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人畜共通感染症について

こんばんは、ぴょろです(23:30でございます)

 
 
突然ですが昨日今日のニュースで
 
【コリネバクテリウム・ウルセランス感染症】
 
と言う名前を聞きませんでしたか?
ジフテリアによく似た菌の名前を冠した感染症名です。
 
福岡県在住の60代女性がコリネバクテリウム・ウルセランス感染症で死亡したと言うニュースで出てきました。
 
ニュース記事にはこの女性が
野良猫にエサをあげていた、
その野良猫がくしゃみ鼻水などの風邪のような症状があったこと、
女性が高齢(60代)だったことが書かれていました。
 
おそらくこの方は野良ちゃんにエサをあげることは日常的で、人畜共通感染症についての知識に乏しかったのかな?と推察できます。
また60代は人としてはまだまだ気持ちは活動的な年齢ですが、年齢的には高齢です。
そしてジフテリアを含む三種混合ワクチンの効果はほぼなくなっている年齢です。
 
こう言った複合的な要因が重なって残念な結果になったのかな…。
 
 
知識なくニュースだけ見ていると「猫こわ〜い!」と言う方もいらっしゃると思いますが、
猫は怖くありません。
犬が媒介する感染症もあります。
野良さんだけでなく、野生の動物たちは何かしら持っています。
このジフテリアに酷似した細菌もそうですが、
常在菌の一種ですし。
 
しかし今回の感染症は人ごみでインフルエンザに感染するよりは確率の低いことだと思います。
なぜなら予防することができるからです。
そして感染しても抗生物質を適切に服用することできちんと治ります
 
 
【予防と対策】
・自分ちの子は終生完全室内飼い
・ワクチンを打つ〈ヒトも動物も)
・動物との過度の接触を避ける
・触れ合った後は手洗いうがい
・飛沫感染もあり得るので鼻風邪のような症状を見せていることの接触はマスクも必須
・エサをあげるなら避妊去勢の費用負担や、体調不良に伴う通院投薬治療の負担も必要。
・場合によっては最終的に“おうちの子”として迎え入れる覚悟
 
 
何も知らずにニュースだけ見聞きしていると怖いと感じるかもしれませんが、
人畜共通感染症は結構身近なことなのです。
ズーノーシスという言葉も人畜共通感染症のことです。
正しい知識を持って冷静に考えることができるといいですよね。
 
また、どの野良猫ちゃんも野良生活をしたくてしているわけではありません。
野良を生み出したのは江戸時代の徳川何代目かの将軍の中途半端な号令のせいです(´・ω・`)…
 
 
60代女性には残念な結果になったわけですが、
この方のおかげで生き延びられた野良ちゃんもいたと思います。
全てを悪とせず、正しく情報の取捨選択をすることが大切だと思います。
 
どうか全ての外で厳しい生活を送っている猫ちゃんが幸せになれますように。
 
 
 
〈追記〉
ちなみによく言われる『猫風邪』ですが、
これも人間の風邪とは違います。
ウイルスが悪さをする上気道炎だと知っていて欲しいです。
また、一度完治しても体内に残り、免疫力が落ちた時に再発することもあります。
人間も水ぼうそうのウイルスが大人になってからも帯状疱疹という形で表に出てきたりしますよね?
同じような仕組みです。
 
子猫や高齢猫ちゃんが罹患すると死に至ることもあり、とても怖いものです。
 
おうちの猫さんがくしゃみや鼻水、涙、目やになどの症状があれば
様子をみないで病院へ行きましょうね。、

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Editors

アニマル番長ぴょろ

アニマル番長ぴょろ

初めまして、アニマル番長ぴょろです!

東北に移り住んで12年目、なぜか関西DNAが組み込まれたアラフォーです。

今は猫6ニャン・鳥6ピヨのママとして真剣に.時に悩みながら

毎日楽しくお世話をしています。

言葉の通じない『小さな宝物たち』の伝えたいことを、

少しでも多くの方に知ってもらえるように頑張ります!

バードライフアドバイザー3級、日本愛玩動物協会・協会会員、

ロイヤルカナン・ヘルス ニュートリション スペシャリステ

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