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コラム

「試し書き」最適な文字は何?文房具の専門家に聞いた

文房具コーナーでペンを選ぶ際、書き心地を確かめるためにする「試し書き」。ペンごとの違いを確かめるためにペンを握るものの、いざ白紙のメモ帳を前にすると何の文字を書いていいのか迷ってしまうーー。そんな経験はありませんか?

「知ってましたか?ためし書きの際は◯と◯の2文字がオススメです!」。セルバを歩いていたら、書店の万年筆の試し書きコーナーの前に、こんなポップが立っていました。試し書きに最適な文字があったなんて、と衝撃を受けた記者はさっそくその場で、同店の文房具のプロに取材交渉。「試し書き」に最適な文字を教えてもらうことができました。

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(ネタバレのため画像にモザイク処理済み)

試し書き、あなたは何を書く?

「試し書きに最適な文字」のポップを掲げていたのは、「八文字屋書店SELVA店」。試し書きというと、記者は「あいうえお」と書く派なのですが、一般的にはどうなのでしょうか。

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「『ABC』などのアルファベットや、線を書いてみる方など、試し書きの内容はお客さんによってさまざまですね」。そう答えてくれたのは、同店で文房具コーナーを担当する、店員の河野正和さん。では、試し書きに向いている文字って何なのでしょう?

「日本人は漢字を多く書くので、漢字の書きやすさが試せる文字がいいですね。そして、漢字のとめ、はね、はらいと行った要素が全て含まれているもの。さらに、縦線、横線、点が全て入っていると理想的です」

そんな漢字の要素全てを併せ持つ、文房具のプロが薦める「試し書きに最適な文字」とは……?

試し書きに最適な2つの漢字

「まず、『永』です」

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「永」。さっそく一画ずつ書くと、確かに「点」、「はね」、「はらい」とあらゆる要素の書き具合が確認できます。最後の「はらい」を書くときは、ペンの走り具合が気持ちよく確認できます。

次に河野さんが提案してくれたのは「裁」。「こちらも『永』と同じ理由で、縦線や横線、点、はねやはらいなど、漢字の要素が一通り確認できます」

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書いてみると、縦や横の線の書きやすさが確認でき、「永」より画数が多いので、細かく書き込めるかどうかや文字が潰れないかどうかも確認できました。

「永遠に裁かれる」

試し書きに最適なのは、「永」と「裁」という事実が判明しました。ペンを試す際には、この二文字を書くとよさそうです。二文字をつなげて、「永遠に裁かれる」と書くと、最適な漢字二文字も、ひらがなの書き心地も同時に試すことができてお得ですね。何だか呪いの言葉のようで、次に試し書きする人がギョッとしそうですが……。

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(送り仮名を間違える痛恨のミス)

「入学や就職のお祝いに」

ペンを購入する場合、書き心地以外に気をつけたい判断基準はあるのでしょうか。

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「ペン先の太さがさまざまなものがあるので、用途に合わせて太さを選ぶことをおすすめします。例えば小さな手帳に細かく書き込みたいなら太めのペンでは文字が潰れてしまうので、細めのものを。大きめのノートに書くためなら太めのものを、など、用途を考えてから購入するといいですね」と、河野さん。

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2月も終わりを迎え、日々の寒さの中にも徐々に春めいた空気を感じられるようになってきたこの頃。春は入学式や新学期、就職など、新しい生活が始まる節目の季節。お祝いの贈り物に、特別なペンや万年筆を贈るのも粋ですね。

河野さんは「さまざまな万年筆やペンを取り揃えておりますので、ぜひご来店いただき、お気軽にお試しいただければ。きっと特別な贈り物に最適だと思いますよ」と話してくれました。

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