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泉区民に親しまれる、住宅街の写真ギャラリー

 仙台市泉区の住宅街に今春オープンした「アートギャラリー杜」(明石南2丁目)が、写真愛好者や地域住民の注目を集めています。宅地の一角に建つ2階建てのこぢんまりとしたギャラリーでは、宮城県内で活躍する写真家を中心とした展覧会や、地域イベントの写真の展示などを精力的に開催。カフェも併設しており、代表の二見英成(ふたみ・ひでしげ)さん(70)は「人と人との交流の場にしたい」と語っています。

(こぢんまりとしたスペースは、写真との距離が近く、ゆっくりと楽しめる)

(こぢんまりとしたスペースは、写真との距離が近く、ゆっくりと楽しめる)

大人も子どもも楽しめるギャラリー、「人や地域をつなげる拠点に」

 11月初めの金曜日の昼下がり、ギャラリーには来場者が入れ代わり立ち代わりやってきました。中には仙台市外からのお客さんもいます。この日は、仙台を拠点に東北各地の風景や人物を撮り続けている写真家・佐々木隆二さんが約40年にわたって撮影した30点余りが展示されていました。車が3台停められる駐車スペースの地面には、子どもたちがチョークで描いた落書きが。「大人だけでなく、子どもにも気軽に立ち寄って、絵を描いたり写真を見たりしてほしくて。駐車場に自由に絵を描けるようにチョークを置いたんです」と二見さん。

 ギャラリーがオープンしたのは今年4月。もとは陶芸の工房に使っていた建物を改装し、主に写真の展示ができる場に生まれ変わりました。自らも長年、旅先などで街並みや建築物の写真を撮っている二見さん。「写真の醍醐味、楽しさを感じてほしい」と話します。

 でも、二見さんがめざしているのは、ただの写真ギャラリーではありません。「ここが拠点になって、人と人とがつながり、地域にある様々な施設がつながるようにしたいんです」

(代表の二見英成さん)

(代表の二見英成さん)

来春で1周年、地域の施設に展示写真の提供も

 人々が交流を深め、街を明るくするには受け皿となる場が必要だ――。そんな二見さんの思いが込められたギャラリーは、来春の1周年まで企画がめじろ押し。今後は、「街の三十六景」と題して、地域の写真愛好者が自分の住む地域の周辺で発見した風景を切り取った写真の展覧会を開く計画もあるそうです。

地域の医療機関や薬局などを訪れた人が待ち時間に気を紛らわせられるように、展示用の写真を提供する活動もしています。「現在は5カ所で実施していますが、今後はさらに展示箇所を増やしたい」と語る二見さん。大好きな写真を通して、地域や社会を元気にしようとしています。

アートギャラリー杜の開館は、金・土・日曜を基本に午前10時~午後5時(月曜が祝日の場合も開館)。写真展などの詳細はホームページ(http://artgallerymori.org)で。

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イーストタイムズ

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