザインを見つけても、見なかったふりを
決め込む。
ところが、ついついクリスマスデザインのコースターを
買ってしまった。
クリスマス限定でしか使えないデザインではなく、冬を
通して使えるようなデザインのものも売っていたのだが、
こういう小物は思いきりクリスマス気分満喫なデザインでも
良いと思っている。この程度なら部屋の雰囲気を壊したり
しないから。




私の実家では、コースターを使うことは あまり無かった。
コースターというものに、それほどなじみは無かった。
それが、今ではちょっとしたコレクションと言えるくらい
買い集めてしまっている。
コースターをついつい買いまくってしまうのは、きっと、
ひとり暮らしをしてキッチンウェアを自分の好きなように
コーディネートできるようになったのと、ひとりで居ると
カップがテーブルに当たる音すら気になってしまうような
時があるから。
我が家は5人家族で、両親と弟妹と私、という家族構成。
だから家のどこかで、誰かがたてる音があった。
その音があるから、カップがテーブルに乗る瞬間の、
こつん、という音は全く気にならなかったのだ。ところが
ひとり暮らしというのは、自分がたてる音を、いちばん
近くで、しかも自分だけが聞くわけだから、神経質で
刺々しい気分の時はそんな些細な音すら気になるのだ。
このコースター、自分なりのオキテに則って12月になってから
使い始めようと思う。
こんな可愛らしいデザインだもの、活かさないテは、ない。
シンプルな白いマグの下に敷いて、クリスマス柄を楽しみながら
温かい飲み物を味わおうと思う。
1ヶ月と3日後は、クリスマスイヴ。
今年も、あと40日ほどで終わるのかと思うと、途端に寒さが
身にしみる。
サンタクロースには、“今年”を素敵なまま終えられるように、
お願いをしよう。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 ORANGE HOUSE》 4階
クリスマスタイムコースター レッド・グリーン
クリスマスノエルコースター グレー・クリーム
各210円
2006年11月20日
【 ニットのバッグ -無印良品-】

ずっと狙っていた、というか買おうか悩んでいた
バッグを、とうとう買ってしまった。
無印良品のニット素材のバッグ。
子どもの頃 母が編んでくれたセーターのような
模様のバッグ。
着る服を選ぶかもしれないし、この年齢になって
持つべきバッグじゃないかもしれない、という思いが
交錯して躊躇していたが、着る服を選ぶというのなら
バッグに似合うコーディネートをすれば良いのだし、
持つ物を年齢によって制限するなんて、なんとなく
年齢に縛られている感があって、口惜しい。
立派な大人といわれる年齢になったからこそ、自分の
好きなものを持ちたいと思った。
女子大時代や証券会社勤務時代は、海外ブランドが
大好きだった。財布もバッグも名刺入れもキーケースも
ひとつのブランドのラインで統一し、手帳は毎年のように
買い換えた。まるで、何かに取り憑かれでもしたかのように。
ブランドという鎧のなかに自分を押し込めて、ブランドの
価値が自分の価値なのだとすら思い込んでいた。
ほんとうの自分が、どれだけ小さく無力な存在なのかも
知らずに。
年齢を重ねて、仕事でもプライベートでもたくさんの経験を
重ねて、だんだん自分らしさが判ってきたときに、私は
ブランド物で着飾るのをやめた。
ほんとうに大切な、思い入れのあるものだけを手元に残して
あとは全て、人にあげたり捨てたりした。
ブランドの名前で判断して買い物をするのではなく、自分が
持ちたいと思うデザインや、分相応な価格のものを選ぶように
なった。
今日 買ったバッグも、あの頃だったら全然 欲しいとは
思わなかっただろう。
デザイン云々ではない、“ブランド物ではない”という理由だけで。
昨日は初霜がおりた。仕事に行こうと外に出たら、車のフロント
ガラスは、真っ白だった。
今朝は雨が降っていたけれど、吐く息は真っ白だった。
雪の結晶のような模様のバッグが相応しい季節だ。
まずは明日、試しに仕事場に持って行こう。
ハードな火曜日に少しだけ、楽しみができた。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《 無印良品 》 4階
ジャカードバケツトート(グレー) 3045円
タテ19cm×ヨコ36cm×マチ18cmで、お仕事用
というよりは、プライベートに持ちたいバッグ。
でも、敢えて、出勤時に使うことで、気持ちが
ぽかぽかとあたたかくなりそう。
2006年11月06日
【 30歳の千歳飴 】

千歳飴を食べたことが、無い。
私の記憶に残っている七五三は、たぶん3歳のとき。
“いかにも七五三用”の真っ赤な着物を来て、どこかの
神社に、両親と母方の祖父母と、叔母(父の妹)と参詣に
行った。 鳩がたくさんいて、そこに数歩 近づくと、
大きな羽音をたてて鳩が飛び立った。
7歳のときは、七五三の着物を着なかった。
その頃 神社に行ったという記憶も、ない。
5歳下の妹が入院することが多かったので、それどころ
では なかったのだと推測される。
千歳飴は、幾度か手にすることがあったのだが、母に
「虫歯になる」と取り上げられ、食べたことがない。
私は一人目の子ということもあって、両親は だいぶ
神経質に育てたように思う。
たとえば、乳幼児のころ、大きな音を聞いてばかりいると
耳が悪くなる、あるいは 敏感な聴覚をもてない、という
話をどこからか聞きつけた母は、私が乳児のころは、
掃除機をかけなかったそうだ。 お茶殻をまいて掃き、
固く絞った雑巾で何度も拭いたと言う。 そのお陰なのか
どうかわからないけれども、確かに私は、一度 聞けば
楽譜がなくても その曲をピアノなどで再現できる。
外国人の先生に幼い頃 習った英語は、文法は ともかく
発音はネイティヴのそれに遜色ないと、大人になってから
カナダ人とアメリカ人に褒められたことがある。まぁ、
お世辞半分だろうが。
閑話休題。
とにかく、そんな状態だったので、母は食品添加物や
塩分・糖分の摂取にうるさく、縁起物だというのに、千歳飴すら
食べずに私は育った。
連休2日目。
やっと会えた恋人と夕食の材料を買いに行ったショッピング
センターで、私はレジ脇の千歳飴を凝視する。
「ねぇ、千歳飴って、どんな味か知っている?」
恋人に訊くと、「知らない、食べたことないから」と素っ気ない。
連休3日目。
夕食の材料を買いに行った昨日とは別のショッピングセンターで
再び見つけた千歳飴を手に、原材料などを見ながら味を想像する
私を見て、恋人が買い物かごに千歳飴を入れてくれる。
「あんなに食べたがっていた千歳飴、食べてみたら?」
帰宅してから、彼は、面白そうに私に言う。いつもなら、食事前に
お菓子を食べたがる私を戒めているくせに。
30歳にして初めて食べた千歳飴は、思っていたよりずっと
素朴な甘さ。 外国の砂糖で作ったキャンディというよりは、
和三盆などの、日本の砂糖や米でつくられた飴、という感じ。
外袋には“三本入り”と記載されていたのに、開けてみたら
折れて6本になっていた。 七五三、7+5+3=15。
倍の数、30歳になっている私のために、千歳飴も倍の本数に
なっていたのかもしれない。
11月5日は、私の、千歳飴記念日。
遅ればせながら、もういちど、七五三。

2006年10月31日
【Halloween考 -TAVOLOZZA-】

ふと寄った食彩館で見つけたババロア。
可愛い!と思って見とれていたら、店員さんに
話しかけられて変にドギマギ。
思わず立ち去ってしまった。
それなのに、やっぱり、どうしても気になって
もと来た道を引き返して、GET。
こういう季節モノに私は弱いのだ。
私が通っていた幼稚園は、当時としては随分
先進的なところだった。
今では珍しくも何ともないが、外国人の先生に
直接 英語を教わったり、アメリカの習慣を
知ることができたり。
施設も、飼っている動物も、ほかの幼稚園とは
一線を画していた。
私が幼稚園児だった25年ほど前は、ハロウィン
なんて知られていなかった。
少なくとも、当時の泉市(現在の泉区)にハロウィンを
持ち込んだのは、この幼稚園だといっても過言では
あるまい。(たぶん)
10月は幼稚園バスもおばけや蜘蛛の巣で飾られ
幼稚園で習う歌も、英語の歌は殆どハロウィン
関係のもの。
私が通う幼稚園だけがハロウィン月間だった。
今でこそ、“ Trick or treat ! ”や“ I’m scared ! ”
なんて会話、別に目新しさなんて無いし、
仮装行列を見ても、「あぁ、ハロウィンね」ぐらいの
リアクションだろうが、当時は好奇の目で見られた
ものだ。わずか20数年で定着したハロウィンを
もとに考えると、そのうち、いつか、日本でも、
サンクスギビングデイが祝日として扱われる日が
来るかもしれない。
そもそも、季節行事は大好きな私。
その季節の恵みに感謝して、季節の移ろいを楽しむのは
贅沢の極みだと思っている。
だから、外国のお祭り事が、全然 縁もゆかりもない日本に
やって来るのにも寛大なつもりだが、その分、日本古来の
伝統や季節を味わう精神も、大切にしたい。
明日から11月。霜月。
結晶の形から、六つの花と呼ばれるのが、雪。
霜は三つの花という。
出雲に出かけた神様も帰ってくる11月。
寒さは増すけれど、何か良いことも起こりそうな
予感すら、する。
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11/1 追記
10月は、全国の神社の神様が会議のため
島根県の出雲大社に集まるので各地の神様が
地域からいなくなる、ということで「神無月」という
異名があります。
会議を終えて、11月になると神様たちは
各地の神社に帰ってきます。
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▼かわいらしいTAVOLOZZAのポイントカード

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《TAVOLOZZA》 1F
ババロア ・・・たしか367円くらい???
2006年10月28日
【真っさらな、カレンダー -無印良品-】
恋人の妹が、今日、結婚する。
県北の海辺のまちで。
そして、そのまちで、暮らす。
5つ年下の末妹の結婚に、彼はここ1ヶ月ほど
ナーバスになっていて、それこそ「花嫁の父」状態。
いつも強気で、ボケる私にガンカン遠慮なくツッコミを
入れるような彼の そんな姿が可笑しくて、私は わざと
その話題を口にしたりした。
姓が変わって、新しい自分に生まれ変わる彼女は、
今どんな思いでいるのだろう。
そして、巣立ちゆく妹を見つめる彼の目には何が映って
いるのだろう。
大切に大切に育てた娘を嫁がせる両親は、娘の晴れ姿に
何を見ているだろうか。
学生時代は、恋の延長線上に結婚があるのだと思っていた。
年齢とともに、いくつかの恋をして、結婚を考えることも
無かったわけでは無いけれど、そのたびにいろいろな言い訳を
して、結局 「結婚」を選択することができなかった私。
今では、「わたし」の真ん中に「仕事」があって、恋も、友情も
二の次になっている気がする。 数年前までは、いちばん
大切だったはずの「恋愛」が、自分のなかでウェイトが減って
いることに気づいたのは、いつだっただろうか。最近では
仕事が優先で、恋人と会う時間さえ捻出できなくなって
しまっているありさま。
周りの友達が結婚するたびに、結婚について考えたりもしたが、
なかなか自分のこととしては、とらえられない。
これから先、私が結婚を現実のものとすることがあるかどうかは
わからないけれど、とにかく今は、夢や、抱えている仕事や責任の
あれこれを全うして、今の暮らしを大切にしてゆきたい。
恋人の妹が、新しい生活のスタートを踏み出した この佳き日、
来年のカレンダーを買うことにした。
自分に必要なことと、必要じゃないことを明確にして、消去法で
考えた結果、やはり無印良品。
図らずも今年使っているのと同じものになってしまったのが、
何とも私らしい。 今年の選択が間違いではなかったということか。
まだ真っさらなカレンダーに、来年は どんな色がつくのだろう。
仕事は? 恋は? どんなことに喜びを感じているのだろう?
純白の花嫁の幸福にあやかって、新しい1年に思いを馳せる。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《無印良品》 4F
バガスペーパー
カレンダー・大 630円
2006年10月22日
【紺色のミトン -Milk Tea House-】

子どもの頃、といっても、幼稚園に入る以前の頃。
毛糸の真っ赤なミトンを使っていた記憶がある。
左右のミトンは、同素材の紐で結ばれて、
片方だけ無くなってしまうという悲しいアクシデントが
起こらないように工夫されていた。
今になって思うとそれはとても愛らしいミトンだけれど、
当時は、子どもっぽい感じがして嫌だった。
五本指に分かれた手袋が欲しかった。
充分すぎるくらい子どもだったくせに。
大人になって、女らしい細身の手袋や、実用性に
富んだシックな毛糸の手袋など、自分の好きな
デザインの手袋を買えるようになったが、地下鉄での
通勤から、自家用車での通勤に変わったのをきっかけに
あまり手袋は使わなくなった。
冬を身体で実感する機会が減ったということだ。
Milk Tea Houseで偶然 見つけた紺色のミトン。
あっと懐かしく思って手に取ってしまった。
同型でアイボリーもあったけれど、2年前に買った
紺色のピーコートに合わせることを考え、紺色を
買うことにした。
真っ赤なミトンから二十数年経って出会った紺色のミトン。
仕事や恋や人間関係で悩んだりして、そのたびに、より楽に
生きていくための余計な知恵がついていった。もうあの頃の
純粋さは失ってしまったけれど、真っ白な雪が舞う日には
このミトンをはめて歩きたいと思う。
真っ白な雪に洗われて、すこしはピュアな自分を取り戻せる
かもしれない。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
《Milk Tea House》 4F
アロウミトン ¥2100
ネイビー
2006年10月17日
【 カレンダーが、カレンダーであるために 】

カレンダーの条件
① 白を基調としていること。 ただし紙自体にツヤがあってはいけない。
② 余計な色が使われていないこと。
③ 1ヶ月が1ページに印刷されていること。 2ヶ月が1ページに印刷されているものは却下。
④ 大きすぎず、小さすぎないこと。
⑤ 土日が右側にくるようにデザインされていること。
⑥ 土曜日は青、日曜や祝祭日は赤で塗り分けされていること。
今年も、あと2ヶ月強で終わる。
八文字屋のCD売り場側には、来年のカレンダーが
たくさんディスプレイされている。
さまざまなデザインのカレンダーをひとつひとつ
見て、その美しさやユニークさに感動してしまう。
部屋が1つしかないので、カレンダーは1つしか
買わない。
カレンダーを買うにも、上記のような条件があるので
なかなか、コレといったものに出会えない。
昨年と今年は、無印良品のカレンダーを使った。
ただし、昨年は条件の⑤と⑥が当てはまらなかった。
仕方なく⑤については妥協し、⑥については、自分で
色を塗った。
今年は、①から⑤の条件はクリアしたものの、やはり
⑥が叶わなかった。 今年も、自分で色鉛筆で色を
塗った。
無印良品のカレンダーは、シンプルなものが多いから
こうして自分流にアレンジしている人、きっと多いはず。
今年も、また、私はSELVAじゅうのカレンダーを
チェックするだろう。“来年”に思いを馳せながら、
売り場のカレンダーに いちいちケチをつけながら
見て廻るのだろう。でも、それは嫌な作業では ない。
むしろ、楽しい作業だ。
自分の望んでいることを自分自身で確認し、自覚する。
思うようなものと出会えなければ、妥協してみたり、
工夫してみたりする。
何でも自分の思い通りにいくなんて、却ってつまらない
ことだと思う。
‘工夫’は、生活を より豊かにしてくれるもの。
何でもない生活が、‘工夫’によって、ちょっとだけ
素敵に変わる。
どうかこれからも、‘工夫’を厭わない私でありたいと思う。
先人たちが そうであったように。
2006年09月19日
【 秋を、始める。 】
剥いた梨をガラスの器に盛ろうとして手が止まる。
ひねった蛇口から迸る水が冷たくなっていることに気づく。
見上げた空が、もっと遠くなっている。
もうすぐ夏が、終わる。
自然界の生き物たちが身支度を調えて次の季節を待つように
私もすこしずつ、夏を片付けてゆく。
昨日は窓辺の風鈴を。
今日は蚊遣り線香を。
何かの終わりが、次の何かの始まりになることを大切にできるようになったのは、
きっと最近のことだ。
終わることが寂しさだけを運んでくるわけではないことを知ったのも。
夏を片付けながら、秋の始まりを迎える。
夏を迎えたときとは違う、やわらかな手ざわりで。

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今日からブログを書くことになりました。
30歳、独身、ひとり暮らし。
なんでもない日常にある玉響を、ことばにかえてゆきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
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