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「仙台大観音」いつのまにか外国人に大人気に?その謎に迫った

 中心部の高層ビル、沿岸地域、広瀬川…。仙台市内のさまざまな場所で、ふと気付くと真っ白に輝く巨大な仏像が目に飛び込んできます。JR仙台駅から北西に約7㌔、泉区の丘陵地に立つ「仙台大観音」です。

「酔って帰宅したら、夜空に浮かぶ大観音にギョッと…」

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 とてつもないスケールの大観音は、周辺のニュータウン開発などを手掛けた企業グループの経営者が、信仰に基づいて1991年に建立したもの。高さは25階の高層ビルに相当します。

 当時は周辺住民から「景観が損なわれる」と激しい反対運動が起き、地上アナログテレビ放送が受信しにくくなる電波障害も発生しました。近くに住む市民は「酔って帰宅した時、夜空に不気味に浮かび上がる大観音にギョッとした」と話します。

 内部は12層に分かれ、多くの仏像が安置されています。エレベーターで最上階まで昇ると、展望窓からは仙台の市街地や太平洋、奥羽山脈まで一望でき、その高さが実感できます。

「不気味」「恐ろしい」イメージが払拭?

 仙台大観音を建設した地元企業は、やがて東京の中堅ゼネコンと合併し、2004年に倒産しました。同じ敷地内にあるホテルやゴルフ場は売却されましたが、バブル景気の遺産ともいえる大観音だけは真言宗智山派の宗教法人の施設として、今も仙台の市街地を見下ろしています。

 最近では、その存在がテレビ番組などで取り上げられ、外国人も訪れる観光スポットに。かつては「不気味」「恐ろしい」と悪評だった仙台大観音ですが、四半世紀の時が流れ、いつの間にか「見慣れた風景」になりつつあるようです。(佐瀬雅行=写真家)

*この記事は、ニュースサイトTOHOKU360(tohoku360.com)からの配信記事です。

(植えたばかりの苗木を見守る醸造家の北村工さん。品質が良くおいしいワイン造りに情熱を傾けている)
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